ステップ9では、右側車体外部の各部品を取り付けます。ガルパン仕様への工作が四つ加わります。一つ目はステップ7でも施した牽引ホールドD22の改造、二つ目はマフラーのパーツA13の排気管の形状変更です。三つ目はスコップA2の柄の延長、四つ目は鶴嘴A3の形状変更です。
また、垂直ばねサスペンションシステムは金属製パーツです。ガイド指示では何もありませんが、私の製作においては足回りを固定するため、瞬間接着剤で接着しました。
関連のパーツ群です。
まず、指示通りに取り付けるパーツを全て付けました。牽引ホールドD22は、ステップ7でも施したようにハンドル先端のリング部分をカットして取り付けました。マフラーはいったん指示通りに組み付けてから、改造に進みました。
マフラーの排気管は、キットパーツでは上図のように短い棒状で、斜めに切れています。
劇中車においては、御覧のように斜めにL字状に曲がっています。
ランナーの隅部を利用してそれらしくカットし、ピンバイスで開口したものを上図のように取り付けました。約45度の角度で斜めに向いていますので、それに合わせました。
続いて、スコップA2と鶴嘴A3の形状修正に移りました。劇中では車体右側側面が映るシーンが少ないので、スコップおよび鶴嘴の実態が分かりにくいです。上掲のシーンが、ほぼ唯一とも言える参考場面です。スコップA2の柄がもっと長く、鶴嘴A3の形がピッケルに近いです。
劇中シーンだけでは分かりにくいので、公式設定資料図の右側面図も参考にしました。こちらの図が分かりやすいです。
スコップA2の柄をブラ材で6ミリ延長し、鶴嘴A3の片方の刃をブラ板で劇中のようなピッケル状に直しました。
修正後のスコップA2と鶴嘴A3を取り付けました。ガイド指示にもあるように、鶴嘴の外にスコップを並べる形です。外から見ると鶴嘴の柄は見えません。 (続く)