塗装前の組み立てを終えてから4ヵ月後、快晴の日に他のキットと共にまとめて塗装を行いました。
劇中車の上下2種の車体色に関しては、模型雑誌や先行作例などで様々な調色などのケースが示されていますが、芸大の絵画実習などで使われる色彩識別表やカラーチャート図をふまえて調べたところ、上図のミスターカラーの52番のフィールドグレー、43番のウッドブラウンの2種が最も近く、そのまま劇中車のカラーに通じることが判明しました。
サーフェイサーで下地をこしらえた後、52番のフィールドグレーを車体上部に吹き付け塗装しました。
続いて、43番のウッドブラウンをまず筆塗りで境界線のところから敷いてゆきました。
そして、塗り残した下部を、吹き付け塗装に切り替えて埋めました。
履帯は、28番の黒鋼色で塗装しました。
続いて、排気管および雑具箱の留めベルトを、42番のマガホニーで塗りました。ヘッドライト内部は8番のシルバーで塗りました。
履帯をセットしました。隙間が狭いので、起動輪に巻いて順に中へ送り込む形で誘導輪に巻き付け、最後に両端を転輪の上でカチッとはめて繋ぎました。
砲塔をセットしました。主砲の同軸機銃は28番の黒鋼色で塗りました。
なかなか良い感じです。車体色は劇中車に限りなく近いというか、ほぼそのままでした。
車外装備品の数々も塗りました。金属部分は28番の黒鋼色で、木製部分は43番のウッドブラウンで塗りました。
以上で、塗装の工程が完了しました。 (続く)