「リボンの武者」にてダージリンとアッサムが「ガイ・フォークス」チームとして乗り込む軽戦車ハリー・ホプキンス軽戦車です。アニメ本編にてダージリンが乗っているチャーチルは「リボンの武者」の試合には一切出ていないため、このコミックストーリーではこの軽戦車がダージリンの唯一の搭乗車として描かれます。
現存する実車の写真です。作中車のモデルはこのタイプ、左右のフェンダーが角型となっている後期生産型であろうとされています。細部を除けば見た目がほぼ同じであるため、今回の製作においてはこの実車画像を参考にしました。車体色に関しても作中車のカラーが不明であるため、この実車のカラーを踏襲することにしました。ガルパンの聖グロリアーナカーキグリーンとほぼ同じ色で、つまりはチャーチルの車体色と共通です。
組み立て工程は既に完了して、約3ヵ月ほど保管してあったのを、4月17日の晴天日に他のキット2点と一緒にまとめて塗装しました。ミスターカラーのガルパン塗料XGP03番の聖グロリアーナカーキグリーンを使用して吹き付けました。履帯は28番の黒鉄色で塗りました。
転輪のゴムタイヤ部分はポスカの黒で塗りました。
履帯を組み付けました。四つのパーツに分割して組んだ履帯パーツを、上図のように繋ぎ合わせてマスキングテープで固定し、流し込み接着剤で接着してゆきました。
履帯の取り付け状況です。上図では一ヶ所が外れていますが、これは仮組みのままの部分で、後で繋いで接着しました。
テトラークの製作時に続いて二度目の工作でした。もうこの車種の足回りは作りたくありません。あの複雑なトラス状の軸部の煩雑な作業が、夢にも出てきてうなされるほどです。
フェンダーの側面板をプラ板で作ってありますが、それを取り付けます。
取り付けました。図面ではスカート状にやや下で開く形になっていますが、上図では単に垂下しているだけのように見えます。
フェンダー後部のステーもプラ板で作ってありますので、取り付けます。
取り付け終わりました。
排気管を42番のマガホニーで塗りました。
主砲の同軸機銃、7.92ミリBESA機関銃を28番の黒鉄色で塗りました。 (続く)