豊郷駅から右に進んで、病院や福祉関連施設が立ち並ぶ中を抜け、稲穂が広がる田園地域の中を歩きました。このルートは、けいおんファンの間で「登校路」と呼ばれているそうで、道沿いの各所に飛び出しけいおんキャラ看板が設置されています。
キャラ看板のなかには位置を転じたものもありますが、上図の若王子いちごは「豊辰」さん前に健在でした。
駅に降り立ってからずっと、幸せ一杯の表情で歩いていたナガシマさんでした。夢にまで見るという聖地への「登校」が最高に嬉しくてたまらないのでしょう。
平沢唯が居る豊郷小学校校門前にて、西の方に何かを発見したナガシマさん。
そのまま凝視してスマホを取り出したナガシマさん。その視線の先には何があったのでしょうか。
さて、ついにやってまいりました、豊郷小学校です。けいおんファンの「母校」です。
旧校舎一階の廊下を歩くナガシマさん。見るもの全てが最高、と言いたげでした。
劇中に何度も出てくる廊下の景色です。走ってみたい気にもなりますが、一階には図書館や教育委員会など、豊郷町の役場機関の一部が入っていますので、静かにふるまわなければなりません。実態としては、豊郷町役場の別館として機能している、豊郷小学校旧校舎群です。
南側の昇降口つまり玄関ルームに入りました。劇中では新年度のクラス分け発表がなされていたシーンに登場している空間です。
二年になった際に秋山澪だけが別のクラスになりました。三年になった時には山中さわ子先生の「都合」でHTT全員が同じクラスになりました。それぞれの場面がリアルに思い出される空間です。
創設当時から残る貴重な備品の一つである木製下駄箱を見るナガシマさん。劇中に出ていたスチール製ロッカー式下駄箱は、現校舎へ移されていまも使われているそうです。
二階の教室空間の一つを、廊下の窓から見ました。劇中によく登場する桜高の教室の設えのモデルが、この状態です。
室内には、かつて在学した生徒たちの記念製作品とみられる絵画パネルなどが置かれてありました。右側の絵には、旧校舎も描かれています。簡略化されたような図ですが、特徴はよく捉えています。 (続く)