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「米国で今年、『13年蝉』【動画】と『17年蝉』【動画】が同時に大発生 数十億匹にも」(5月23日、ロイター)
米国で今年、周期蝉の一種「13年蝉」と「17年蝉」の発生が重なり、221年振りとなる数十億匹の大発生が起き様としている。南部ルイジアナ、ミシシッピ、アラバマ、ジョージア州では、今後数週間で第一波が来ると予想されている。
米国で今年、「13年蝉」と「17年蝉」の発生が重なる。「13X17=221」年振りの大発生。規模は、数十億匹とも言われる。
イリノイ州の蝉愛好家デニス・ヒギンズさん:「未だ始まりに過ぎない。蝉が一斉に鳴き始めると、1950年代のSF映画の様な音がする。此の小さな音の様に上下する。」。
南部ルイジアナ、ミシシッピ、アラバマ、ジョージア州では、数週間以内に第一波が来る見通しだ。蝉が地上に出る期間は、全体の0.5%にも満たない。
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大国アメリカでは、日本では考えられない様な自然災害が発生する事が、間々在る。大竜巻や途轍も無い規模の台風、数多の蝗の飛来、そして周期蝉の大群の飛来だ。
13年蝉や17年蝉の存在は結構有名だが、今回は両者の発生が221年振りに重なってしまうという事で、其の総数は数十億匹に及ぶというのだから、最早想像を絶する規模。
数多の蝗の飛来は農作物に莫大な被害を及ぼすが、周期蝉の大群に関しては、農作物への被害は考えなくて良いだろう。問題は「100デシベルとも言われる騒音や、死骸から発生する悪臭、そして路面に散乱する死骸等によって発生する自動車のスリップ事故。」が考えられる。