外食時、レジで会計を済ませている人々を見ていて、一寸した違和感を覚える事が在る。其れは、次の光景を目にした時だ。
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① 家族連れが、夫では無く、妻が支払いをしている。
② 恋人と思われるカップルが、男性では無く、女性が支払いをしている。
③ 友達以上恋人未満といった感じのカップルが、男性では無く、女性が支払いをしている。
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要は「支払いを男性では無く、女性がしているという光景。」を目にすると、一寸した違和感を自分は覚えてしまうのだ。
子供の頃、家族で外出した際、どんな場所でも支払いをするのは父親だった。母親が支払いをするのは、買い物位だったと記憶している。父親が財布の紐を握っていたとも言えるのだが、だからと言って吝嗇だった訳では無く、寧ろ何方かと言えば「宵越しの銭は持たない。」というタイプで、其れが故に父親が若くして急死した際には、貯金が余りにも無い事を知った母親が、「どうしよう・・・。」と茫然自失状態になってしまった程だし。
当時、他の家族連れも父親が支払いをしていたので、自分の中では「支払いは男性がする。」というのが、“普通の事”と感じていた。しかし近年、上記した様な「男性では無く、女性が支払いをする。」という光景を目にする機会が増えている。「女性では無く、男性が支払わなければいけない!」といった男尊女卑的思考は全く無いし、女性が支払う事が悪いとも思っていないのだけれど、何とも言えない“むず痒さ”を感じるのは事実。
①の場合、「妻が家計を確り握った方が、家庭は上手く行く。」というのが在るのかもしれない。男性は概して、女性よりも金銭にルーズな面が在るし、女性に支払いを任せておけば、貯金も増える様な気がするし。
唯、②と③の場合だと、一緒に暮らしていない限り“財布”は別だろうから、何か不思議な気がする。勿論、支払いを済ませた後に、男性が女性に支払いをするのだろうけれど、「折半で。」という事になるのだろうか?「俺の方が多く出すよ。」と態々言う位なら、最初から男性が支払いをした方がスッキリする様な気がする。「男女で飲食した際は、最悪でも男性が多く負担する。」というのが“常識”として青春時代を送った身からすると、男性では無く女性が支払いをするというのは、こういう面でも違和感を覚えてしまうのだ。
くどい様だが、男性では無く女性が支払いをする事が悪いとか言っている訳では無い。単に「昔と違うなあ・・・。」という違和感を覚えるというだけの話なのだが・・・。
其処で、皆様にズバリ聞きます!「家族や恋人等、“プライヴェートで”飲食した際、貴方の場合は男女、何方がレジで支払いをしますか?」。仕事上の場合では無く、飽く迄もプライヴェートに限定して、御教え願いたい。
家族での外食では妻が支払いをします。なにせ給料は封を切らず献上し、小遣いをいただく身ですから(笑)。
稀に小遣いで招待するときは、もちろん自分が支払いに立ちますが(笑)。
私の回りでは昔から、結婚前は男性が、結婚後は女性(妻)がレジの前に立つのが当たり前だったように思いますよ。
概して男性よりも女性の方が、経済観念は確りしているもの。ですから、夫婦の場合は奥さんが財布の紐を握る方が良いんでしょうね。家の場合は父が常に支払いをしていたけれど、記事でも触れた様に、其れが災いして父が急死した際には、貯金が余りにも少なかった事で当惑するという現実が在りましたし。
男性が女性には支払いをさせず、自分で支払うというのは、見栄という面が多分に在ると思います。少なくとも自分の場合は、そういった面が強いですし。
家計簿を書いてるし親父は車で食事や買い物に行っていたら母親が支払ってる内に車を駐車場から出して母親が支払い終わり出てきた所を拾うパターンでした
一昔前なら友達以上恋人未満らしいカップルで男性が支払ってたらミツグ君と言われてたでしょうね(今でもヤングマン達にミツグ君と言う言葉は使われてるのかな?)
透明人間様の御両親も、御母様が財布の紐を握っておられるのですね。我が家も含め、小さい頃から「父親がレジで支払う。」という光景を見る機会が殆どでしたので、「必ずしもスタンダードでは無かったんだなあ。」という驚きが。こういった事実が判ったりするので、記事を書くのは面白いです。
バブル全盛期は「ミツグ君」やら「アッシー君」やら「メッシー君」やらと、女性から重宝がられる(軽んじられる?)男性陣が少なく無かったけれど、今はどうなんでしょうね?男って基本的にアホな生き物ですから、変わらない気もしますが。
と、いう話はよく耳にしますよね。
でもこの3つの要件はすべて女の人が
済ませている、支払っているみたいですね。
これが実情ならばいかに男がお金に対して
だらしないかと、思われるか
そうとられても仕方がない
と、いう感じがします。
概してですが、男性は女性よりも金銭に関しては、大雑把という面は在るでしょうね。住宅ローンを抱えていても、奥さんに御金の管理を任せている家の方が、(前倒しをする等して)早く返済し終えるケースが多い・・・なんて話も聞いた事が在りますし。
可愛いオネエチャンを見掛けたら、気がそっちに向かってしまうのは、そりゃあ仕方無い事ですよ。自分も友人と話していた際、直ぐ横をモデル並みに綺麗なオネエチャンが横切って行き、すっかり目を奪われてしまい、友人から「話を聞いてる?」と言われて、ふっと我に返った事も在りますし。まあ此れは、イケメンを見掛けた際の女性の反応も、そう変わらないとは思いますが。
当ブログを覗いて下さっている方々の中でも、女性が支払いを担当しているというケースが殆どというのは、正直意外でしたが、同時に「最近、そういう光景を見掛けるのも、其れが一般的だからなんだなあ。」と改めて判り、凄く参考になりました。
会津藩及び白河藩等幕府の優等生の公式学問が「朱子学」で「金と云うのは蔑視すべきもの」というわけで「商」が一番下になったわけです。そして「細君」が金を管理というのも蔑視される立場のほうの者が金を管理、と。奉られる側(夫)は不浄の物(=金)を扱わぬ、と。ところが現実的に金を支配する物が強くなる。武士階級の弱体化には体面を重んじる性格と維持するために膨らんだ商人階級からの債務が理由の一つとされています。
ちなみに大河ドラマに出てくる山本兄を助けようとする京都の人々(演:松方弘樹他)の実際の正体は商人ですらない「博徒」でした(さすがにNHKはそこまで踏み込まないなあ!)。
日経の朝刊小説がNHKの大河を見越して『金で大旗本株を買った?』にまつわる物語→『清水次郎長(幕末、幕府側に味方した博徒)』物になってるのが印象深いです。
宗教に関しては大した知識が無い自分ですけれど、本等を読むとキリスト教や仏教等、「金儲け」という物を蔑む様な面を持つ宗教は、結構在る様ですね。面白いのは、「不寛容」なイメージが強いイスラム教。何でも駄目という感じが個人的には在るのだけれど、“定められたルール”に則っていれば、金儲けを積極的に肯定しているとか。イスラム教の開祖ムハンマドが、元々は商人だったというのが在るのでしょうけれど。
会津藩の人々の愚直さには、「何で其処迄、忠義立てしなければいけないのか?」と呆れ果ててしまう面も在るけれど、其の愚直さ故に、自分も彼等の話を見聞すると、涙する事が多いですね。特に白虎隊を始めとする年若き者達の話には、滅法弱いです。