ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

パ・リーグの影響小、セ・リーグは影響大

2014年06月23日 | スポーツ関連

6月21日からの「ジャイアンツvs.ホークス」の2連戦で、ジャイアンツが1勝すれば、交流戦でジャイアンツの優勝が確定する事になっていた。初戦のジャイアンツの先発はチームの勝ち菅野智之投手だったので、「(ホークスの先発)帆足和幸投手は手強いけれど、菅野投手ならば屹度、ホークス打線を封じ込めてくれる。ジャイアンツが初戦で優勝を決めてくれるに違い無い。」と確信していたのだが、帆足投手の出来が思っていた以上に良く、ジャイアンツは「1対3」で敗れてしまった。

 

昨日の第2戦、勝利したチームが優勝、引き分けの場合にはホークスが優勝という状況に変わり、ジャイアンツ・ファンとしては追い込まれた気持ちで試合開始を待つ事に。

 

開始早々、ジャイアンツ打線が(ホークスの先発)飯田優也投手を打ち崩して7点を挙げた事で、幾分気持ちが楽にはなったものの、(ジャイアンツの先発)小山雄輝投手の調子も好調とは言えず(「3ボール」になるケース矢鱈と在り、球数が多かった。)、「其の内、ホークス打線に打ち込まれるのでは・・・。」と嫌な予感も。

 

結果的にジャイアンツが「10対5」で逃げ切り、交流戦では2年振りの優勝を果たす事に。ジャイアンツの選手達、本当におめでとう!

 

交流戦自体は未だ試合を残しているチームが在るので、昨日の時点でMVPは発表されなかったけれど、個人的には亀井義行選手を推したい。今季は怪我で出遅れたものの、交流戦で復帰して以降は、攻守に亘って活躍してくれているので。

 

毎年、「交流戦で調子が良くなったり、逆に悪くなったりするチームが続出する。」と言われる。今季に関して言えば、パ・リーグは影響が「小」だったと思う。全6チーム、交流戦に入る前とそんなに勝率等が変わらないので。

 

大きな影響を受けたのは、セ・リーグのチームだろう。交流戦前は断トツの勢いで首位に在り続けたカープが、9連敗を食らうとは想像だにしていなかった。

 

「セ・リーグ6チームの中で、先発陣のレヴェルの高さは一番。」と思っているタイガースも、投打噛み合わせ今一つ良く無く、交流戦での順位(6月22日時点)はカープと並んで最下位。此れも、全く予想外だった。

 

そして、何よりも予想外だったのは、ジャイアンツの優勝だ。ファンとしてはいけない事なのだろうが、交流戦前の体たらく即ち投壊&貧打」というチーム状態を考えたら、「交流戦で、少しでも貯金が作れたら良いが・・・。」と願っていた程なので。正直、そんなに強いとは思えないのだが、「何とか彼んとか、勝ちを拾った。」という感じが在る。

 

6月15日の記事「一寸先は闇」の中で、幾つかの“予言”をした。今のカープは正に泥沼状態だが、逆に言えば、泥沼から抜け出せた時、再び物凄い力を発揮出来る可能性が在る。」としたけれど、9連敗の後のカープは、昨日に「今季初の5連勝」と、再び上昇気流に乗って来た。若い選手が主体なだけに、非常に怖い存在だと思う。

 

「タイガースの先発陣はレヴェルが高いし、優勝争いに加わるのは確かだろう。」という予言に付いては、残念乍ら“今の段階では”当たるに到っていないが、でも冗談抜きにして先発陣は良いし、一旦火が点いた時の打線は強力なので、必ずや優勝争いに加わると信じている。

 

そして「現在、最下位に沈んでいるベイスターズは厳しい状況だが、新加入したユリエスキ・グリエル選手が大活躍したら、優勝争いに加われる可能性は、ドラゴンズスワローズより高くなると予想。」に付いては、「大活躍」と迄は言えないにしても、グリエル選手が「活躍」して、ベイスターズのチーム状態は大分上がって来た。交流戦明け、セ・リーグの“台風の目”になるかもしれない。


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