勿論、例外も在るけれど、シーズン中に緊急補強した選手が大活躍する事は、余り無いのが現実。ジャイアンツが緊急補強したフアン・フランシスコ選手(27歳)も、「メジャー6年間で、本塁打48本を放った強打者。」という触れ込みだったが、一方で「三振が非常に多い選手(1,091打席で375三振→三振率:34.2%)。」という下馬評も在り、其の名(フアン)の通り“不安”だった。
来日した彼の体型を目にし、更に増した不安。腹回りが、余りにでっぷりしていたからだ。4試合(16打席)を終えた時点で「安打:3、打率:.188、本塁打:0、打点:1」というのも酷いが、「三振:9(三振率:56.2%)」というのは、懸念していた以上の酷さ。更に酷いのが守備で、プロとは思えない様な御粗末プレーを連発。
「走・攻・守」の三拍子揃った選手を獲得出来るなんて期待は全くしていないが、こんなにも御粗末な守備では、最低でも「打率:.300以上、本塁打:35本以上」は打ってくれないと厳しい。見切りを付けてしまうには、未だ未だ早過ぎるけれど、何はともあれ「もう少し真面な守備が出来る様、努力は見せて欲しい。」もの。