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「中心部熱く『月は、今も生きている。』・・・研究チーム」(7月29日、読売新聞)
「月の中心付近は熱く、軟らかくなっていると見られる。」との研究結果を、国立天文台や中国地質大等の研究チームが28日発表した。
月は約10億年前に火山活動が終わり、冷えて固まった物と考えられていたが、研究チームは「月は、今も生きている。」としている。
論文が英科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス(電子版)」に掲載された。
月は、最大で十数cm程伸び縮みしている事が、月周回衛星「かぐや」等の観測データから明らかになっている。
此の変形は此れ迄、地球の引力の影響だけでは説明出来なかったが、研究チームは、月の地表から深さ1,200~1,400kmが軟らかい状態になっていれば起きる事を突き止めた。月の半径は約1,737kmで、中心付近に当たる。
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天文学の知識は皆無に等しいが、「月は約10億年前に火山活動が終わり、冷えて固まった物。」という“常識”は、本等で知っていた。しかし、其の常識が常識では無かったというのは、目から鱗が落ちる思いだ。