「週刊新潮(3月2日特大号)」の「B級重大ニュース」という連載コラムに載っていた話だが、教育県として有名な長野県の教育委員会が、県内の小・中・高生の学力実態調査を行なったそうだ。その中に、小学校5年生を対象にした「1.4+3は?(答は勿論4.4)」という算数の問題が在り、これに対して1.7と答えた生徒が44.2%にも上ったそうで、全体的な正答率も45.9%に過ぎなかったのだとか。因みに少数と整数の足し算は、現状、小学校4年生で学ぶ事になっているそうだ。
これ程迄に誤答率が高かった理由に関し、学習指導要領の改定で「3を3.0とする表記が、教科書から殆ど無くなってしまい、学校でも教えなくなったからではないか。」とする声が多いのだとか。
具体的に言えば、嘗ては「1.7+3.0は?」という教え方をしており、これだと「整数部分の1と3を足して4、そして小数部分の0.7と0.0を足して0.7、従って4.7。」という発想(計算)が速やかに出来たのが、今の表記の「1.7+3は?」になると、「”パッと見”同じ桁数に感じられる1と3を足して4、そしてそれに0.7を加えて4.7。」という発想(計算)をしてしまうのではないかという事だ。
2003年及び2004年に、同じく当時の小学校5年生に行なわれた同様の計算では、それぞれの正答率は56.5%及び55.8%だったという事で、10%以上も正答率が下がっている事になる。この数字を一時的な低下と判断すべきなのだろうか?自分が小学校5年生だった頃に同じ調査が行なわれていたとしたら、どれ程の正答率になったか興味が在る所だが、少なくともこれ程迄に低い事は無かったのではないだろうか。
良く「学校の勉強なんか、社会に出たら何の役にも立たない。」と言う人が居るが、これは絶対に嘘とは言わない迄も、絶対に真実でも無いと思う。以前にも書いたが、「世の中には知ってて無駄になる知識等無い。」というのが、自分の経験則として在る。
必要以上に不安を煽る必要は無いが、こと学力低下に関して言えば、早急に抜本的な改革(改善)が求められると思う。現場を良く知らない官僚が、付け焼刃的な対策を決め、朝令暮改の如くコロコロ変更している様で在ってはならない。教育を受ける側の子供達が、国家の貴重な財産で在る事を常に念頭に置くべきだろう。
これ程迄に誤答率が高かった理由に関し、学習指導要領の改定で「3を3.0とする表記が、教科書から殆ど無くなってしまい、学校でも教えなくなったからではないか。」とする声が多いのだとか。
具体的に言えば、嘗ては「1.7+3.0は?」という教え方をしており、これだと「整数部分の1と3を足して4、そして小数部分の0.7と0.0を足して0.7、従って4.7。」という発想(計算)が速やかに出来たのが、今の表記の「1.7+3は?」になると、「”パッと見”同じ桁数に感じられる1と3を足して4、そしてそれに0.7を加えて4.7。」という発想(計算)をしてしまうのではないかという事だ。
2003年及び2004年に、同じく当時の小学校5年生に行なわれた同様の計算では、それぞれの正答率は56.5%及び55.8%だったという事で、10%以上も正答率が下がっている事になる。この数字を一時的な低下と判断すべきなのだろうか?自分が小学校5年生だった頃に同じ調査が行なわれていたとしたら、どれ程の正答率になったか興味が在る所だが、少なくともこれ程迄に低い事は無かったのではないだろうか。
良く「学校の勉強なんか、社会に出たら何の役にも立たない。」と言う人が居るが、これは絶対に嘘とは言わない迄も、絶対に真実でも無いと思う。以前にも書いたが、「世の中には知ってて無駄になる知識等無い。」というのが、自分の経験則として在る。
必要以上に不安を煽る必要は無いが、こと学力低下に関して言えば、早急に抜本的な改革(改善)が求められると思う。現場を良く知らない官僚が、付け焼刃的な対策を決め、朝令暮改の如くコロコロ変更している様で在ってはならない。教育を受ける側の子供達が、国家の貴重な財産で在る事を常に念頭に置くべきだろう。
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『ゆとり教育』なんて、悠長なこと言ってる場合じゃないですよね。
それに関しても、『机上の空論』なもんだから、コロコロと変わっているし。
世界的に見ても、日本は学力低下が言われていますものね。
やるべきコトをやってこその、ゆとりではないのでしょうかねぇ?
ゆとりと称して、子どもに楽させているだけじゃないの~?
・・・としか思えない私は、考え違いなのかなぁと思っちゃいます。
自分も子どもを持っている身ですが、
教育に関しては、しっかり考えた上で、
ゆとりとか何だとか言ってもらいたいなぁと思うのです。
なんだかタメ息が出てしまいます。
「学校の勉強なんか、社会に出て~」(島田紳助タレントがTVでよく言ってる記憶が自分はありますね)
という言葉に、
「単に計算ができるってだけの話じゃない、論理的に自分の考えを組み立てていく能力を鍛えるためにも、数式や方程式をしっかり学んでおく必要がある。これは理系だろうが文系だろうが、全部に共通して言えること。そのためにも数学は、脳の吸収力の高い子供のころに、しっかりと学んでおくべき(以下略)」と近著の中で答えておりました。
自分にとっても大変耳の痛い言葉でしたねえ。ただ、今の年齢になって理解できるようになったとも言えます。実際、中学レベルの数学あたりを解き始めるのは下手なクイズ番組見てるより面白かったりします。
あと長野が教育県とは買い被りです。地元のアタクシが言うのですから間違いありません(苦笑)。
いつもいつも不思議なんですが、なぜ、日本のTVはばかに焦点をあてるのでしょう?芸がなくてただの馬鹿!を売り物にしてるような人がよく出てくるし。。バラエティならまだしも、街角の高校生にカメラを向けるとき、もう10年以上前から馬鹿しかでれないのか?と思ってました。「パリはどこですか?」
パリ!あ。知ってる知ってる^ここですよね~。。」
ウゲ~アメリカじゃん~~~~(T_T)・・こんなのでも高校に入れるというその真実が怖ろしい。。
自分の馬鹿さをあっけらかんと疲労するその馬鹿さがまた、怖い!と思う今日この頃です。。
それから、世の中には、知的な人、常識があって深みのある人・・そんな人だってたくさんいるのに、TVが馬鹿ばかり写すから、日本人みんなが馬鹿であるかのようなそんな錯覚にさえおちいってしまいます。
子どもって、そういうのに、影響は・・されてないんでしょうか?
幼き頃より御笑い大好き人間なのですが、昨今の御笑いの状況には疑問を感じている部分は少なく在りません。
先日、ドリフの加藤茶氏が次の様な事を書かれておられました。
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今の(御笑いの)若い連中っていうのは会話は上手だけど、リズムが在る訳じゃない。テンポの良い言葉の遣り取りが少ない様に見えるもの。
バラエティー番組も良く見てるけど、正直、何でこんなんで笑うのかなって思う事は在るよ。笑いじゃないな、付いていけないなって思っちゃう。
厳しいかもしれないけど、何か無理やり「笑わせてる」感じ。今はスタジオの収録が殆どで、其処に入ってる御客さんも仕込みと迄は言わないけど、もう「笑う為」に来てる訳じゃない。中にはギャラを貰って来てる場合も在るし、そうなるともう客は「笑って上げよう」っていう相手だしね。
営業なんかで若手の連中とぶつかる事も在るじゃない。でもテレビじゃ受けてるのに、ステージではサッパリって事が多いんだ。御客さんも聞こうともしない。付いていけないんだよね。
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これと併せて思うのが、昔は客を「笑わせている」芸人が多かったのに、最近では客に「笑われている」だけの芸人が少なくない気がします。昔は馬鹿そうに”見せる”事で笑いを取っていても、実際にはその為に物凄く知識を吸収し、努力を陰ながら積んでいる芸人が多かった様に思うんです。でも、今は・・・。
御笑いって本当は物凄く頭を使う職業だと思っています。どんな状況下、自分がどんなに辛い状況に在ったとしても、必死で笑いを生み出す職業が芸人。だからこそ、自分は芸人という職業に尊敬の念すら持っているんです。
マスメディアが面白おかしく報じようと、意図的に”演出”している部分は在るかと思います。でも、情報に流され、自らの頭で思考する事を放棄してしまった人達も少なくない様に思え、自分もそういった面は気を付けなければと日々思っている次第です。
今の学生ってそんなに頭悪いんですか・・・(゜○゜;??
ちょっとこれは問題ですねぇ~(^^;。
でも何年前だったかな、都会の子供に鶏の絵を書かせたら、足が4本だって!
それを見た親が「正解」だって!!
俺は短期大学を一番下の成績でやっとこさ卒業したんだけど(^^;、これを見て唖然としましたよ・・・。
授業の時間を減らすとか言っていたけど、頭の中は減らさないでほしいですよねぇ~・・・。