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「2017年度に紙幣デザイン一新 5万円札登場」(4月1日付け朝目新聞[朝刊])
政府と日本銀行が2017年度に、千円札、5千円札、1万円札の各紙幣を一新する事が明らかとなった。耐久性及び偽造防止の観点から、材質は従来の三椏では無く、オーストラリアやシンガポール等で使用されている合成樹脂に変更。日本で“ポリマー紙幣”が発行されるのは初。
材質が変更される事に伴い、各紙幣の肖像画も変更。千円札は野口英世から芥川龍之介に、五千円札は樋口一葉から与謝野晶子に、そして1万円札は福沢諭吉から坂本龍馬へと変わる。
又、新高額紙幣として5万円札が発行され、肖像画には徳川家康が選ばれた。
「海外からの観光客にアピールすべく、紙幣の肖像画には“侍”を起用したい。」という声が、以前から政府には在り、今回の坂本龍馬と徳川家康の登場となった。特に徳川家康に関しては、「長期政権の礎を築いた。」という縁起の良さに肖りたいという事からか、安倍晋三首相の強い推薦も在ったと言う。
尚、新札への切り替えは2017年10月1日からだが、以降も現在の紙幣及び過去の“紙の紙幣”は使用可能。
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芥川龍之介や与謝野晶子、坂本龍馬は、新札の肖像画候補として良く名前が挙がっていたけれど、徳川家康というのは意外だった。