「御笑い第〇世代」という呼称が在る。“御笑いブーム”が起こると、其の中でも特に目立った連中を「御笑い第〇世代」と一括りにして呼ぶのだ。記憶違いで無ければ、リアル・タイムでこういう呼称が使われる様になったのは、「御笑い第3世代」からだった様に思う。因みに今は、「御笑い第7世代」の時代だとか。
「幼い頃より御笑いが大好きで、『“本当の芸を持っている人物”は“芸人”だが、“芸を感じられない人物”は“御笑いタレント”。』と考えている自分。」だが、「御笑い第〇世代」という括りは、深く知らなかったりする。其処で今回、詳細を調べてみた。代表的な芸人(又は御笑いタレント”)も列挙し、中でも好きだった(又は好きな)存在を緑太文字にした。
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「日本御笑い史」
①御笑い第1世代
1962年頃から1969年頃迄続いた、TVの演芸番組を中心としたブーム。「6代目三遊亭圓生氏、4代目柳亭痴楽氏、2代目三遊亭歌奴(3代目三遊亭圓歌)氏、2代目三遊亭小金馬(4代目三遊亭金馬)氏、初代林家三平氏、3代目古今亭志ん朝氏、5代目三遊亭圓楽氏、7代目立川談志氏、5代目月の家円鏡(8代目橘家圓蔵)氏、桂歌丸氏、4代目三遊亭小圓遊氏、8代目古今亭志ん馬氏、6代目笑福亭松鶴氏、3代目桂米朝氏、5代目桂文枝氏、3代目桂春団治氏、2代目笑福亭松之助氏、初代森乃福郎氏、3代目笑福亭仁鶴氏、月亭可朝氏、桂三枝(現:6代桂文枝)氏、中田ダイマル・ラケット、夢路いとし・喜味こいし、かしまし娘、京唄子・鳳啓助、海原お浜・小浜、平和ラッパ・日佐丸、若井はんじ・けんじ、上方柳次・柳太、漫画トリオ、人生幸朗・生恵幸子、浅草四郎・岡八郎、正司敏江・玲児、レツゴー三匹、横山やすし・西川きよし、リーガル天才・秀才、コロムビア・トップ・ライト、Wけんじ、獅子てんや・瀬戸わんや、青空千夜・一夜、青空はるお・あきお、青空球児・好児、晴乃ピーチク・パーチク、晴乃チック・タック、新山ノリロー・トリロー、内海桂子・好江、牧伸二氏、東京ぼん太氏、ケーシー高峰氏、早野凡平氏、てんぷくトリオ、トリオスカイライン、ナンセンストリオ、トリオ・ザ・パンチ、コント55号、ストレートコンビ、コント・ラッキー7、ハナ肇とクレージーキャッツ、ドンキーカルテット、ザ・ドリフターズ、灘康次とモダンカンカン、横山ホットブラザーズ、小野栄一氏、桜井長一郎氏、八代英太氏、川上のぼる氏、アダチ龍光氏、ゼンジー北京氏、伊藤一葉氏、海老一染之助・染太郎。」等。
②御笑い第2世代
1979年から1982年頃迄続いた、TVの演芸番組を中心としたブーム。「横山やすし・西川きよし、B&B、ザ・ぼんち、ツービート、のりお・よしお、紳助竜介、オール阪神・巨人、今いくよ・くるよ、太平サブロー・シロー、春やすこ・けいこ、星セント・ルイス、おぼん・こぼん、春風亭小朝氏、2代目桂枝雀氏、桂文珍氏、三遊亭圓丈氏、桂小つぶ(桂枝光)氏、林家しん平氏、金原亭駒平(金原亭世之介)氏、笑福亭鶴瓶氏、明石家さんま氏、三遊亭楽太郎(6代目三遊亭円楽)氏、コント赤信号、ゆーとぴあ、ヒップアップ、コント・レオナルド、ギャグ・シンセサイザー、シティボーイズ、関根勤氏、小堺一機氏、志村けん氏、小柳トム氏、イッセー尾形氏、山田邦子氏、九十九一氏、バラクーダ、竹中直人氏、でんでん氏、マギー司郎氏、ナポレオンズ、タモリ氏、片岡鶴太郎氏、コロッケ氏。」等。
③御笑い第3世代
1980年代後期から1990年代初めに、TVの深夜番組から生まれたブーム。「とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、B21スペシャル、野沢直子さん、ピンクの電話、チャイルズ、久本雅美さん、柴田理恵さん、ツーツーレロレロ、ガダルカナル・タカ氏、ダチョウ倶楽部、ホンジャマカ、TEAM-0、バカルディ(さまぁ~ず)、Z-BEAM、SET隊、圭・修、まるむし商店、出川哲朗氏、今田耕司氏、東野幸治氏、130R、ジミー大西氏、森脇健児氏、山田雅人氏、木村祐一氏、浅草キッド、トミーズ、ハイヒール、リットン調査団、石田靖氏、笑福亭笑瓶氏、伊集院光氏、勝俣州和氏、コロッケ氏、清水アキラ氏、栗田貫一氏、ビジーフォー、清水ミチコさん、岩本恭生氏、松村邦洋氏、イジリー岡田氏、春一番氏。」等。