10月20日付けの夕刊フジに、「何とアナクロな・・・。」と呆れ返ってしまう事実が紹介されていた。コラム「俺とデスクの座談会」に載っていた物で、「NPBに於ける新人王の記者投票」に付いて。
「全国の新聞、通信、放送各社に所属しており、5年以上プロ野球を担当している記者が、選考資格を持つ選手の内、1名の名前を記入し投票する。」という仕組みになっているのだが、其の投票というのが「“手書き”に限られている。」というのも然る事乍ら、「誤字又は脱字が在った場合には、其の投票は無効とされ、尚且つ(誤字又は脱字をした記者は)翌年の投票資格を失う。」というのは驚きだ。
誤字に関して言えば、「ライオンズのドミンゴ・マル“ティ”ネス選手が活躍した年、『ドミンゴ・マル“チ”ネス』と書かれた大量の票が無効と判断された。」り、「1999年に新人で20勝したジャイアンツの上原浩“治”投手は、実際に受賞した新人王だけで無く、MVPでも有力候補だったが、『浩治』の『治』を間違えた票が幾つか在り、結果的に最多票に届かなかった。」という事が在ったとか。
素晴らしい結果を残したのに、誤字や脱字で受賞を逃したとしたら、当該選手は泣くに泣けないだろう。不正投票等を防ぐ対策は必要だろうが、手書きとかでは無く、IT化した投票システム等で、何とかすべきではないだろうか。
元記事ではベイスターズの誤字&脱字されそうな“難名選手”に付いて、紹介されていた。
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三“嶋”一輝投手
山“﨑”康晃投手
田中健二“朗”投手
“髙”城俊人選手
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