ゴールデンイーグルス、日本一達成おめでとう！！
第６戦で“不沈空母”の田中将大投手を沈めて逆王手を掛けた事で、「ジャイアンツが日本一になれるかもしれない。」と期待はしたものの、「勝敗数は異なっていたけれど、開幕前の予想通りにゴールデンイーグルスが日本一に輝く結果。」となった。
此れ迄リアル・タイムで見て来た「ジャイアンツが出場する日本シリーズ」の中には、開幕前に「ジャイアンツが勝ち抜くのは難しそう。」と思う事は在ったけれど、今だから言うが「ジャイアンツは絶対に勝ち抜けないだろう。」と思ったのは今回が初めて。其れは偏に「大エース・田中投手の存在」からで、彼が先発する試合をジャイアンツが勝てるとは全く思えず、故に「ゴールデンイーグルスが日本一になるだろうな。」という諦めの念が在った。
ジャイアンツ・ファンの立場からすると、ジャイアンツの投手陣はゴールデンイーグルスの打線に打たれ過ぎた。特定の選手に打たれたというのでは無く、全ての選手に万遍無く打たれたという感じ。特に酷かったのは杉内俊哉投手で、２試合に先発して共に２回持たずにノックアウト。全く良い所が無く、「何の為に出場したのか？」と言いたくなる。厳しい言い方になってしまうが、噛ませ犬の役割でしかなかった。
投手陣以上に酷かったのが打撃陣。ゴールデンイーグルスの投手陣が良かったのは認めるけれど、其れにしても打てなさ過ぎた。「外角低め、其れも明らかなボール・ゾーンに逃げて行く（落ちる）球と、内角の厳しい所を突く球を交互に投げる。」というワンパターンな配球に対し、無策にバットを振り回しているだけ。村田修一選手や寺内崇幸選手位しか褒められる選手は居らず、坂本勇人＆阿部慎之助両選手に到っては評価するに値しないシリーズだった。
ジャイアンツにとって唯一の収穫と言って良いのは、菅野智之選手の成長だろう。同じ過ちを繰り返して許りの先輩達（筆頭は杉内投手！
）を横目に、第２戦で勝てなかった事を糧にして、第６戦は勝つ投球を見せてくれた。場数を踏む毎に、一流投手への階段を上って行っている感じが在り、来季が楽しみだ。
日本シリーズも終わり、ストーヴ・リーグへと突入して行く訳だが、日本一になったゴールデンイーグルス、そして日本一にはなれなかったジャイアンツが共に、大激震に見舞われる様な気がしている。ゴールデンイーグルスで言えば、大エース・田中投手のメジャー移籍は確実だろうし、ジャイアンツは日本一を逃した事から、ヴェテラン選手を中心とした大放出が在ると思われるので。デニス・ホールトン投手や小笠原道大選手、石井義人選手、谷佳知選手等、ビッグ・ネームの放出が在り得そう。
杉内投手に衰えが感じられる等、来季は投手陣の苦しさが予想されるだけに、今オフのジャイアンツは投手を中心とした、積極的な補強が迫られるだろう。「ＦＡ宣言したならば。」という条件付きだが、涌井秀章投手なんぞは獲得したい第一候補。
「松井秀喜氏が、来季からジャイアンツに加わるのか？」というのも気になる。「加わるとしたら、どういう形なのか？（貧打の責任を問われ、村田真一打撃コーチが解任される可能性も在りそうなので、松井氏は打撃コーチに就任！？）」も含めてだが、兎にも角にも日本シリーズを競い合った両チームは、ストーヴ・リーグでも“主役”になる事だろう。
最後に、両チームの選手達に一言ずつ。ゴールデンイーグルスの選手達、貴方達は本当に強かった！！
そして愛するジャイアンツの選手達、１年間御疲れ様！！！
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チーム創設から今回の日本一までの流れ、まるで典型的な王道スポーツ・ドラマを観ているようでした。いや、ドラマでもこんな出来過ぎたお話はないでしょう。
昔からよくある王道スポーツ・ドラマでは、
①最初は寄せ集めで、チームワークもバラバラ、最初の頃は記録的な大敗をする。
②そこからリベンジを誓い、少しづつチームの力をつけて行くが、さまざまなアクシデントもあったり、紆余曲折を繰り返す。
③それら困難を乗り越え、チームもまとまり、チームは連戦連勝、そして最後に見事優勝する。
…というのが典型パターン。
例えばアメリカ映画「メジャー・リーグ」とか、日本では周防正行監督「シコふんじゃった。」等。
今回の結果は、まったくこうしたパターンを完全になぞっていますね。理想的な展開です。
しかも田中マーくんという、漫画の世界でしかありえないような超人ヒーローまで登場します。
前日負けて、これでドラマも終りかな、と思ったら、前日160球投げたマーくんがリベンジの仁王立ち。見てて感動に震え、涙が出ました。
これそのまんま、実録再現ドラマとして映画化出来ますね（笑）。
お気の毒ですが、巨人はまったくの憎まれ役、というか引立て役でしたね。「東北の人に夢と勇気を」という日本的判官贔屓の全国民的盛り上がりの空気に負けた、と言えるんじゃないでしょうか。
まあ今回は理想のメイクドラマに貢献した、という事で、たまにはそういう役割もいいと思いますよ。来年は頑張ってください。
「最も胴上げ姿を見たくない人物の胴上げ」は、矢張り見る気にはなれず、日本一が確定した瞬間にＴＶの電源を切ったという実に大人気無い自分ですが
演出として「美馬投手→則本投手→田中投手」という流れで来るだろう事は十二分に判っていたけれど、実際に抑えで田中投手がマウンドに上がった時は、「凄い男だなあ。」と感動。今季の球界は「田中投手で始まり、田中投手で終わった。」というのを、強く印象付ける投球でした。
私も「良くできたスポ魂漫画だなあ・・」と思って見ていたのですが、一つ大きな物語の条件に
「相手役が素晴らしく強く完全無欠でなければいけない」と言う事があります。
その点巨人は不調者を数多く抱えていたにもかかわらず、組織的なち密な野球を貫いて、やり辛い事もあっただろうに決して手を抜かず堂々とした戦い見事だったと思います。
原監督もチームスタッフもかなりの苦労があった事だと思います。
マー君、則本の陰に隠れて見過ごしがちですが、内海投手の熱投も大したものでした。これぞエースでした。
巨人が素晴らしくなければ感動も半減でした。流石セリーグ代表と、それを言いたくてコメント寄せさせていただきました。
まあ、がんばろう神戸！で優勝したオリックス同様、被災地の夢を実現させたのだから素直に「楽天おめでとう！」と言っておきましょう。
仰る通り、坂本選手の淡白さに幻滅の７戦でした。こういう結果が出ると写真週刊誌に書かれた、夜の三冠王、という記事が頭をよぎりますね。
これでは(読売が募集した)史上最高の遊撃手？の名が泣きます
どうせなら澤村の先発が見たかったです
谷と小笠原はどこに行くんですかね
特に谷は後79本で2000本安打だから引退はしたくないでしょうね
だからと言って両名とも見捨てたチームに「野球人として生まれた故郷に帰りたい」など白々しいセリフを吐いてノコノコと出戻って欲しくないし球団は拒否すべき
井端内野手
今季年俸一億九千万円から球団から来季は88%ダウンの二千三百万円提示され全く連絡がつかず行方不明
そして川上はクビで山本マサは使わないなど義理と人情が通じない落合が来ると田舎球団もキリッと緊張感が走りますね
しかし監督時代は全く若手を育てなかったな
前半戦は好守備を見せていたジャイアンツですが、後半戦では其の守備にやや綻びが見られ、其処をゴールデンイーグルスに上手く突かれたという感じがしました。
先発としては及第点レヴェルの内海投手でしたが、昨日の登板は胸が熱くなってしまった。身贔屓な感じがして敢えて記さなかったのですが、りさ・ふぇるなんです様の書き込みはだからこそ凄く嬉しかったです。
ジャイアンツが負けたのは、ファンとして悔しい。相手の指揮官が指揮官だけに、本当に勝ちたかった。
試合終了以降の行動、村長様と全く同じです。昨夜はスポーツニュースどころか、胴上げが目に入る可能性を裂ける為、（中継意外は）一切ＴＶを付けなかったし、今日も其れは続いています。
ゴールデンイーグルスの選手達には恨みも何も無いし、彼の頑張りを見ていたら、素直何「おめでとう！」と言える。でも、相手の指揮官には・・・。
今の選手達には、気の毒さを感じる事が在ります。メディアが今程発達していなかった頃、当時の選手達の「遊び」は豪快だったと聞きますし、彼の王貞治氏も「我々の頃はハチャメチャだった。斯言う自分も、今だったらバンバン叩かれる程遊んでいたし。だから、今の選手は可哀想に思う事も在る。」といった発言をしていますね。明々白々な違法行為（薬物使用等。）は論外ですし、多くが不快に感じる行為も宜しくは無いと思うのですが、若い坂本選手が遊びに走るは、自分（ｇｉａｍｔｓ－５５）の若かりし頃を思うと否定は出来ません。唯、其れで結果を残せなければ（今回もそうですが）、プロとして批判されるのは仕方無いでしょうね。
個人的に彼には、「もっともっと夜遊びをしても良いので、誰もが批判出来ない様な結果を残し続けられる選手になって欲しい。」と言いたいです。
ドラゴンズは、一足早く“嵐”が吹き荒れていますね。まあ「此の船（ドラゴンズ）は、一度沈没した。」と迄言い放った落合ＧＭですから、徹底的な「血の入れ替え」を図るのは予想出来たし、そうする必要性も在るでしょうね。
谷選手に対しては正式に戦力外通告が出された様ですし、小笠原選手にも近々出されるとは思いますが、両選手がジャイアンツに残した物は大きく、球団には礼を尽くした上での対応を望みたいです。口数は決して多く無く、後ろ姿で選手達を引っ張るタイプの両名。ジャイアンツで姿を見られなくなるのは本当に寂しいけれど、環境が変われば未だ働ける選手だと思っているので、新天地では最後の一花を咲かせて欲しい。
昨年の日本シリーズは、澤村投手の先発により、ガラリと雰囲気が変わった。今年は其の再現を、菅野投手の２度目の先発結果により期待したのですが・・・。
帯状疱疹だって絶対治ってない。ろくに休んでないんだから。それに昨年の膝ケガした状態で強行出場した日本シリーズだからWBCですぐ今シーズン。阿部本人も2年間野球していた感じだったと言ってる。阿部は本当に休みがなかった。後半戦から失速して帯状疱疹になったのは完全に心身の疲労。
去年から阿部みてる巨人ファンは絶対阿部を責められるはずがない、
「今シリーズの坂本＆阿部両選手に関しては、評価するに値しない。」、此の思いは全く変わらないのですが、だからと言って彼等を猛批判する気にはなれないんです。「もう少しは打って欲しかった。」という愚痴は出るけれど、レギュラー・シーズンを２連覇出来たのは、彼等の頑張り無くしては在り得なかったし、其れは其れで凄く感謝しています。
帯状疱疹の影響は、矢張り在ったんでしょうね。人間の身体って精密で、一寸でもおかしな部分が生じると、大きな狂いを生み出してしまう。バット・スイングのスピードは然程変わらなかった様に見えたのですが、投じられた球を悉くバットの芯の下側で打っていた（相手投手が、上手く芯を外す投球をしていたとも言えるのですが。）のは、阿部選手らしさが全く在りませんでした。
「１５日から台湾で行われるアジア・シリーズに、主力選手の大半を連れて行かない。」と、星野監督が明言したとか。「国際大会に主力選手を連れて行かないとは、他国の選手達に非礼。」という声も在るでしょうが、個人的には星野監督の判断を支持したい。骨が軋む程の激戦を繰り広げたのだから、今オフは選手達をゆっくりさせて上げて欲しい。此れは、ジャイアンツに言えます。秋季キャンプでは若手選手だけを鍛え上げ、其れ以外の選手達は来年になって調整させれば良い。日本一を逃したからと言って、秋季キャンプからしごき上げるというのでは、怪我人が出るだけの自己満足になり兼ねないので。
今後とも、何卒宜しく御願い致します。