ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「インデックス」

2015年01月23日 | 書籍関連

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池袋署強行犯捜査係担当係長姫川玲子(ひめかわ れいこ)所轄異動した事で、扱う事件の幅は拡がった。行方不明暴力団関係者。巧妙に正体を隠す詐欺犯。売春疑惑。路上での刺殺事件・・・。

 

終わる事の無い事件捜査の日々の中、玲子は、本部復帰のチャンスを掴む。気になるのは、彼の頃の仲間達の内、誰を引っ張り上げられるのか。

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誉田哲也氏の小説姫川玲子シリーズ」。タフ精神力を持つ女性警部補 姫川玲子が、一癖も二癖も在る同僚達とぶつかり合い乍らも、難事件を解決して行くという作品だ。

 

今回読了した「インデックス」は、8つの短編小説から構成されており、「姫川玲子シリーズ」の第7弾に当たる因みにシリーズの作品で自分が読んだのは、記憶違いで無ければ、第1弾の「ストロベリーナイト」と第5弾の「感染遊戯」だけだと思う。

 

”といった感じの登場人物が多い中、其の最たる存在が“ガンテツ”勝俣健作(かつまた けんさく)。TVドラマでは武田鉄矢氏が演じていたが、強烈個性を放つ人物だ。そんな彼がチラッとしか登場しないというのも、「インデックス」に面白味を感じなかった理由の1つ。

 

又、「結果が判った様で、実際には良く判らない作品。」が在るのも、物足りなさを感じてしまう。「短編小説には、短編小説の良さが在る。」のは確かだが、「インデックス」に関して言えば、「全てに於いて、深みが無い。」という悪い面が出てしまっているから。

 

総合評価は、星2つとする。


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