昨日、知り合いから届いたメールの内容に吃驚。あの三善英史氏がTV番組で、自らがゲイで在る事をカミング・アウトしたというのだ。KABA.ちゃん氏や前田健氏等、ゲイで在る事を公言している有名人は珍しく無くなったが、それでも超ベテラン歌手の三善氏が今になってカミング・アウトしたというのは驚きだった。
一定年齢以下の人ならば、「三善英史」と言われても「誰それ?」という感じだろう。自分がガキんちょの頃にデビューした彼は、「雨」で一気にスターダムに伸し上がった。端正なマスクなれど、触れただけで壊れてしまいそうなか細さ。そんな彼が見た目通りの繊細にして透き通る声で「雨に濡れ乍ら 佇む人が居る♪」と歌う姿は、他の歌手達とは一線を画した妙な魅力が在ったと思う。
好きな声質の歌手だったが、残念乍らその後はヒット曲に恵まれず、TV番組等で見掛ける事も無くなっていた。昨年、認知症の御母上の介護をされているという事でその御姿を久し振りに拝見したが、華奢な美少年という感じからはかなりの変化。そして今回、TV番組「草野キッド」にてゲイで在る事をカミング・アウトし、今後はオネエキャラに生まれ変わると宣言されたとか。こちら(5月5日付けの記事)で生まれ変わった姿を拝見したのだが、結構似合っているかも。
驚きはしたものの、その後には「やっぱりなあ。」という思いがしたのも事実。現在の声質は判らないが、嘗ての声質は本当に綺麗だったので、新しいキャラで又あの歌声を聞かせて欲しいもの。
一定年齢以下の人ならば、「三善英史」と言われても「誰それ?」という感じだろう。自分がガキんちょの頃にデビューした彼は、「雨」で一気にスターダムに伸し上がった。端正なマスクなれど、触れただけで壊れてしまいそうなか細さ。そんな彼が見た目通りの繊細にして透き通る声で「雨に濡れ乍ら 佇む人が居る♪」と歌う姿は、他の歌手達とは一線を画した妙な魅力が在ったと思う。
好きな声質の歌手だったが、残念乍らその後はヒット曲に恵まれず、TV番組等で見掛ける事も無くなっていた。昨年、認知症の御母上の介護をされているという事でその御姿を久し振りに拝見したが、華奢な美少年という感じからはかなりの変化。そして今回、TV番組「草野キッド」にてゲイで在る事をカミング・アウトし、今後はオネエキャラに生まれ変わると宣言されたとか。こちら(5月5日付けの記事)で生まれ変わった姿を拝見したのだが、結構似合っているかも。
驚きはしたものの、その後には「やっぱりなあ。」という思いがしたのも事実。現在の声質は判らないが、嘗ての声質は本当に綺麗だったので、新しいキャラで又あの歌声を聞かせて欲しいもの。
そういえば孤児が売りの豊川誕というのもいましたね。山口百恵も生い立ちがある意味売りでしたし、昭和50年ぐらいまでの芸能界は不幸を売り物にする場合が多かったですね。昭和60年前後だと実際には家庭に恵まれていない場合でもあまりそれを売り物にはしなくなったように思います。
そういえば数年前50代のエライサンらとのカラオケで「雨」を歌ったら、その場がサーっと冷め、「なんでそんなジメジメした暗い歌歌うの?」と呆れられた記憶があります。
もう10年程前になりますが、アジアの地、それもかなり田舎の地を仕事で訪れた際、休みに日本人向けのカラオケ・バーに足を運びました。LD(レーザー・ディスク)タイプのカラオケが置かれており、一番新しい曲が「秋桜」(山口百恵さん)辺りという、1960年~1970年代がメインの曲揃え。懐メロ大好き人間でしたので喜んで歌った自分ですが、その中に三善英史氏の「雨」が在りました。これは本当に名曲ですよね。
インターネットが普及した現在では、「○○は俺の同級生なので、年齢サバ読んでるよ。」とか「○○の話している家庭環境は全くの嘘!」等、虚飾をしても直ぐにバレてしまいます。それを考えると昔は、仰る様に様々な虚飾が芸能人には施されていましたね。豊川誕氏も自身の心の弱さが在ったのは間違い無いでしょうが、必要以上に”不幸さの虚飾”が施された事で、自身の中で相当の葛藤が在り、そこから逃避する為に何度も道を踏み外してしまったという面も在った様に感じます。決して彼のした事は許されないのですが、虚飾に振り回された人生には同情を覚えてしまいます。
雨に濡れながら たたずむ女がいる
「雨」は名曲ですね。流行っていた当時も好きな歌でしたが、今も好きで、カラオケに行くと必ず歌う十八番です。三善氏の声質が、実に合っていました。
今後とも、何卒宜しく御願い致します。