何時の間にか消え去ってしまったモノや、消え去りつつあるモノにふと気付く事がある。ダイヤル式電話やレーザーディスク等がそうである。
新聞に「消える角砂糖」という特集が組まれていた。何でも、この10年間で角砂糖の国内生産量は半減しているのだとか。そう言えば、最近、喫茶店等で角砂糖を見掛けない事に気付いた。一体、何時頃から見掛けなくなったのだろう。
先ず、デートに喫茶店を利用するカップル自体が減ったという。携帯電話が普及して、待ち合わせ場所として喫茶店ではなく、交差点等で事足りてしまうという状況になった。そして、喫茶店でも安全面や衛生面等の理由から、角砂糖ではなくスティック・シュガー(棒状の袋に入った砂糖)等に切り替わった所が多いのだそうだ。ダイエット志向が高まる中、低カロリーの他の甘味料の出現もある。その一方で、高級ホテルやカフェでは、輸入品のかちわり氷形状の砂糖が使用されているらしい。
角砂糖の生産量は大幅に減ってはいるものの、年配者には愛用する人が多いそうだ。面白いのは、西日本では今でも大きな角砂糖が売れているという事実。ソースも東日本に比べて甘めである事や、スティック・シュガー自体も1本当たりの量が多目のものが売れている事等、西日本がより甘さを求める食文化であるという背景が有るのだろう。*1それ故に、ドカンと入れられる角砂糖が西日本では根強く生き残っているのかもしれない。食文化とは面白いものだ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/buta.gif)
*1 東京に比べて大阪の方がコーヒーが濃いという事である。
新聞に「消える角砂糖」という特集が組まれていた。何でも、この10年間で角砂糖の国内生産量は半減しているのだとか。そう言えば、最近、喫茶店等で角砂糖を見掛けない事に気付いた。一体、何時頃から見掛けなくなったのだろう。
先ず、デートに喫茶店を利用するカップル自体が減ったという。携帯電話が普及して、待ち合わせ場所として喫茶店ではなく、交差点等で事足りてしまうという状況になった。そして、喫茶店でも安全面や衛生面等の理由から、角砂糖ではなくスティック・シュガー(棒状の袋に入った砂糖)等に切り替わった所が多いのだそうだ。ダイエット志向が高まる中、低カロリーの他の甘味料の出現もある。その一方で、高級ホテルやカフェでは、輸入品のかちわり氷形状の砂糖が使用されているらしい。
角砂糖の生産量は大幅に減ってはいるものの、年配者には愛用する人が多いそうだ。面白いのは、西日本では今でも大きな角砂糖が売れているという事実。ソースも東日本に比べて甘めである事や、スティック・シュガー自体も1本当たりの量が多目のものが売れている事等、西日本がより甘さを求める食文化であるという背景が有るのだろう。*1それ故に、ドカンと入れられる角砂糖が西日本では根強く生き残っているのかもしれない。食文化とは面白いものだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/buta.gif)
*1 東京に比べて大阪の方がコーヒーが濃いという事である。
東西の食文化の違い繋がりで2つトラックバックさせてもらいました。
掘り下げていけば、おもしろいことがどんどん出てきそうですね。