8代目橘家圓蔵氏の訃報に続き、更に御二方の訃報に接する事となった。
昨日の記事「パッと思い浮かぶ「歌」は? 【近畿&中国編】」の中で「ゲゲゲの鬼太郎」【動画】を取り上げたけれど、此の歌を歌われていた熊倉一雄氏が、12日に直腸癌で亡くなられていたのだと言う。享年88。
「ゲゲゲの鬼太郎」の歌以外にも、人形劇「ひょっこりひょうたん島」【動画】のトラヒゲの声、アルフレッド・ヒッチコック監督やエルキュール・ポアロの声の吹き替え等、熊倉氏は数多くの“声”を担当されて来た。個性的な声と風貌には、他を寄せ付けない物が在ったと思う。
年齢を考えると熊倉氏の場合は「天寿を全うされた。」と言えなくも無いのだろうけれど、もう御一方の訃報には「若過ぎるだろ・・・。」という無念さが。
近鉄バファローズ時代の1998年、脳腫瘍を発症して歩行困難になるも、長時間の摘出手術を受け、翌年にはマウンドに戻り、そして2001年には1,082日振りの勝利を掴み取った盛田幸妃元投手が、16日に亡くなられた。享年45。此方の情報によると、2005年に脳腫瘍が再発し、以降は長きに亘って闘病生活を送られていたと言う。
ホエールズ時代より、気迫を前面に出す投球が印象的な選手。病を克服してマウンドに再び立った時もそうだが、1,082日振りに勝利を掴み取った時は、本当に嬉しかったのに・・・余りにも早過ぎる死は残念でならない。
御二方の御冥福を、心より御祈り申し上げる。