次期衆院選挙で、鈴木宗男元議員が新党を結成し、其処から出馬するらしい。今夏の参院選では無所属から立候補し、苦戦を報じられたものの、約48万票を獲得した彼。「48万票は、衆院選比例代表の北海道ブロックでは、1.7人が当選する票数。」という事も、彼を強気にさせている原因。盟友の松山千春氏も、この新党から出馬する予定とか。
正直、何だかなあという思い。”疑惑の総合商社”と言われ、刑事被告人の身である鈴木氏。確かに、法的には立候補に問題はないが、道義的&倫理的にはどうしても抵抗感を持ってしまう。選挙民の判断に委ねるべき問題で有り、実際に48万票も獲得しているのだから、問題はないと言われてしまってはそれ迄なのだが・・・。
詰まる所、「利益誘導型の政治」をどう捉えるか?という事に行き着くのだろう。「幾ら奇麗事を言っても、地場産業が落ち込み、不景気風が吹き荒ぶこの地域に、多くの仕事を持って来てくれる人間を選ぶだけ。」という声が多いのだろう。それはそれで、切実な声で有り、本音の部分だろうとは思う。それがいけないと言える権利は自分にはない。唯、利益誘導型の政治には汚職等のブラックな側面が常に付いて廻るのも事実。こういう旧来型の政治では、”一時凌ぎ”にはなるだろうが、抜本的な改善には成り得ない。
何かで読んだのだが、米国でも以前は、”地元の声”にどう応えるか?というのに腐心した時期が有ったのだとか。その改善策として、国費で雇える政策秘書の数を増やし、彼等と政治家達が地元民からの要望を”法案”という形で次々に議会に提出。その法案が通るかどうかは別にして、法案の提出数自体が、これだけ頑張って代弁しているのだという、地元選挙民に対する”エクスキューズ”になっているという趣旨だったと記憶している。
法案の採決時に、利害関係でのパワーバランスが働くのかもしれないが、少なくとも日本の様にドロドロとした癒着関係は、余り発生しないのではないだろうか?
それにしても、松山千春氏は、完全に鈴木氏と一蓮托生の関係になってしまった。鈴木氏との”男の友情”を披瀝しているが、元々、彼自身、政界進出への野心が見え隠れしていた。そういう意味では、「時が来た」という事なのだろう。「季節の中で」や「人生(たび)の空から」、「長い夜」、「恋」等々、彼の曲には好きな物が多い。カラオケでも良く歌う程。歌手の松山千春氏は好きだが、松山千春議員には全く興味が無いし、興醒めしてしまう自分が居る。
正直、何だかなあという思い。”疑惑の総合商社”と言われ、刑事被告人の身である鈴木氏。確かに、法的には立候補に問題はないが、道義的&倫理的にはどうしても抵抗感を持ってしまう。選挙民の判断に委ねるべき問題で有り、実際に48万票も獲得しているのだから、問題はないと言われてしまってはそれ迄なのだが・・・。
詰まる所、「利益誘導型の政治」をどう捉えるか?という事に行き着くのだろう。「幾ら奇麗事を言っても、地場産業が落ち込み、不景気風が吹き荒ぶこの地域に、多くの仕事を持って来てくれる人間を選ぶだけ。」という声が多いのだろう。それはそれで、切実な声で有り、本音の部分だろうとは思う。それがいけないと言える権利は自分にはない。唯、利益誘導型の政治には汚職等のブラックな側面が常に付いて廻るのも事実。こういう旧来型の政治では、”一時凌ぎ”にはなるだろうが、抜本的な改善には成り得ない。
何かで読んだのだが、米国でも以前は、”地元の声”にどう応えるか?というのに腐心した時期が有ったのだとか。その改善策として、国費で雇える政策秘書の数を増やし、彼等と政治家達が地元民からの要望を”法案”という形で次々に議会に提出。その法案が通るかどうかは別にして、法案の提出数自体が、これだけ頑張って代弁しているのだという、地元選挙民に対する”エクスキューズ”になっているという趣旨だったと記憶している。
法案の採決時に、利害関係でのパワーバランスが働くのかもしれないが、少なくとも日本の様にドロドロとした癒着関係は、余り発生しないのではないだろうか?
それにしても、松山千春氏は、完全に鈴木氏と一蓮托生の関係になってしまった。鈴木氏との”男の友情”を披瀝しているが、元々、彼自身、政界進出への野心が見え隠れしていた。そういう意味では、「時が来た」という事なのだろう。「季節の中で」や「人生(たび)の空から」、「長い夜」、「恋」等々、彼の曲には好きな物が多い。カラオケでも良く歌う程。歌手の松山千春氏は好きだが、松山千春議員には全く興味が無いし、興醒めしてしまう自分が居る。
鈴木宗男氏に関しては、僕としては「論外」くらいの
気持ちなのですが、松山千春が…。
いつもながらgiants-55さんとは共通する部分が多くて
びっくりしますが、僕も松山千春の曲は好きで、
定番の「長い夜」「恋」や「旅立ち」「君を忘れない」等、
カラオケでも結構歌ってます。
でも本当に出馬、しかも宗男氏の新党から、
というのは本当に興ざめですね。歌手としての彼まで
嫌いになってしまいそうで、残念です。
帝京大学あたりでも、利益誘導でエイズをばら撒いた教授がいましたが、鈴木宗男ってそういうのと比べると小悪党だなぁって思います。
何しろ、アメリカの戦争や薬害と違って、人は死なないですしね。
ただ、小悪党にしろ悪人は悪人なので、やはり再選となると、代議制民主主義の限界を示す好例になってしまうと思います。