自分は若い頃より、車には全くと言って良い程、関心が無い人間だ。「車=移動手段の1つ」という思いしか無いので、「こういう車が欲しい。」といった具体的な思いを持った事が無い。
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「軽自動車10年で36%価格上昇 安全装備充実でコスト増、総務省」(8月10日、共同通信)
低廉なイメージが在る軽自動車の価格が上昇している。総務省の小売物価統計調査によると、今年7月時点の平均価格は142万3,765円で、10年前の2009年(104万4,750円)に比べ、36.3%高い。高齢者の運転ミスによる事故が問題となる中、自動ブレーキ等、安全装備が充実し、コスト増となったのが影響している。「性能に比べ割安。」として足元の販売は好調だが、上昇基調が続けば、“車離れ”が拡大する可能性が在る。
調査は生活に重要な商品の価格を全国規模で毎月調べており、自動車は販売台数の多い複数車種を基に、平均価格を算出した。軽自動車の価格は2009年以降、略ほぼ一貫して上昇している。
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「軽自動車=購入価格&維持費が低廉」というイメージは、流石の自分も持っている。「2015年4月1日以降、新車登録された軽自動車の軽自動車税が、其れ迄の約1.5倍になった。」り、「2016年4月1日以降、新車登録から13年を超過した車両に重加算税が課される様になった。」等、税金面で軽自動車が“狙い撃ち”されているのは知っていた。
でも、車両価格自体が10年間で約36.3%もアップしているというのは、正直、意外だった。「安全装備の充実によるコスト増が原因。」とはいうものの、消費者物価指数で言えば、2009年度から2019年度の変動は「約5.7%アップ」なので、約36.3%アップは非常に大きい。