今日の記事、「生まれ変わったら」という部分は同じでも、「若しも生まれ変わったら、『次は絶対遣りたく無い!』と思う人生のイヴェント・ランキング」に付いて。
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「若しも生まれ変わったら、『次は絶対遣りたく無い!』と思う人生のイヴェント・ランキング」(gooランキング)
1位: 就職活動(20.0%)
2位: 長期の入院(16.2%)
4位: 大学受験(14.2%)
5位: 裁判(14.0%)
6位: 転職活動(13.4%)
7位: 離婚(12.6%)
8位: 高校受験(11.4%)
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此のアンケート、世代や育って来た環境によって、回答が大分異なりそう。自分の場合で言えば、2位の「長期の入院」、5位の「裁判」、そして7位の「離婚」は未経験。
幼い頃で言ったら、「転校」は嫌なイヴェントだった。物心が付いてから中学生迄の間、父親の仕事の関係で2度転校したが、新しい環境に馴染むのは、結構しんどかったから。でも、今になってみれば、全く大した事では無かったと思う。
「身内の葬式」も、「次は絶対遣りたく無い!」と思うイヴェントの1つだけれど、一番に頭に浮かんだのは「大学受験」だった。
一定年齢以下の若い人達の場合、長期に亘る“就職氷河期”で苦しめられて来たので、「就職活動」が1位になったのだと思うが、自分が就職活動をした頃は、未だバブル景気の最中で、自分の様な馬鹿たれでも内定が幾つか貰えた。
其の一方で、入学試験には可成り苦しめられた。特に大学受験は過酷さを極め、一浪して臨んだ年には、「又しても不合格だった!」という悪夢を見、魘されて目が覚めるという事が何度も在ったし、受験が近付いた時には、血便が出た程だったから。彼の経験は、二度としたく無い。
他の9項目は「判る!」という感じだが、9位の「会社の新人研修」というのは、個人的に理解出来なかった。“13日間地獄の訓練”の様な研修だったのだろうか?
私はリストラされた経験がありますから、今の会社に落ち着くまでずいぶん転職活動を経験しました。
このことは私のブログに記録しました。
http://blog.goo.ne.jp/totuzen703/e/ab4077abb92cebfc3fd1db0e974aea88たいへんでした。
入院は長期ではありませんが、胃から出血していままで3度入院しました。短期でも入院はイヤです。
身内の葬式はオヤジのをしました。肉親に死なれた悲しさよりも、私は長男で喪主でしたから、葬式の前後の仕事の煩雑さがたいへんでした。とくに香典返しがたいへんでした。
受験は、いまも学生のころの試験の悪夢を見ます。目が覚めて、ああもう学生じゃないんだ、と安堵します。
席替えもそうですね。
葬式は喪主やった経験がありますが、嫌でした。金かかるのとこっちの都合無視で一見にこやかだが強引に話進める葬儀屋や決断を自分でしない癖に私に責任をすべて負わせようとする年長の親族。実は私は胆石の入院直後だったのでとても体力に不安があり嫌だったが(死人はこっちの都合お構いなく死んだ)。葬式中・後の話ですが、代替わりにあたって露骨に私を軽視する態度を取る取引先のガス屋(香典を持っても来ない癖に先代がオーダーした仕事をあれこれ人の足元見て遅らせた。仕事が完了した際に一切の取引を停止を宣言。電気給湯器に変えた。)
一方で嫌な人だ苦手だーと思っていた人たちの中にとても親切な人たちがいて驚いたり、一方慕っていた人の中には葬式にも来てくれない人がいてがっかりしたり。そんなことがあってそううつ状態が半年はあったかなあ。家族には迷惑かけました。
郵便局の親切さに驚いたり(その代りかんぽ生命の勧誘も)、銀行口座が凍結されないということにも驚いた。面倒だからそのまま残したものも。
ああそうだ、坊主のいい加減さにも嫌になったな。
そんなわけで長期的に徐々に仕分けしていくぞと思ったりした。(寺を変えたい、むしろ寺を抜けようかしら。あの親戚は徐々に疎遠になろうかな、とか。一方であの方たちには足向けて寝られないや、とか)
人は、様々な経験をする。全く同じ経験をして来た人なんか居らず、其れが故に考えも色々在る。だから「若しも生まれ変わったら、『次は絶対遣りたく無い!』という事。」に関しても、十人十色な答えが在る事でしょうね。
リンクして戴いた記事、以前に拝読させて貰いましたが、「自分だったら、心が折れてしまうかも。」という様な御経験で、雫石様の強さを痛感しました。そういう辛い御経験が在るからこそ、今の御幸せが在るのだと思います。
最近でこそ見なくなりましたが、社会人になって以降随分の間、試験に関する悪夢を良く見ました。心身共に辛い時期に限って、そういう夢を良く見たのですが、面白いのは「実際に経験した事の無い悪夢」許りだった事。最も多かったのは、「試験官が『残り時間10分です。書き漏らし等が無いか、きちんと確認して下さい。』と告げ、解答用紙を確認すると、何も書かれていない真っ白な状態で、『どうしよう・・・。』と青褪めるという夢。」でした。そんな経験した事無いのに・・・不思議です。
自身が辛い状態に追い込まれた時程、周りの人間の本性が見えて来ると言いますよね。商売とはいえ、自分も父が急死した際、不躾に葬儀の段取りを“強引に”薦めて来る葬儀屋には怒りを覚えたし、又、AK様と一緒なのですが、普段は親しくも無かった人達の“意外な温かさ”を感じたりもしました。
此れも“商売としては”仕方無い事なのでしょうが、父が亡くなった後、入試の面接で面接官から、「御父さん居ないみたいだけど、学費は払えるの?」と露骨に質問され、非常に不快に思った事も。合格しましたが、「こんな所行くもんか!」という思いが在りましたので、辞退したのは言う迄も在りません。
生まれ変わりたくなんかないけれど、もしどうしても生まれ変わらなければならないのなら、「長期の入院」だけは絶対イヤです。
健康だけが取り柄の人間なので、「入院」というのはした事が無いのですが、9ヶ月もの入院というのは、嘸や御辛い事だったと御察し申し上げます。
罹患された病気の影響を30年以上も引き摺っておられるという事ですが、人類は多くの病と闘って来て、其の結果として完治させる事が出来た物も少なく在りません。ずっと苦しんで来られた怠惰の清盛様に対して軽々な事は言えませんが、完治する日が来ると信じたいです。
今後とも、何卒宜しく御願い致します。
>面接
管理人氏の受験時代、推察すると30年ほど前でしょうか。当時はそういう感じだったでしょうね。今でも学校関係者はいろいろ常識から「ズレた」感じがあるけど(オオーサカトーイン事件参照)
トラブルに巻き込まれるのは、心身共にしんどい物。でも、そういうトラブルの過程で、色々学ばざるを得なくなり、結果として“知識”が蓄積されるという面は在りますよね。
家人が違法商法に引っ掛かりそうになった際(幸いにも、未然に防げましたが。)、様々な文献等に当たり、対処方法を覚えた。又、当ブログでも記したのですが、車の当て逃げをされた際も、様々な事を勉強出来た。災い転じて福と為すではないですけれど、「此のトラブルは、自分を大きくさせるが為、天が与えてくれた試練なんだ。」と、無宗教の身では在りますが、そう考える様にしています。
今は大学さえ選ばなければ、大学と名が付いた所で在れば、誰でも入れてしまう「全入時代」なんて言われますね。昔は「需要」と「供給」のバランスが異なり、供給先が上の立場に在った。諸権利に関して煩くなった事に加え、需要者サイドの力が強くなった今は、自分の様な嫌な思いをする子供も、少なくなったのかもしれません。