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「はっきり言って『在り難迷惑』な事ランキング」(5月4日、gooランキング)
1位: 洋服買った後の出口迄の見送り(210票)
2位: レシートは不要だろうと勝手に判断する店員(191票)
3位: 断った飲み会の日程変更(159票)
6位: 公共トイレのペーパー三角折り / ヴァイキングで人の分も持って来る(142票)
8位: 義母が買う子供服(106票)
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美容師から色々話し掛けられるのは好きじゃないので、カットして貰う際にはリクエストをしたら、後は只管目を瞑り、寝た振りを決め込んでいる。そうすれば、先ずは話し掛けて来ない。
自分の場合、一番“在り難迷惑”と感じるのは、「洋品店や家電量販店等で、店員がずっと張り付き、ああだこうだと説明して来る。」という事。当人は良かれと思ってしているのだろうけれど、此方としては「放っておいてくれ!」と思う。商品を見乍ら、自分の中で色々考えたいのに、ずっと張り付かれて話し掛けられ続けたら、迷惑以外の何物でも無いから。
30年位前になるだろうか、スーツを買いに某大手洋品店に行った際、一寸離れた所に50代位の男性店員が居た。此方に視線を向けるでも無く、“空気の様な感じ”で然りげ無く立っていたのだが、色々商品を見ていて聞きたい事が頭の中に浮かんだ所、横から「何か御座いますでしょうか?」と声掛けが。
件の男性店員が何時の間にか横に来ていて、此方を驚かす事が無い様、実に然りげ無い声掛けだった。客に不快感を与えない様な距離感を保ち、客が必要と感じる時に然りげ無く傍に来て、適切なアドヴァイスをする。「プロだなあ。」と感じさせられた。
良く行く書店や家電量販店、スーパーのポイントカードは持っており、支払う前に出してます。
めったに行かない店で買物した時、
「ポイントカードいいですか」と聞く。
これがうっうしいです。持ってりゃ出してる。
「お作りしましょうか」
めったにこないから不要。
あれ、たいへんにうざったいです。
“うっかり八兵衛”な自分にとっては、レジでの「○○カードを御持ちじゃないですか?」という問い掛けは、結構在り難かったりします。「そうそう、ポイント付けられるんだ。」という感じで。確かに、機械的な対応な感じはしますが。
機械的な対応と言えば、見るからに成人(酷い場合は高齢者)が煙草を購入する際、「年齢確認の為、(成人でしたら)成人ボタンを押して下さい。」というのは、「間抜けだなあ。」と毎回感じます。
むしろ、儲けの事を考えているオーナーよりも、本当に仕事が好きで、選んでいる若い店員の方が、優れている、というか、客の気持ちが分かるのではないでしょうか。バイトの質が、店のレベルを映す、という事もあるとは思いますが。
店員の側も良かれと思ってしている事でしょうし、客の側も邪険な対応をする訳にもいかない。とは言え、余りに執拗な声掛けはウンザリするし、「もう良いや。」と店を離れてしまう事にもなる。仰る通り、接客は難しいですよね。
少しでも客に心地良さを感じて貰おうと、事細かな対応マニュアルを作り、其れを店員に徹底させる。こうすれば、客が不快感を覚える事は減じられるでしょうが、そういう“機械的な対応”に違和感を覚える人も居るでしょうし、だからと言って、店員個々に対応を委ねてしまうのもリスクは大きい。其の匙加減は、オーナーの能力と言いますか、資質に結構関わって来ると、自分も思います。