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「アマゾンに小型機墜落で行方不明の子供4人 40日振りに救助 コロンビア」(6月10日、ANNニュース)
コロンビア南部のアマゾンに在るジャングルで墜落した小型機に搭乗し、行方不明になっていた子供4人が、約40日振りに救助されました。
ロイター通信によりますと、コロンビアのペトロ大統領は9日、先月1日に発生した小型機の墜落事故で行方不明になっていた子供4人がコロンビア軍の捜索隊によって発見され、無事に救助されたと発表しました。
「4人は13歳、9歳、4歳、1歳の兄弟で、健康状態に問題は無い。」という事です。
子供達が食べたと見られる果物の残りや足跡等が見付かっていた事から、生存の可能性が在るとして捜索活動が続けられていました。
小型機には他にパイロットや子供達の母親を含む大人3人が乗っていてましたが、死亡が確認されています。
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「72時間の壁」という用語が在る。「一般に、人間が飲まず食わずで生き延びられる限界が72時間とされている。」事を表した物だ。
今回の4人の子供達、搭乗していた小型機が墜落してから、“彼等だけ”で40日間も生き延びていた訳だ。「72時間を遥かに超えても生存しいるケースが、最近の災害では多々見受けられる。」様になったけれど、40日間というのは驚異的な長さと言え、4人の生命力の強さを感じる。
「アマゾンのジャングルという事で、スコールに見舞われて“水分補給”が出来た可能性に加え、4人の子供達は“原住民”だった事から、食べて良い植物と食べていけない植物の見分けが出来たのではないか。」と、長期間の生存に付いて分析されていた。「成る程。」で在る。