ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

大河ドラマ

2010年09月12日 | TV番組関連

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大河ドラマで観たい時代は?」(gooランキング

1位: 戦国時代(4,924票)
2位: 幕末(2,446票)
3位: 平安時代(2,344票)
4位: 縄文弥生時代(1,476票)
5位: 明治大正(1,387票)
6位: 昭和(1,374票)
7位: 江戸時代(1,168票)
8位: 飛鳥奈良時代(1,111票)
9位: 鎌倉室町時代(832票)
10位: 平成(804票)
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歴史上の人物や事件等をテーマとし、基本的に毎年1月から12月の1年間を通して放送される。」というのが、NHKの「大河ドラマ」。1963年4月7日から放送された「花の生涯」(動画)が記念すべき第1作目で、現在放送されている「龍馬伝」(動画)は第49作目に当たる。来年は第50作目として「江~姫たちの戦国~」、そして再来年は第51作目として「平清盛」の放送が確定。

自分が一番観たい時代は「昭和」(初期~終戦)で、其の次は「幕末」。後は「戦国時代」や「明治・大正」といった感じか。アンケート結果で意外だったのは、「縄文・弥生時代」が4位に入った事。弥生時代には卑弥呼がギリギリ入るとは言え、他に著名な歴史上の人物が此の両時代には思い浮かばないし、史実云々という面でも描き難い時代だろう。もし1年を通して両時代を大河ドラマで扱うとしても、狩りをしたり、土器を作ったり、稲作をしたりという“日常の生活”ばかり描く事になって、何とも締まらない内容になりそうな気が。


来年放送予定の「平清盛」を含めた全51作品を対象にして、「扱われた時代のランキング」を纏めてみた。主人公の生きた時代が複数に跨がる場合は最も力点が置かれた時代を、又、主人公が天下を取った人物で在れば其の時代を選択する事に。

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「大河ドラマで扱われた時代ベスト8」

1位: 江戸時代(13回)
2位: 戦国時代(10回)
3位: 幕末(8回)
4位: 安土桃山時代(5回)
5位: 平安時代(4回)/鎌倉時代(4回)
7位: 明治・大正(3回)
8位: 室町時代(2回)/昭和(2回)
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「江戸時代」、「戦国時代」、そして「幕末」がベスト3に入ったのは予想通り。特に「江戸時代」はしょっちゅう扱われている印象が在り、だからこそアンケート結果では7位という下位になったのだろう。

最も古い時代を描いた作品は、平安時代中期を描いた「風と雲と虹と」(動画)。詰まり大河ドラマでは奈良以前の時代が扱われていない訳だ。そして最も新しい時代を描いたのは「いのち」()で、戦後を描いた作品。

「主人公は実在の人物?それとも架空の人物?」、「主人公は男性?それとも女性?」に付いても、全51作品を調べてみた。作品によっては主人公が複数の場合も在るので、結果的には対象の人物数は57人。

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「大河ドラマの主人公は実在の人物?それとも架空の人物?」
 実在の人物: 48人
 架空の人物:  9人

「大河ドラマの主人公は男性?それとも女性?」

 男性: 42人
 女性: 15人
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「実在or架空」に関しては「大体そんな感じかな。」という気がしたが、「男性or女性」に関しては「意外に女性が健闘しているなあ。」という感じが。因みに「初めて架空の人物が主人公になった作品」は第5作目の「三姉妹」(動画)で、此の作品は同時に「初めて女性が主人公になった作品」でも在る。

尚、
以前にも書いたけれど、自分が一番好きな大河ドラマは「黄金の日日」(動画)だ。


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6 コメント

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「黄金の日日」! (青空百景)
2010-09-12 10:00:53
おっもしろかったですよねえ……!
DVD完全版まで買ってしまいました(笑)。
全てが印象的だった中で、とりわけインパクトがあったのが緒形拳さん演ずる秀吉でした。
陽気で闊達な「木下藤吉郎」が、いつの間にか酷薄で猜疑心に満ちた「太閤秀吉」に変わっていて。そして、豪奢で広大な大阪城の、しかし死にかけて痩せこけた老人には広過ぎる部屋での死。
主役脇役合わせると数え切れないぐらい大河ドラマに登場している秀吉ですが、臨終場面の描き方で「黄金の日日」を越えるものはその後出ていないと思っています。
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>青空百景様 (giants-55)
2010-09-12 19:21:27
書き込み有難う御座いました。今回はこちらにレスを付けさせて貰います。

「黄金の日日」、本当に面白かったですよね。あの作品の脚本を市川森一氏が担当していたのを知ったのは、放送終了から暫く経ってでしたが、キリスト教の取り扱い等に“市川色”が出ていた様に感じます。

緒形拳氏演じる秀吉、若かりし頃は陽のイメージばかりでしたが、天下取りへの階段を上るにつれて、残忍で疑い深い面が徐々に強くなって行きましたね。権力の中枢に近付くにつれ、人間というのは変貌して行ってしまう物なのでしょう。

「川谷拓三氏演ずる杉谷善住坊が鋸挽きの刑にて絶命するシーン」や「根津甚八氏演ずる石川五右衛門が釜茹でで絶命するシーン」等、子供心に恐怖心を覚えるシーンが多かったのも此の作品の特徴。
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戦国時代は飽きた (spa supernova)
2010-09-12 23:14:29
松村邦洋のモノマネネタを増やすような仰々しい演技の応酬には参るので、他の時代を増やして欲しいですね。


>卑弥呼

篠田正浩監督「卑弥呼」は自分のトラウマ映画です。
白塗りアングラ映画で怖かった・・・。
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>spa supernova様 (giants-55)
2010-09-12 23:27:29
書き込み有難う御座いました。

映画「卑弥呼」、岩下志麻さんが強烈な白塗りをしていたアレですよね?テレビで放送されているのを見ましたが、確かにトラウマになりそう。オオキミ役の加藤嘉氏が、中々良い味をだしていた様な・・・。

大河ドラマ、此れ迄に扱っていなかった時代や人を題材にして欲しいですね。小説や漫画の影響からか、前田慶二郎(前田利益)を主人公にした作品を望む声が結構多いとか。
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Unknown (クロ)
2010-09-13 01:47:28
いつも面白い画像を使われてますが、将門様のジャケ画像でくるとは。風と雲と虹ともまた時専CHの放送で初めて見て、そしてまたgiants-55様のおかげで黄金の日々を全話録画して、とても面白かったです。ゼンジが死ぬ話では、なんかもう絵がリアルってわけでもないのに手にミチミチって鋸引いた感触が伝わってくるかのような場面でした。

市川森一の女性に対する独特の思い入れはモニカで全開してましたね・・・なんかこうイコンなんですよね。今井父子にスケザが絡み屈折した感情のすれ違いにも市川森一らしさを感じます。

中盤にはオープニングの「ジャーン」と共に表示される「織田信長」の字だけでわくわくしてました。あと、「声だけ観世栄夫」とか「一話だけ松橋登」とか、冷静に考えると本当にとんでもなく贅沢な役者の使い方です。

最近全話発見された「草燃える」も面白かったので、やはりマンネリ気味の戦国時代は捨てていっそ古い時代のを増やしてくれてもいいかと思います。どうしても帝の出番が多くなるので今のご時世では難しいのかもしれませんけど・・・
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>クロ様 (giants-55)
2010-09-13 06:31:19
書き込み有難う御座いました。

地上波以外の選択肢が増えた御蔭で、嘗ての名作に触れる事が出来る様になったのは本当に嬉しい事。特に時代劇が好きな自分にとっては、時代劇専門チャンネルの存在は貴重。「草燃える」も非常に見応えが在りました。

市川作品、独自の視点からの描き方が堪りません。御自身がクリスチャンという事も在って、キリスト教に関する描き方も深みを感じるし、御母様から深い愛情を注がれて育った事から、女性に関する描き方にも何処か優しい眼差しを感じてしまう。

歌番組もそうですが、時代劇でもNHKは民放では敵わない贅沢な番組作りが堪能出来ますよね。脇役で志村喬氏をチラッと出演させるなんて、此れは贅沢以外の何物でも無いし。
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