ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

ゾーン30

2017年12月08日 | 時事ネタ関連

ミステリー関連の年間ブック・ランキングで、自分が注目しているのは「本格ミステリ・ベスト10」(発行元:原書房)、「週刊文春ミステリーベスト10」(発行元:文藝春秋)、そして「このミステリーがすごい!」(発行元:宝島社)の3つ。先日の「2018本格ミステリ・ベスト10」に続き、昨日は「2017週刊文春ミステリーベスト10」が発表となった。

 

*********************************「2017週刊文春ミステリーベスト10【内編】」

 

1位: 屍人荘の殺人著者今村昌弘氏)

2位: 「盤上の向日葵」(著者:柚月裕子さん)

3位: 「ホワイトラビット」(著者:伊坂幸太郎氏)

4位: 「狩人の悪夢」(著者:有栖川有栖氏)/「機龍警察 狼眼殺手」(著者:月村了衛氏)

6位: 「教場0 刑事指導官・風間公親」(著者:長岡弘樹氏)

7位: 「AX」(著者:伊坂幸太郎氏)

8位: 「いまさら翼といわれても」(著者:米澤穂信氏)

9位: 「この世の春」(著者:宮部みゆきさん)

10位:「かがみの孤城」(著者:辻村深月さん)/「ミステリークロック」(著者:貴志祐介氏)

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「2018本格ミステリ・ベスト10【国内編】」では、ベスト10に入った作家全員が男性だったけれど、今回は女性が3人となっている。

 

自分の場合、「ホワイトラビット」、「AX」、「いまさら翼といわれても」、「この世の春」、そして「ミステリークロック」と5冊読んでおり、「教場0 刑事指導官・風間公親」は図書館に予約を入れてある。

 

注目すべきは、1位の「屍人荘の殺人」。「2018本格ミステリ・ベスト10【国内編】」でも作品は1位に選ばれていたが、今回も2位に104票差付けての断トツの1位。著者の今村昌弘氏は1985年生まれの32歳で、今年、第27回鮎川哲也賞此の作品で受賞。詰まりデビュー作がこんなにも高い評価を得ている訳だ。

 

近日中に「このミステリーがすごい!2018年版」が発表となるが、こうなると「屍人荘の殺人」が1位に輝き、“三冠”達成という可能性も。そうなると、2005年の「容疑者Xの献身」以来の“三冠王”という事になるが・・・。

 

閑話休題

 

*********************************「『ゾーン30』効果在り、交通事故23.5%減」(12月7日、読売新聞

 

通学路等の生活道路で最高速度を時速30kmに制限する「ゾーン30」の事故抑止効果に付いて、警察庁は7日、初めて実施した全国調査の結果を発表した。

 

交通事故が23.5%、死亡・重傷事故は26.8%減少する等、一定の効果が確認され、庁は、来年度以降も通学路等を中心に、整備を進める方針。

 

ゾーン30は2006年9月、埼玉県川口市の道路幅約6の生活道路で、脇見運転ワゴン車保育園児等の列に突っ込み、園児等21人が死傷した事故を切っ掛けに導入された。其の後、全国に広がり、今年3月末現在、3,105ヶ所がゾーン30に指定されている。

 

今回の検証は、2016年3月末に整備された2,490ヶ所を対象に実施。ゾーン30になった前後1年間の事故発生状況等を検証した。

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「『ゾーン30』を導入した事で、交通事故も死亡・重傷事故も大幅減少となった。」というのは、凄く理解出来る。と言うのも、身近で其の効果をを感じているから。

 

我が家の近所に在る生活道路だが、見通しが悪くは無いのに、何故か事故が多かった。「見通しが悪く無い。→車のスピードを出してしまう。」という事なのか、1年位前から「ゾーン30」が導入された。以降、自分が知る限りでは、大きな事故は発生してない。「今後、どうなって行くか?」は検証して行く必要が在るだろうけれど、少しでも悲惨な事故が減る事になるのならば、どんどん適用地域を広げて行って貰いたい。


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