一昨日は勝てた試合を、継投の大失敗で落としてしまったジャイアンツ。昨日行われたタイガースとの今季2戦目は、先発の久保裕也投手(ジャイアンツ)が悪い調子なりにタイガース打線をかわし、5回を投げ終えて1失点という状況。その時点では3対1とジャイアンツが2点リードしていたが、何しろ昨日の悪夢が脳裏にちらつき、全く安閑と出来ぬままに試合展開を見守っていた。
そして6回表、2死3塁で久保投手の打順が回って来た際、原監督がベンチを飛び出して代打を告げた事で、これ以上無い不安が我が心を占拠。「曲がり形にも久保投手は5回を1失点で凌いでおり、勝利の流れはジャイアンツに在る。それなのに何故敢えて自ら動く?勝負の鉄則で言えば、これでは流れがタイガースに変わってしまうではないか!」と思ったのだ。案の定と言うべきか、ジャイアンツの二番手・野口茂樹投手は1点を失い、3対2と1点差迄詰め寄られてしまった。「嗚呼、これでジャイアンツは負けだ。このままズルズル1点差で試合が進み、最後に”又”豊田清投手を抑えに起用し、滅多打ちに遭ってサヨナラ負けを見せられるのか・・・。」と捨て鉢な思いに。
しかし8回表、この試合でそれ迄の全打点を叩き出していたデーモン・ホリンズ選手が又してもタイムリーを放つ等、2点を奪って5対2とタイガースを突き放した。ジャイアンツ歴代外国人選手中で最強と信じているウォーレン・クロマティ選手。彼と同じ背番号「49」を背負ったホリンズ選手だが、失礼ながら全く期待していない存在だった。もっと言えば、「毎年の様にジャイアンツが掴まされている、ポンコツ外国人選手の一人だろう。」という認識だったのだが、いやはや恐れ入った。
嘗てのランディ・バース選手の様に、我が国の球界で大化けして欲しいもの。
そして5対2のままで迎えた9回裏、抑えとして登場したのは何と林昌範投手。毎回毎回抑え切るというのは不可能なれど、「球威が無い上にコントロールが全く定まらず、結果的に打ち込まれて失敗。」という内容の悪さが今季”も”目立つ事から、ジャイアンツ首脳陣も暫くは豊田投手を抑えとして起用する事を断念したのではなかろうか。「優秀な抑え投手はコントロールも然る事乍ら、球威の在る球を投じられるというのが必須。」という考えを持っているだけに、林投手の抑え起用は大賛成。万が一彼で試合を落としたとしても、ジャイアンツ・ファンの多くは納得出来るのではなかろうか。林投手が期待通りにタイガース打線を抑え込み、ジャイアンツは勝利を収めた。一昨日の悪夢を振り払ってくれる勝ちだ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
ところで、これ迄の闘いぶりには「今季こそ!」という期待を抱かせてくれる我がジャイアンツ。勿論、昨年の「開幕から猛ダッシュ→まさかの大失速」という嫌な前例が在るので未だ未だ油断は出来ないが、試合内容が良いというのは素直に嬉しい。そんな良いスタート・ダッシュを見せてくれたジャイアンツに反して、関連グッズの売れ行きは芳しく無い様だ。
18日付けの「夕刊フジ」に「ジャイアンツ・グッズ神話崩壊」という記事が載っていた。巨人グッズを扱っている会社は5社程在り、その中でも最大手と言える「スポーツマーケティングプロパティーズ」社が資金繰りに行き詰まり、約3億円という負債総額を抱えて倒産したというのだ。この会社はジャイアンツ選手の背番号入りTシャツやユニフォーム、キャラクター・グッズを企画、製作、販売していて、2004年には17億円の売り上げが在った。しかし売れ行きNo.1の松井秀喜選手が2003年にメジャーに移籍する等、ジャイアンツ・ファンの心を鷲掴みする様な人気選手が消えて(or少なくなって)しまった事から売り上げが減り続け、一昨年には全盛期の半分以下の7億円に迄落ち込んでしまったとか。
昨年、ジャイアンツがアディダス社と3年6億円とも言われるスポンサー契約を結んだ事で、スポーツマーケティングプロパティーズ社がレプリカ・ユニフォーム等の製作が出来なくなったというのも売り上げの落ち込みに影響したとも記されていた。このスポーツマーケティングプロパティーズ社がジャイアンツとどれ程の期間”付き合い”が在ったのかは知らないが、もしそれなりに長い付き合いをしていたとすれば、資本主義社会とはいえこれ迄支えてくれた会社に対しての配慮が欲しかったという思いが在る。
唯、売り上げの激減した最大要因は、やはりジャイアンツ人気の低落が在るのは間違い無いだろうし、その辺をジャイアンツ・フロントも改めて真摯に受け止める可きだろう。
因みに昨年のジャイアンツ関連グッズで最も売り上げが良かったのは、選手では無く原監督だったとか。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_acha.gif)
タイガースやホークスでは、関連グッズの売れ行きが相変わらず好調という。
そして6回表、2死3塁で久保投手の打順が回って来た際、原監督がベンチを飛び出して代打を告げた事で、これ以上無い不安が我が心を占拠。「曲がり形にも久保投手は5回を1失点で凌いでおり、勝利の流れはジャイアンツに在る。それなのに何故敢えて自ら動く?勝負の鉄則で言えば、これでは流れがタイガースに変わってしまうではないか!」と思ったのだ。案の定と言うべきか、ジャイアンツの二番手・野口茂樹投手は1点を失い、3対2と1点差迄詰め寄られてしまった。「嗚呼、これでジャイアンツは負けだ。このままズルズル1点差で試合が進み、最後に”又”豊田清投手を抑えに起用し、滅多打ちに遭ってサヨナラ負けを見せられるのか・・・。」と捨て鉢な思いに。
しかし8回表、この試合でそれ迄の全打点を叩き出していたデーモン・ホリンズ選手が又してもタイムリーを放つ等、2点を奪って5対2とタイガースを突き放した。ジャイアンツ歴代外国人選手中で最強と信じているウォーレン・クロマティ選手。彼と同じ背番号「49」を背負ったホリンズ選手だが、失礼ながら全く期待していない存在だった。もっと言えば、「毎年の様にジャイアンツが掴まされている、ポンコツ外国人選手の一人だろう。」という認識だったのだが、いやはや恐れ入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
そして5対2のままで迎えた9回裏、抑えとして登場したのは何と林昌範投手。毎回毎回抑え切るというのは不可能なれど、「球威が無い上にコントロールが全く定まらず、結果的に打ち込まれて失敗。」という内容の悪さが今季”も”目立つ事から、ジャイアンツ首脳陣も暫くは豊田投手を抑えとして起用する事を断念したのではなかろうか。「優秀な抑え投手はコントロールも然る事乍ら、球威の在る球を投じられるというのが必須。」という考えを持っているだけに、林投手の抑え起用は大賛成。万が一彼で試合を落としたとしても、ジャイアンツ・ファンの多くは納得出来るのではなかろうか。林投手が期待通りにタイガース打線を抑え込み、ジャイアンツは勝利を収めた。一昨日の悪夢を振り払ってくれる勝ちだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
ところで、これ迄の闘いぶりには「今季こそ!」という期待を抱かせてくれる我がジャイアンツ。勿論、昨年の「開幕から猛ダッシュ→まさかの大失速」という嫌な前例が在るので未だ未だ油断は出来ないが、試合内容が良いというのは素直に嬉しい。そんな良いスタート・ダッシュを見せてくれたジャイアンツに反して、関連グッズの売れ行きは芳しく無い様だ。
18日付けの「夕刊フジ」に「ジャイアンツ・グッズ神話崩壊」という記事が載っていた。巨人グッズを扱っている会社は5社程在り、その中でも最大手と言える「スポーツマーケティングプロパティーズ」社が資金繰りに行き詰まり、約3億円という負債総額を抱えて倒産したというのだ。この会社はジャイアンツ選手の背番号入りTシャツやユニフォーム、キャラクター・グッズを企画、製作、販売していて、2004年には17億円の売り上げが在った。しかし売れ行きNo.1の松井秀喜選手が2003年にメジャーに移籍する等、ジャイアンツ・ファンの心を鷲掴みする様な人気選手が消えて(or少なくなって)しまった事から売り上げが減り続け、一昨年には全盛期の半分以下の7億円に迄落ち込んでしまったとか。
昨年、ジャイアンツがアディダス社と3年6億円とも言われるスポンサー契約を結んだ事で、スポーツマーケティングプロパティーズ社がレプリカ・ユニフォーム等の製作が出来なくなったというのも売り上げの落ち込みに影響したとも記されていた。このスポーツマーケティングプロパティーズ社がジャイアンツとどれ程の期間”付き合い”が在ったのかは知らないが、もしそれなりに長い付き合いをしていたとすれば、資本主義社会とはいえこれ迄支えてくれた会社に対しての配慮が欲しかったという思いが在る。
唯、売り上げの激減した最大要因は、やはりジャイアンツ人気の低落が在るのは間違い無いだろうし、その辺をジャイアンツ・フロントも改めて真摯に受け止める可きだろう。
因みに昨年のジャイアンツ関連グッズで最も売り上げが良かったのは、選手では無く原監督だったとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_acha.gif)
タイガースやホークスでは、関連グッズの売れ行きが相変わらず好調という。
いずれにしても、ホークスが2000年のリベンジを果たす目的で日本シリーズに出場出来る様、熱い応援活動を展開します。
それがジャイアンツの凋落が始まった時期にほぼ近いんですよ。
何か感じませんか?
伝統が売りのチームが伝統を蔑ろにするんじゃ、駄目ですよ。
ま、NPB自体にその傾向があるからどうしようもないんですが。
一方、中日はなんかチグハグですね。
憲伸は離脱するし・・・
それに加え、阪神も好調。
ペナントレースとしては大変おもしろいけれど、中日ファンとしては、胃が痛い毎日ですね。
グッズ売り上げ低調の件ですが、ここ数年の由伸の不振も原因かと思います。
本当は、由伸が松井並みに活躍して、人気を得ないといけないんですよね。
グッズの売上低調の原因は球団の商品企画(現2軍広報)が良い商品を各グッズ代理店が提案しても商品化させないからです。アディダス社が売筋商品の製作権を持っているのに商品を作らないのも原因。アディダスのブランドイメージとジャビットのキャラクターイメージ、グッズイメージが合わないといった理由から。一昨年、ジャビットのキャラクター変更騒動がありましたが事実です、20社ほどプレゼンして結局良い物がなかったので見送られましたが、昨年から使用している新しいロゴ(浅黒い巨人がバット握っているやつ)は、そのプレゼンの最終選考に残った中の1つです。
ちなみにジャビット変更はナベツネの一声から始まった。
ジャイアンツのグッズ販売に付いては、以前より色々な問題が指摘されていましたね。最もガッカリしたのは、ジャイアンツ選手の”直筆サイン”入りのボールに偽物が多く混ざっていたという話。胡散臭い店で売られていたサイン・ボールが、実は店主等が書いた物だったというので在れば未だ笑える話でしょうが(昔、たけし軍団入りする前のガダルカナル・タカ氏&つまみ枝豆氏[当時はカージナルスというコンビ名で活動していたそうですが。]が、当時流行っていたヒゲ・ダンスを引っ提げて、台湾で「ドリフターズ」として活動していたという話が在りますが、これなんかは馬鹿馬鹿しくて笑えるのですが。
某大手自動車会社関連の仕事をしていた際、下請けに面倒な事を全て丸投げし、美味しい所だけを得ている現状をまざまざと見せ付けられ、暗澹とした思いをさせられました。「親会社が笑い、下請けが泣く。」という図式はまま見られる事では在りますが、それを思わせる「ジャイアンツのSMP切捨て劇」ですね。
今後とも何卒宜しく御願い致します。
また、不快に思われた方もいらっしゃるかと思います。
サインボールに関しては、読売広告(読広コムズ)が製作しております。読広は昔からサインボールを作っており、王、長嶋の時代は選手の直筆で売っていたそうですが、あまりに売れて生産が追いつかず読広の社員が偽造しておりました。最近では巨人の球団職員が選手の用品を不正販売しておりましたが、この職員は商品企画の人間だったため周辺の人事異動も行われたようです。ちなみにSMPは平成6年創業、ある会社から独立した事業のようです。ある新聞記者からライセンス事業の話を持ち掛けられて巨人軍へ2名ほど派遣しライセンス事業を確立し会社を興したのですが、現在、球団職員の中には当時のSMPの貢献を知っている社員はいないので支援者はいなかったと思われます。球団はグッズ代理店をしている会社を減らしたい意向ですので現在の代理店、アディダス、一球、読広、読売スポーツ事業部のうち、契約を打ち切るところも出てくるでしょう。
アディダスが参入してくる前にユニホームを30年近く作っていたデサント社のように。
また巨人軍はファンサービスの一環で応援に使えるオレンジのタオルを来場者に配ってました。グッズでもオレンジのタオル作っているのに何故??と思いましたが、巨人の上会、読売本社が企画し売上減を促しています。球団も上会の指示では従わざるえないようです。
余りにもジャイアンツの内情に御詳しいので驚いております。
明らかな落ち度が在った場合は別ですが、苦しい時代からバック・アップしてくれていた取引先を、単に目先の利益だけで切ってしまうというのは「絶対に駄目!」とは言わないものの、寂しい話ですね。
「株式会社一球」の名前は知っておりましたものの、倒産歴が在る事や、セ・リーグ全チームのグッズを手掛けているとは知りませんでした。ストラップ付きVメガホンやマグカップ等、結構此処のグッズは買っていたりしますね。