ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

携帯からの○○○○で死者続出!?

2007年04月21日 | 時事ネタ関連
一昨日行われた「タイガースv.s.ドラゴンズ」の試合は、5回表のタイガースの攻撃を終えた時点で7対1とタイガースが6点をリードしていた。「今日の試合は、タイガースの勝ちで決まりだな。」と思ったのだが、その裏にドラゴンズ打線が5点を返して1点差。7回裏にはタイガースの”不沈空母”久保田智之投手から、まさかまさかの3点を奪い取り、結局9対7でドラゴンズが大逆転勝利を収めた。6点差からの敗戦という事で、「タイガース・ファンはさぞかしショックだろう。」と同情していたのだが・・・。

まさか同じ思いを、その次の日に自分が経験するとは思ってもいなかった。昨日行われた「ジャイアンツv.s.タイガース」の試合は、11回を終えた時点で1対1という手に汗握る展開だったが、12回表にジャイアンツ打線が江草仁貴橋本健太郎両投手に襲い掛かり、3点を奪って4対1とした時点で、「今日の試合は貰った。」とTV画面に向かってほくそ笑んでいたジャイアンツ・ファンの自分。しかし、その裏に抑えとして登場した豊田清投手には、少なからずの不安を感じてもいたのだが、その不安がズバリ的中してしまい、まさかまさかのジャイアンツのサヨナラ負け。日によって好不調の差がハッキリしており、昨日は明らかに絶不調だった豊田投手をずっと投げさせ続けた原監督には大いに疑問を感じる所だが(TV画面に向かって「原のボケ!何やっとんじゃ!!」と何度も叫んでしまった。)、まあこれは結果論だからこれ以上言うまい。唯、痛切に感じるのは、「ジャイアンツのレギュラー組と控え組の間には、打撃面だけでは無く守備面でも結構な差が在るなあ。」という事。返す返すも悔やまれるのは、12回裏に脇谷亮太選手が状況把握の出来ていない守備にて”実質的なエラー”をし、傷口を広げてしまった事。解説の星野仙一氏も指摘していたが、3点差を付けたあの状況下では確実に1アウトを取りに行けば済む事で、その思いが在れば少なくとも敗戦には結び付かなかった様に思う。まあ今更愚痴っても詮無い事なので、明日はリベンジを果たして貰いたいが、正直この敗戦はショックが大きい。

閑話休題。右打ち職人様のブログ「田無の万華鏡(旧名田無の日記帳)」に面白い記事が載っていた。「ケータイから広まるウイルスとは」という記事なのだが、何でもパキスタンアフガニスタンでは或る恐ろしい噂が広まっているのだとか。それは携帯電話に”奇妙な番号”からの電話が掛かった際、その電話に出るとウイルスによって死んでしまう。というもので、「実際にカブールでは先週末、この恐怖のウイルスによって数人が亡くなった。」という噂も飛び交っていると。

携帯電話にウイルス・メールが届くというのでは無く、携帯電話からウイルスが”貞子”の如く飛び出して人を殺すというのだから笑ってしまうのだが、の国々ではこの噂を真剣に信じている人も少なくないらしく、事態を沈静化させるべく、アフガニスタンの政府関係者がテレビに出演して「噂には根拠が無い。」と呼び掛けたという。

このニュース、「こんな事を信じる人間が居るんだ。」と上記した様に笑ってしまったのだが、良く良く考えると一寸笑えなかったりもする。我が国で電話サービスが開始となった明治時代、受話器を通して人の声が聞こえて来る事に、「電話線の中を小人が走って、声を伝えているのでは?」といた話が真しやかに囁かれていたというが、それに近い考えを幼少期の自分はチラッと思っていた事が在るからだ。

以前の記事「マイナーな漫画だけど好き」でも触れたが、水木しげる氏の漫画「テレビくん」ではテレビの中に自由に出入り出来る少年達が描かれており、未だ幼かった自分はほんの少しだけ「これって本当かも。」と思ってしまった。今では「何て馬鹿な事を。」と自分でも笑ってしまう話だが、自身の知り得る世界が狭いと、こういった事はあながち一笑に付せない気も。

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7 コメント

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似たような事 (ハニスポ)
2007-04-21 12:17:14
この前、何の気も無しで見ていたマリーンズ対ライオンズのデーゲームで小林雅英投手(マリーンズ)が滅多打ちを食らい、馬原投手(ホークス)が3点リードを守れなかった事を聞いていただけに、金曜の豊田投手のアレは「パ・リーグのストッパーの悪癖」にしか思えませんでした。
原監督が豊田投手を代えなかったのは、ミスターが1、2回失敗しただけでストッパーをとっかえひっかえして抑え不在の状態に陥らせた事を反面教師にしているではと思えるのです。去年タイガースの岡田監督が、リリーフ失敗を繰り返していた久保田投手を本人が怪我で離脱するまで抑えの座から下ろさなかった様に。
ただもしかすると、アレをもう1度繰り返したら、原監督もしくは尾花コーチが豊田投手を切るような気がします。林投手をはじめ、他のリリーフ陣がいい仕事をしているだけに。
あと、レギュラーと控えのレベル差という点では、リン外野手の打球を抜かしてしまった脇谷内野手のみならず、豊田投手をリードできなかった加藤捕手にも言えるのではないかと思えたのは、結果論でしょうか?

さて(前置きへのレスが長くなりましたが)、この記事の御題に似た様な事として、とある人気声優さんが子供の頃、「アニメのキャラクターが喋っているのは、アニメの絵から声が出る仕組みになっているんだ」に思い込んでいたという話を聞いた事があります。
普通なら「んなアホな」と思えるのですが、「1枚の絵自体が音を発しなくても、その絵を動かすと音が出るようになる」という理屈ならそう思い込めるのかも、とも思えたりします。
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>ハニスポ様 (giants-55)
2007-04-21 13:28:06
書き込み有難う御座いました。

前政権時から感じている事ですが、原監督の頭の中に在るベストの野球は「藤田野球」で、逆に「長嶋野球」を反面教師にしている面は確かに在ると思います。ミスターの投手交代はハチャメチャでしたからね(笑)。それに「今季のストッパーは豊田投手で行く!」と決めた以上、この早い段階で「抑え失格」の烙印を押してしまう様な交代をしてしまうと、豊田投手だけでは無く、チーム全体に不信感が漂ってしまうという懸念も在ったとも思います。

唯、それはそれで判るものの、哀しいかな豊田投手には往年のスピードが無い以上、彼の”現時点での”命綱”はコントロールだけだと思うし、そのコントロールが明らかに駄目だった昨日の様なケースでは、スパッと変えてしまう方向も在るのではないかなあと。これがタイガースやドラゴンズの様な強いチームならばどっしり構えてというのは判るのですが、何しろジャイアンツは数年優勝出来ていない挑戦者の立場ですから、兎に角遮二無二勝ちに行く姿勢を打ち出す方が先決ではないかと思うのです。

記事では脇谷選手の”ミス”を挙げましたが、加藤捕手の”未熟さ”というのも確かに感じました。あの御仁の意見に賛意を表明するのは悔しいのですが(笑)、解説の星野氏が「豊田投手の決め球のシュートを放らせるタイミングが明らかに間違っていた。」と語っていましたが、それは自分も感じました。これも結果論になってしまいますが、加藤選手を始めとして”あの場面”での守備陣に所謂控え選手が多かっただけに、1死1、2塁で鳥谷選手を迎えた時点で、首脳陣が一呼吸間を置く意味でマウンドに足を運んでも良かったのではないかなあと。何れはレギュラー選手から控え選手への切り替え時期が来るのですから、守備の面で実戦経験を積ませるのは良い事なのですが、如何せん昨日は大幅に変え過ぎた気が。まあ実際の所は、変えざるを得なかったという事なのでしょうが、そうなるとタイガースの金本選手の様にずっと試合に出続けられる心身共に強い選手の存在っていうのは大きいなあと改めて感じますね。
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>ハニスポ様 (giants-55)
2007-04-21 13:45:27
原監督のスタンスは、ジャイアンツ時代の王監督にやや似ている気が。「鹿取、鹿取、鹿取、そして今日も鹿取」と鹿取選手に固執している王さんの姿は漫画でもネタにされていましたが、良く言えば一徹、悪く言えば頑迷とも言えるかと(苦笑)。
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林投手を! (ミヤシロ)
2007-04-21 16:04:50
昨夜のタイガース戦、残業中(の休憩時間)に、ネットの速報で3点リードしたことを確認し、今夜は豊田投手での勝ちを確信しました。が、あんなことになっているとは、後にスポーツニュースを見るまで知りませんでした。

先日、京セラドームで、林投手-豊田投手の6連続三振を直に見たのですが、林投手が非常にいいと感じました。林投手は、先発使うほうが良いというファンの意見もあるようですが、現時点では豊田投手ではなく、林投手を不動のストッパーにして欲しい!と、素人考えで思うのです。

話は変わって幼少期の私のアホな思い込みですが、当時グレートマジンガーの超合金を買って貰い、本当に飛ぶものだと信じて、投げて壊した思い出があります(^_^;)これは、アホな思い込みを通りこして、ちょっと頭が弱かった子供であったことを物語っていますね(苦笑
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マヌケな子供でした (マヌケ)
2007-04-21 17:36:55
大差があると安心して見ていられるゲームかと思いきやどうしたんだ・・・という展開は結構あるものです。 ピッチャーの心理として気の緩みが出てしまう選手もあれば好投に弾みがついて勝ち星を増やす選手もあるでしょうね。 子供のころ「昨日、おれんちのテレビでウルトラマンがあった。お前んちのテレビは何があった?」と友達に話したことがあります。 一斉に電波が飛んできて同じ番組をみんなが見ているという仕組みが理解できておらず、テレビによって、東芝のテレビとかナショナルのテレビとか種類によって異なる番組が出てくると思っていました。 たぶん科学とか物理とか?そいういう教育をすっとばしていきなり携帯電話を手にした純朴な人からすればそれは不思議な道具だと思うに違いありません。 小学校低学年のころ夏祭りの夜店で叔父からミドリガメを買ってもらいました。 カメは水の中で生きているのでと、ネスカフェの空き瓶に水をたっぷり入れ、その中にカメを入れてフタをしテレビの上に置きました。 カメが一生懸命泳いでいるものと思い喜びました。 翌日カメは溺死していました。 本当にマヌケな子供でした。 しかし、父も夜店やらで売りよるようなカメは初めから弱っとるからダメなんだと言いました。 トホホです。
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>マヌケ様 (giants-55)
2007-04-21 19:58:00
書き込み有難う御座いました。

都内の或る池に、小型犬程の亀が何匹も居るなんてニュースが一昔前に報じられていました。その正体が縁日で売られているミドリガメで、飼うのに飽きてしまった子供達が池に放流して、それ等が大きく成長したものだと知り、「あの小さなミドリガメでも、そんな大きくなるのか。」と驚かされたものです。

知識が無いが故に、結果的に残酷な事をしてしまうというのは幼少期に多々在る事ですよね。自分も子供の頃にテーブル兎なる手の平に乗る大きさの兎を飼っていましたが、露天のオヤジから「餌は一日、葉物を数g程度で充分。その他に水を与えれば大丈夫。くれぐれも食べさせ過ぎない様に。食べさせ過ぎると死んでしまうから。」と言われたものの、「そんな少なかったら可哀想。」と思って、ガンガン食べさせていました。兎自身も美味しそうに食べていたので、オヤジの忠告をスッカリ忘れて与えていたのですが、数日後にグッタリしてしまい、慌てて動物病院に連れて行った所、食べさせ過ぎで御腹にガスが溜まっているとの事でした。色々手を尽くしたのですが、結果的に死んでしまって・・・。知識が無かったとはいえ可哀想な事をしてしまったと、今でも心の傷になっております。
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勝つと思うな 思えば負けよ~♪ (さのかづみ)
2007-04-21 22:12:36
こんばんは。

近年ホークスならペドラザ、スワローズなら高津が出て来れば“絶対”逃げ切れると思った試合でまさかの敗戦…。

『守護神の名を冠せられても所詮は人間』

『絶対は有り得ない』

と言い聞かせても諦め切れない事は度々在りましたね、自分にも…。



ところで私事ですが、我がブログで今回急にヒヨコトピックを書きたくなったのは、ヒヨコに対する反省・鎮魂を形にしたかったからです。

今後あのブログを続けるにあたり、4月18日が来たらいつかは載せるつもりでいたのですが、気付いたら丁度30年(31回忌)という事も在って載せたい欲求が急激に湧き、今年1日遅れで書かせていただきました。

今回文章にした事で、ヒヨコが浮かばれてくれたら幸いです。



追記

我がブログ、プロ野球トピックは鷹と燕の試合が在る日は随時掲載し、他球団ネタも折を見て掲載させていただきます。

ホークスはお陰様で昨年カモにされたファイターズに2連勝、上昇の糸口を見つけた様です。
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