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「『怪我さえ無ければ!』と悔やまれるプロ野球選手ランキング」(6月21日、gooランキング)
1位: 赤星憲広氏[タイガース](244票)
2位: 伊藤智仁氏[スワローズ](225票)
3位: 松坂大輔投手[ライオンズ等](209票)
4位: 松井秀喜氏[ジャイアンツ等](174票)
5位: 吉村禎章氏[ジャイアンツ](110票)
6位: 前田智徳氏[カープ](105票)
7位: 斉藤和巳氏[ホークス](89票)
8位: 斎藤佑樹投手[ファイターズ](84票)
9位: 桑田真澄氏[ジャイアンツ等](78票)
10位:浅尾拓也氏[ドラゴンズ](76票)
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「『怪我さえ無ければ!』と悔やまれるプロ野球選手」といっても、選ぶ人の年齢や応援しているチームによって、色々名前が挙がる事だろう。又、怪我によって引退に追い込まれた選手、其れも引退に追い込まれた年齢が若ければ若い程、「本当に残念だ・・・。」と思う人は多いに違い無い。
そういう意味でも、赤星憲広氏が一番に選ばれたのは理解出来る。出塁率が高く(通算で.365。)、俊足(通算盗塁数は381。)の良い選手だったが、脊髄損傷によって「現役続行すれば、最悪、命の危険が在る。」と医師から宣告され、33歳の若さで引退する事になったからだ。結局、現役生活は9年で幕を下ろした訳だが、未だ未だ現役で大活躍出来る選手だっただけに、ジャイアンツ・ファンの自分も「本当に残念だなあ。」と思ったし。
自分の場合、「『怪我さえ無ければ!』と悔やまれるプロ野球選手」という事で、一番に頭に浮かんだのは吉村禎章氏だ。6年前の記事「外出先で見た、未だに忘れられないジャイアンツ戦」で詳しく書いたが、「1988年7月6日に札幌丸山球場で行われた試合で、守備中に同僚の栄村忠広選手と激突し、左膝靭帯断裂という大怪我負った彼の姿。」は、31年経った今も強烈に覚えている。
53代のジャイアンツ4番打者となった彼だが、大怪我さえ無ければ、もっともっと4番打者として活躍出来た事だろう。「48代・原辰徳氏の次の“真の4番打者”は、62代・松井秀喜氏だ。」と考えるジャイアンツ・ファンは多い様に思うけれど、大怪我さえ無ければ、53代の吉村禎章氏の名前が、“真の4番打者”として深く刻み込まれたに違い無い。