*************************************
「『平日、子供に学校を休ませてTDL』で、何が悪いの? ネットで賛否両論の嵐」(3月17日、トレンドGyaO)
YOMIURI ONLINEの発言小町で192件ものレスが付いたトピックス「学校を平日に休んでTDL、最近はこうなのですか?」。教育論から日本人のワーク・ライフ・バランスに迄議論は飛び火し、賛否両論の嵐が吹き荒れました。貴方は子供に学校を休ませて東京ディズニーランドへ連れて行く親は在りだと思いますか?
先ずは、発言小町のトピックスの内容を御覧下さい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
一地方都市で英語教室を遣っているえいこです。
教室に遣って来る小学生が、「東京ディズニーランド(又は沖縄旅行、等)に行くの。」と言い、レッスン休む事がこの地方都市でもしばしば在ります。
(中略)
夏休みや週末はツアーが高い為、平日の安い時に学校は丸々休んで旅行するのです。
(中略)
私が子供の頃は、学校を休むと其処の勉強が判らなくなるから夏休み等に旅行はしていたのですが、学校を休んで家族旅行をする、というのが今一つ判りません。子供の話にどうリアクションしたら良いか何時も一寸困るのです。
御子様に学校を休ませて旅行をさせますか、させませんか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
えいこさんのこの問いに対して、賛成派と反対派が激突。反対派は「学校はルールを学ぶ場所。そのルールを破ってまで個人の楽しみを優先させるのはおかしい。」と、親の身勝手さを非難しています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「病気と冠婚葬祭以外では休むべきでは無い!」
「多分に親のエゴだと思われます。子供に発言権は無いのですから。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
それに対して賛成派は「世の中には平日にしか休みが取れない親も居る。休みの取れる時に家族一緒で過ごす時間を大切にしたい。その考えの何がおかしいの?」と応戦。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「土曜、日曜日休める人ばかりでは無いのよ!学校も家族旅行で休む事は認めていますよ。」
「これは子育てが一段落した親の意見です。子供の頃もっと家族で行きたかった。父も亡くなったし二度と家族と行く事は出来ない。本当に哀しいですよ。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これ等の意見に対して反対派も負けません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「子供には長期の休みが在るあるのですから、様々な体験はその時にさせれば充分です。昔は土曜日も半ドンで休みでは在りませんでした。それでも、休んで遊びに行く人なんて居なかったですよ。」
「学校を休まなければ親子のコミュニケーションは出来ない物でしょうか。まるで工夫というものが無いですね。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
すると賛成派は「学校って其処迄重要な物なの?」と問い掛けます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「この真面目さが『休暇が取れない日本人』を継続的に世に送り出しているのですね。」
「極端ですが、1年学校を休んで両親と世界を地に足を付けてじっくり見て回った小学生が居たとしましょう。私ならこの小学生は良い体験をし、人生で掛け替えの無い物を得たと感じますが。」
「学校が絶対というのは、寧ろ恐ろしい考えかたの様な気がします。絶対的な物、絶対的な権力、というのは、無い方が良い。」
「100%出席させれば良いてもんじゃ無いでしょ~と思う事、少なく無い気がする。今の学級崩壊って、寧ろこういう教育しか受けていない人達が親世代になった事による気がする。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
では、実際の教育現場からの意見は?教師をしているという方や学校関係者の書き込みによると、学校側も「平日に休ませて旅行」は認める傾向に在る様です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「親と子供との関わり合いが薄いと感じる事件が多々在りましたので、親子のコミュニケーションが深く取れる旅行等には、寧ろ先生方は賛成していた様に感じられました。」
「冠婚葬祭やそれに準ずる事柄で無く、旅行で御休みされる御子さんとそれを伝えられる保護者の方には『良かったね。楽しんで来てね。』としか言えません。平日に旅行で休みですか?なんて言おうものなら、その後思い切り面倒な事になるのは目に見えてますから(笑)。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
結局、議論は白熱し乍らも平行線を辿るのみ。「うちはそんな事させないけど、人それぞれだから別に良いのでは。」、「TDLは完全に遊びだから平日を休ませるのは不可だが、地球博等社会見学になる物は可。」といった一部容認派の意見も多く見られました。
議論を見て行くと、賛成派と反対派の一番の違いは、“学校”という物に対する捉え方の様に思われます。確かに嘗て主流だった筈の「学校を休んで旅行なんてとんでもない。」という価値観は失われつつ在り、学校に対する緊張感も薄れて来ているのが実際の所でしょう。
因に、筆者の身近に1960~1990年代に小学校の教師を遣っていた女性が居るので、嘗てはどうだったのか伺ってみた所、「昔は学校や教師に対して敬意が払われていたので、平日に学校を休んで何処かに行く、という事は殆ど無かった。変わって来たなと実感し始めたのは平成に入った頃から。良い悪いは別にして、女性の社会進出を切っ掛けに親の在り方というものが変わって来た様に思う。」との事でした。
何れにせよ、義務教育とは保護者等が子供に教育を受けさせる義務の事。学校を休ませても家族旅行を優先させるかどうかの判断、そしてそれに付随する責任は、学校では無く親に在ります。
貴方ならどうしますか? 子供の居ない人も、もし自分が親だったらどうするか、一度は掘り下げて考えてみると良いかもしれませんね。
*************************************
父方の家と母方の家とでは食べ物の嗜好や物の考え方等、様々な点で差異が存していた。「知識の習得のみならず、人間関係の構築を含めた社会性体得の場として、学校は重要な存在。」という点で双方は一致していたと思うのだが、片や「義務教育の期間、平日に学校を休んで遊びに行くなんて論外。」という家だったのに対し、もう一方の家では余りその点では拘りが無かった様に思われる。小学校時代、平日に学校を休んで家族旅行している従兄弟を羨ましく思いつつ、個人的には「義務教育期間なのだから、きちんと学校に行かないと。」という思いを持ち続けていた。
そういう自分だからこそ、この元記事は非常に興味深かった。賛否両論在って然る可きテーマだろうとは思うが、色々経験を積んで来た上での私見を述べさせて貰うと、「平日に学校を休ませて家族旅行」というのは“必ずしも”悪いとは思わない。平日じゃないと休みが取れない親が居るのは確かだろうし(夏休み等、世間での長期休暇の間も“稼ぎ時”として休めないケースも当然在ろう。)、そういった家庭では平日じゃないと家族サービスは出来ないと思うし。「家族旅行をしなくても、家族間のコミュニケーションは図れる筈。」という意見を100%否定する気は無いが、何と無く「休日に休みを取れた家庭で育った人間からの視点」、「自分と異なった思考は一切認めないといった思い。」を強く感じてもしまう。
と言って、「絶対的な物、絶対的な権力、というのは、無い方が良い。」と迄言い切ってしまう賛成派の意見には、是々非々とは異なる別の要素を感じてしまい、同調出来ない。「TDLは完全に遊びだから平日を休ませるのは不可だが、地球博等社会見学になる物は可。」という一部容認派の意見も、「何を以てして子供の為になるのか?」というのは個々人それぞれの考えが在るだろうから、「地球博に行くのだって、遊びと言えなくもないだろう。」という反発の思いが。
概して人間は「楽な方」に、「楽しい方」に心が動いてしまうもの。子供ならば、それは一層の事だろう。「学校に行くか?それとも学校を休んで、家族旅行をするか?」と問われれば、普通は学校を休む方を選択するのではないか。だからこそ親の存在が重要になる。単に「楽しければ何でもOK。」といった親ならば、それに振り回される子供は不幸。でも、「学校を休ませても、今回は家族旅行させる方が意味が在る。」という確固たる思考&基準を持った親の下ならば、子供に弊害は生じないのではないか。
そこで皆様にズバリ聞きます!「家族旅行の為に、子供を平日に休ませる事をどう思いますか?」
「『平日、子供に学校を休ませてTDL』で、何が悪いの? ネットで賛否両論の嵐」(3月17日、トレンドGyaO)
YOMIURI ONLINEの発言小町で192件ものレスが付いたトピックス「学校を平日に休んでTDL、最近はこうなのですか?」。教育論から日本人のワーク・ライフ・バランスに迄議論は飛び火し、賛否両論の嵐が吹き荒れました。貴方は子供に学校を休ませて東京ディズニーランドへ連れて行く親は在りだと思いますか?
先ずは、発言小町のトピックスの内容を御覧下さい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
一地方都市で英語教室を遣っているえいこです。
教室に遣って来る小学生が、「東京ディズニーランド(又は沖縄旅行、等)に行くの。」と言い、レッスン休む事がこの地方都市でもしばしば在ります。
(中略)
夏休みや週末はツアーが高い為、平日の安い時に学校は丸々休んで旅行するのです。
(中略)
私が子供の頃は、学校を休むと其処の勉強が判らなくなるから夏休み等に旅行はしていたのですが、学校を休んで家族旅行をする、というのが今一つ判りません。子供の話にどうリアクションしたら良いか何時も一寸困るのです。
御子様に学校を休ませて旅行をさせますか、させませんか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
えいこさんのこの問いに対して、賛成派と反対派が激突。反対派は「学校はルールを学ぶ場所。そのルールを破ってまで個人の楽しみを優先させるのはおかしい。」と、親の身勝手さを非難しています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「病気と冠婚葬祭以外では休むべきでは無い!」
「多分に親のエゴだと思われます。子供に発言権は無いのですから。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
それに対して賛成派は「世の中には平日にしか休みが取れない親も居る。休みの取れる時に家族一緒で過ごす時間を大切にしたい。その考えの何がおかしいの?」と応戦。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「土曜、日曜日休める人ばかりでは無いのよ!学校も家族旅行で休む事は認めていますよ。」
「これは子育てが一段落した親の意見です。子供の頃もっと家族で行きたかった。父も亡くなったし二度と家族と行く事は出来ない。本当に哀しいですよ。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これ等の意見に対して反対派も負けません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「子供には長期の休みが在るあるのですから、様々な体験はその時にさせれば充分です。昔は土曜日も半ドンで休みでは在りませんでした。それでも、休んで遊びに行く人なんて居なかったですよ。」
「学校を休まなければ親子のコミュニケーションは出来ない物でしょうか。まるで工夫というものが無いですね。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
すると賛成派は「学校って其処迄重要な物なの?」と問い掛けます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「この真面目さが『休暇が取れない日本人』を継続的に世に送り出しているのですね。」
「極端ですが、1年学校を休んで両親と世界を地に足を付けてじっくり見て回った小学生が居たとしましょう。私ならこの小学生は良い体験をし、人生で掛け替えの無い物を得たと感じますが。」
「学校が絶対というのは、寧ろ恐ろしい考えかたの様な気がします。絶対的な物、絶対的な権力、というのは、無い方が良い。」
「100%出席させれば良いてもんじゃ無いでしょ~と思う事、少なく無い気がする。今の学級崩壊って、寧ろこういう教育しか受けていない人達が親世代になった事による気がする。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
では、実際の教育現場からの意見は?教師をしているという方や学校関係者の書き込みによると、学校側も「平日に休ませて旅行」は認める傾向に在る様です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「親と子供との関わり合いが薄いと感じる事件が多々在りましたので、親子のコミュニケーションが深く取れる旅行等には、寧ろ先生方は賛成していた様に感じられました。」
「冠婚葬祭やそれに準ずる事柄で無く、旅行で御休みされる御子さんとそれを伝えられる保護者の方には『良かったね。楽しんで来てね。』としか言えません。平日に旅行で休みですか?なんて言おうものなら、その後思い切り面倒な事になるのは目に見えてますから(笑)。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
結局、議論は白熱し乍らも平行線を辿るのみ。「うちはそんな事させないけど、人それぞれだから別に良いのでは。」、「TDLは完全に遊びだから平日を休ませるのは不可だが、地球博等社会見学になる物は可。」といった一部容認派の意見も多く見られました。
議論を見て行くと、賛成派と反対派の一番の違いは、“学校”という物に対する捉え方の様に思われます。確かに嘗て主流だった筈の「学校を休んで旅行なんてとんでもない。」という価値観は失われつつ在り、学校に対する緊張感も薄れて来ているのが実際の所でしょう。
因に、筆者の身近に1960~1990年代に小学校の教師を遣っていた女性が居るので、嘗てはどうだったのか伺ってみた所、「昔は学校や教師に対して敬意が払われていたので、平日に学校を休んで何処かに行く、という事は殆ど無かった。変わって来たなと実感し始めたのは平成に入った頃から。良い悪いは別にして、女性の社会進出を切っ掛けに親の在り方というものが変わって来た様に思う。」との事でした。
何れにせよ、義務教育とは保護者等が子供に教育を受けさせる義務の事。学校を休ませても家族旅行を優先させるかどうかの判断、そしてそれに付随する責任は、学校では無く親に在ります。
貴方ならどうしますか? 子供の居ない人も、もし自分が親だったらどうするか、一度は掘り下げて考えてみると良いかもしれませんね。
*************************************
父方の家と母方の家とでは食べ物の嗜好や物の考え方等、様々な点で差異が存していた。「知識の習得のみならず、人間関係の構築を含めた社会性体得の場として、学校は重要な存在。」という点で双方は一致していたと思うのだが、片や「義務教育の期間、平日に学校を休んで遊びに行くなんて論外。」という家だったのに対し、もう一方の家では余りその点では拘りが無かった様に思われる。小学校時代、平日に学校を休んで家族旅行している従兄弟を羨ましく思いつつ、個人的には「義務教育期間なのだから、きちんと学校に行かないと。」という思いを持ち続けていた。
そういう自分だからこそ、この元記事は非常に興味深かった。賛否両論在って然る可きテーマだろうとは思うが、色々経験を積んで来た上での私見を述べさせて貰うと、「平日に学校を休ませて家族旅行」というのは“必ずしも”悪いとは思わない。平日じゃないと休みが取れない親が居るのは確かだろうし(夏休み等、世間での長期休暇の間も“稼ぎ時”として休めないケースも当然在ろう。)、そういった家庭では平日じゃないと家族サービスは出来ないと思うし。「家族旅行をしなくても、家族間のコミュニケーションは図れる筈。」という意見を100%否定する気は無いが、何と無く「休日に休みを取れた家庭で育った人間からの視点」、「自分と異なった思考は一切認めないといった思い。」を強く感じてもしまう。
と言って、「絶対的な物、絶対的な権力、というのは、無い方が良い。」と迄言い切ってしまう賛成派の意見には、是々非々とは異なる別の要素を感じてしまい、同調出来ない。「TDLは完全に遊びだから平日を休ませるのは不可だが、地球博等社会見学になる物は可。」という一部容認派の意見も、「何を以てして子供の為になるのか?」というのは個々人それぞれの考えが在るだろうから、「地球博に行くのだって、遊びと言えなくもないだろう。」という反発の思いが。
概して人間は「楽な方」に、「楽しい方」に心が動いてしまうもの。子供ならば、それは一層の事だろう。「学校に行くか?それとも学校を休んで、家族旅行をするか?」と問われれば、普通は学校を休む方を選択するのではないか。だからこそ親の存在が重要になる。単に「楽しければ何でもOK。」といった親ならば、それに振り回される子供は不幸。でも、「学校を休ませても、今回は家族旅行させる方が意味が在る。」という確固たる思考&基準を持った親の下ならば、子供に弊害は生じないのではないか。
そこで皆様にズバリ聞きます!「家族旅行の為に、子供を平日に休ませる事をどう思いますか?」
個々それぞれに事情が在り、一律に「これが正しい!」と言える訳も無く、明らかに違法というケースや他者に迷惑を掛けるケースは別にして、色んな状況が在って良いと自分は思っています。近年、ネット上では「自分の考えだけが唯一無二的に正しい。」とばかりに、それ以外は一切認めない様な主張が目立つのがとても残念。
てくっぺ様や自分の様に「在り。」という考え方も、又「無し。」という考え方も広く尊重し合える社会で在って欲しいものです。
面白い論議でした。^±^
たしかに、日曜日が休日でない親御さんは不利ですよね。なおかつ、夏休みが取れず、秋にずれ込むケースもありますし。正月さえも休みでないケースもあります。
ちょっと前の日本は、盆暮れ正月は完全に休みだったんでしょうけど、現代はそこが「書き入れ時」という会社も増えましたし、そうなるとどこでコミュニティを取ればいいのかっていう話でしょうからね。
私はその観点から「あり」だと思います。
記事でも触れた様に、父方の家と母方の家とでは「平日に学校を休む」という事に関する考え方が全く違っているといっても良い状況でした。方や「決まり事は絶対に守らなければいけない。」という考え方。こちらの場合は、梅吉様の所と同様に、「どんな嘘や誤魔化しも駄目。」という考え方が根底に在ったと思います。そして方や「時には例外も在って良い。」という「嘘も方便派」とでも言える考え方。「平日に学校を休むのは、絶対に許されない行為。」という訳では無い以上、どちらの考え方が100%正しいと言える問題では無いという所に、ネット上で賛否両論生み出している部分が在るのでしょうね。
今では「平日に休むのは必ずしも悪くない。」という考えの自分も、いざ実際に自分がその立場(親として子供を平日に休ませる。)になったら、心の何処かに気まずさを持ってしまう気も。
僕の家庭だったら
まず許してくれなかったでしょうね。
僕の両親はうそやごまかしをとにかく
許さなかったから。
自分もズル休みしてでもディズニーランド
行きたいなあなんてことは
考えたことはありません。
バレた時のことを考えると
コワくてそういうことなど
とてもじゃないけど出来ません。
でも、中学生になると家族旅行
したがらないと、いうのはよくわかります。
中学生になると大人だと自覚するんですよね。
自然に。
友達付き合いを優先し家族とともに過ごすのは
食事のときくらい
と、いうふうになるんですよね。
自然の摂理といいますか。
テレくさいからでしょうけど。
「緊急事態で無い限り、会社に電話はするな。」というのが亡き父親の訓えでした。「『公』の場たる職場に、家庭という『私』の部分を持ち込んではいけない。」という考えからなのですが、この訓えは今でも自分の中に強く刻み込まれています。ですから同僚が勤務中に家族等とプライベートな話を電話でしているのを見ると、「時代が違うんだなあ。」と思ったりも。
当時は週休1日(日曜日オンリー)の時代だったし、仕事大好き人間な父親でしたが、休みの日は良く家族旅行をしていました。楽しかった思い出の数々が今でも脳裏に焼き付いていますので、子供が出来たならば休みの日に出来るだけ家族旅行したいなと思っています。
今もそうでしょうが、家族の為に必死で働いてくれている親の姿を間近で見ると、潜在的にも親への感謝の念って自ずと持つだろうし、その事で家族旅行等が出来なくても、恨むっていう方向には行かない気がします。「子供は親の背中を見て育つ。」というのは至言。
平日に学校を休んで家族旅行していた従兄弟も、休みの理由として「忌引」を挙げていた様です。平日に休むという事に後ろめたさが在ったからなのでしょうが、もし自分に子供が居て平日に休ませるとしたら、やはり同じ理由を挙げるかなあと。
中学生の男の子を持つ友人が良く言っているのですが、「小学校の頃は喜んで家族旅行に付き合ってくれたけど、中学校に入ったら部活や友人との付き合いを優先して、家族旅行を嫌がる様になったのが寂しい。」と。それが子供にとっては「自立」の第一歩なのは頭で理解しているものの、複雑な思いの様です。
僕の年の離れた姉と兄は小中学校の9年間、無遅刻無欠席を通し、それぞれの卒業式で表彰されました。僕も親からは
「勉強やスポーツで表彰されないなら、せめて皆勤賞くらいお取り。」
と言われてきました。風邪を引いて熱を出して学校を休んだ時、僕の身体をいたわる言葉よりも、
「これで皆勤賞が無くなったね。」と残念がる言葉をかけられた覚えがあります。
僕の世代の人間の父親なら珍しくないでしょうが、父親も含めて家族全員で一泊旅行をしたのは、後にも先にも一度きりです。でも、その一度の旅行が今も忘れられません。そんな風に父親が働いて働いて働きぬいたからこそ、僕ら兄弟が学歴を得て、世間並みの生活が出来るようになったからで、子供の頃どこにも連れてくれなかったと恨む気持ちなどはありません。
ただ、3人の子供の父親である兄は、子供が幼い頃には休みともなると子供を連れてよく旅行やキャンプに出かけていました。スーパーマーケットに勤務している兄は平日に休みが取れるので、子供の夏休み、ちようどお盆休みを避けた時期にTDLに行けたようです。
子供に学校を休ませてまでTDLに行く事について、容認する意見の方が多いのが正直驚きでした。もし、僕が父親の立場だったらどうだったか。なんせかつて勤務していた会社は、有給休暇を取ると翌日出社すると上司から嫌味を言われるし、有給を多く取ると賞与の査定に響くという噂まであったくらいですから、仕事を休むことに罪悪感が伴う感覚が身についてしまいました。
今は「時給制契約社員」でありますから、完全週休二日もGWも少しも有り難味を感じません。この1年間、午後からのパートと前の会社の退職金の分割払いが収入源でしたが、最近、午前中のパートも始めました。この不況の中、2箇所から給料を得るなんてラッキーとしか言いようがありません。
我々の頃だと確かに考えられないのですが「忌引きと称して」というところに親世代の一抹の後ろめたさがあるのかもしれませんね。うーん。昔は「子供にもストレスがある」という考え方はなかったようですし、それだけ親の考え方も多様化したんでしょう。子供には夏休みはあっても我々にはないし(→それは昔も今もそうですが)。
ワタシの家庭ではやりたくてもできません。子供の少年野球が生活の中心だし、これからも野球を続けていくようなので。。。。
中学の時でしたが、学校を休んでロマンポルノを観に行った事が在ります。私服で行ったのですが、チケット売り場のおばちゃんが良く入れてくれたものだと今になって思いますね。AVなぞなかった時代の話です。
平日と休日じゃあ、旅行費は大幅に違いますからね。行く人間が多ければ多い程、出費は馬鹿にならないし、「自身(親)の仕事」と「子供の学業」、「出費」等、様々な事情を勘案した上で決断されたので在れば、その事を他者からどうこう言われる筋合いでは無い気がします。勿論、その事で他者が大迷惑を被るというので在れば、それは別の話ですが。兎に角、親が「確固たる考え&覚悟」を持ち、且つ子供の意思も尊重した上で決めた事で在れば、自分は問題無しと考えています。
ここ2年ほど、金曜や月曜の学校を休ませ、土日にくっつけて家族旅行してます。なぜ夏休み等に行かないかというと、ズバリ旅行費が全然違うからです。ハイ、思いっきり親のエゴですね。もしも私が高給取りだったら何倍もの旅行代金を払って普通に盆や正月に行くでしょうけど、残念ながら・・・。
まぁできるだけ学校を休ませたくない気持ちはありますが、1年に1、2日くらいは「ま、ええんちゃう」って感じで気楽に考えております。学芸会の練習や運動会の準備等、抜けると周りに迷惑がかかるような時期でなければ問題ないかなという判断です。正直、ちょっと休んだところでどうってことない子供の学校のことより、自分が仕事を休むことで同僚や取引先に悪いなという意識のほうが強いかなぁ。
学校を休んだからどうということではなく遊びで学校を休むこと自体が問題なのだと言われたら、返す言葉は見つかりません。
「学校に行きたくないなあ。」と思って風邪をひいた振りをして、体温計を指先で擦って温めてズル休みをした事が在ります。一度目は成功したものの、二度目は思いっきりばれました。
自分が子供だった時分も、「平日に学校を休んで旅行するなんて、とんでもない事。」という空気が在りましたね。自分も周りの空気からそういう思いを持っていましたが、長じるに従って様々な家庭環境が在る(平日しか休みを取れない親が居る等。)のを知り、「杓子定規に駄目とするのでは無く、ケース・バイ・ケースで対応すれば良いんじゃないのかなあ。」と思う様になりました。
「常識」とされている事柄には、どれだけ時代が変わろうと普遍的に「常識で在り続けるべき物」も在る一方で、「時代に合わせて新たに生み出された常識」が在っても良いのではないかと考えます。
しかし旅行に連れて行ってくれる親ではなかったので、数日休んで旅行というそういう経験がないのが残念無念ですが、あの当時だったらちょっと平日に旅行に行くのは無理な空気があったでしょうね。実際、高2のときだったか高三だったか、テスト前を利用して家族旅行に行った人が懲罰処分を受けていました。自由な校風で規則のゆるい学校だったのでかなり異例な事件でした。(テスト前の半ドン期間を利用したのが悪かったか?)
まあ、自分の意見としてはケース・バイ・ケースで。
でもこちらで賛成論・条件付賛成論が圧倒的多数というのは意外でした。
「平日に学校を休んで家族旅行している従兄弟」が居たと記事で書きましたが、実はそちら方の祖父は教職に就いていました。今は判りませんが、当時は「杓子定規に事を進めるのが重要。」という思考の教師が少なくなかったと聞きますし、その意味では柔軟な思考という稀有なケースだったのかなあと思っていたのですが、青空百景様の御両親もそうだったとは。
tak様も書かれている様に「ケース・バイ・ケース」で考えるというのが適当に思うし、何よりも上で雫石鉄也様宛てに書かせて貰った様に「親の覚悟」が重要な気がしますね。
自分も外回りの営業をしていた頃、道路の路肩に自動車を止めて、一寸の間さぼったりしていましたし、そういう大人は多いかどうかは判らないけれども、それなりには居るでしょうね。それで結果(売上)が上がらなかったら本人の責任で在り、査定で評価が下げられても致し方無い。逆にさぼりもせずに必死で頑張っても、結果を残せなければ評価が下がるという現実も在りますし。だからと言って、さぼり捲る事を推奨している訳では無く、要は「絶対に守らなければならないルールは遵守し、或る程度の例外が許されるで在ろう部分に関しては、自分の判断&責任に於いて例外に身を委ねるというのは、必ずしも悪い事では無い。」というのが自分の考え。
子供の場合、少なくとも20歳になる迄は親に監督責任が在る訳ですが、少なくとも小学校&中学校という義務教育期間に於いては、親の覚悟(詳しくは上で雫石鉄也様宛てに書かせて貰いましたので、御参照戴ければと。)が重要な気がします。
ネット上の世論が偽世論と言い切れるかどうかは別にして、少なくともあれが国民のコンセンサスと言い切れないのは確かだと思います。中には明らかに“煽り”で書いている物も在りますし、サイトによっては煽りしかない様な所も在りますから。
現状は判らないのですが、自分が学生の頃はくだらない校則が結構在りましたね。「髪の毛はオン・ザ・眉毛何cm迄。」とか、「廊下は左側を歩き、その際には右足と左足の裏側を同時に廊下から離さない事。(要は走ってはいけないという事なのでしょうが。)」等々。集団生活を送る場では或る程度の“縛り”が必要なのは判りますが、余りにも異常な縛りが昔は多過ぎました。
基本的にtak様の御意見に自分も近いです。自分が親の立場で、尚且つ平日しか休みが取れない仕事に就いていたならば、平日に子供を休ませて家族旅行するだろうけれど、土日や祝日に休みが取れる仕事に自分が就いていたら、学校のカレンダー通りの休みに合わせるだろうなと。
上で雫石鉄也様宛てに書かせて貰ったのですが、最も重要なのは「親の覚悟」の様な気がします。確固たる考えを親が持った上で、その決断に伴って生じた如何なる弊害を他者に責任転嫁する事無く、親がきちんとバックアップ出来る覚悟を有しているかどうかが大事なのではないかと。
今回の件、「『義務教育』というのをどう捉えるか?」にも掛って来るんでしょうね。子供たちは教育を受ける権利を有していると同時に、小学校&中学校の合計9年間は教育を受けるのが義務でも在る。その「義務」が絶対的な物なのか、それとも個々人の事情によって或る程度の「特例」が許されるべきなのか。その辺の考え方の違いが、是非を分ける基準になるのかと。自分の場合は後者の立場だけれども、当然乍らそれが唯一無二的な正解とも思わない。
学校に「有給休暇」の様な制度を設けるというのは面白いですね。何はともあれ、最も重要なのは「親の覚悟」ではないかと思うんです。きちんとした考えを持った上で休ませるのも「覚悟」ならば、その事で仮に習熟度が落ちたとしても、それを学校側に責任転嫁せず、親の責任に於いてバックアップするのも「覚悟」が要る。「楽しければ何でも在り。」なんていう短絡的な思考は困りますが、そういった確固たる覚悟が親の側に在れば、平日に休むのも在りかなあというのが自分の考えです。
で。
うちの父の職業、小学校教師。
母の職業、途中退職はしましたが中学校教師。
自分が教師だからこそ、「学校を休んだからってそれがなんぼのもんだ」というのがわかっていたようです。
一家じゅうで誰一人として、「学校を休んで遊びに行ってもいいのだろうか」という疑問を持った人間はいませんでしたっけ(笑)。
あと、ネット上の世論は偽世論なので真剣に受け取らないようにしています。 ヤフーニュースに対する書き込みなど論外で、あれも不確かな情報や極わずかな情報しかないものに対する思い込みや恣意的な誹謗中傷がほとんどで、あんなものなくせばよいと思っています。 顔付き合わせれば口をつぐむようなことが平気で言えるネットという場所に寄せられる意見は落書きのようなものだと思うのが正解です。
社会人の人でも一日くらい嘘ついて会社サボったことありませんか?私はあります。 通勤途中で突然会社に行くのがいやになり、その日は行くのをやめました。 総合病院のロビーから公衆電話で具合が悪いので年休にしてくださいと一言。 病院を出たとたんい肩から重い荷物が消えたような気分になりました。 その足でネットカフェに行きジャイアンさんにコメント書いたことがあります。 一日くらい、自分ひとり欠けたくらい会社はどうということない。 どうということない一日がどうということもなく終わりました。 何かを吹っ切るため、毎日毎日学校や会社の繰り返しから非日常へ逸脱することもたまには必要です。 旅行に行くという行為そのものが気持ちのリフレッシュとしてよい効果があると精神科の医師から言われたこともあります。
たまに学校を休ませることがそもそも罪悪なのですかね? あのくだらない校則とかいうものを守ることの方がキモイと思う私の方がおかしいのでしょうか。 廊下を走ってはいけない。 なぜ?急ぐに足るだけの理由があるのに。 いや理由というほどの理由はない、若くて元気があるから、春だし、空気が気持ち良いから。
親側によっぽどの理由があれば(たとえば子供の長期休暇の期間、親側にまったく休みが取れないなど)があれば別だと思います。
結局は一律のルールに全て従わせるのではなく、ケースバイケースをじっくりと考慮して、クラスの同級生にもちゃんと事情を話して納得の行くやり方をするべきだと思いました。
私は、学校にも、企業のような「有給休暇」のような制度があればいいと考えます。
年間、何日か、土日祭日夏冬春の休み以外、生徒が希望する日に自由に休んでもいいようにすればいいと考えます。
そのため、勉強の都合を考えて、事前に準備しなくてはいけないでしょう。それも勉強です
子供とて、生身の人間、病気、用事、旅行などではなく、ポカッと理由なく休みたい時もあるでしょう。そんな時は無理に学校に行かない方がいいでしょう。
年に数日休んだからといって、勉強に大きく影響するとは思えません。それで影響されるような、柔軟性のない勉強をしているのなら、それはそれで問題です。
「電車内で女性が化粧をするのは是か非か?」という議論が良く為されますが、「公共の場で化粧をする。」という事自体は法律違反でも何でも無く、結局は見る側がそれを不快に思うか否かに掛って来る問題だと思うんです。(個人的には「みっとも良い物では無いけれど、別に目くじらを立てる事でも無いのでは。」と思っています。)今回の件も法律的にどうこうでは無く(親の身勝手さから、子供を学校に全く行かせないというのは別ですけれども。)、要は個々人が持つ規範意識に掛って来るのではないかと。
平日しか休めない親御さんも居ましょうし、御指摘の通り平日に行く事で得られるメリットというのも在りますから、親がしっかりとした考えを持った上で、尚且つ一寸休む位なら自分も在りだと思います。大の大人だって、営業中に何処かで軽く時間潰しする事も在りますしね。
平日の休みは特別なイベント等ありませんが空いてたり、料金が安い等、メリットがあるので土日やGW夏休みは仕事をしても構わないと思っています。GOLFをたまにするのですが休日と平日の料金が雲泥の差です。