幼少時に読んだ本の中に、今でも強く印象に残っているものが幾つか在る。「オズの魔法使い」(この方も良く新聞紙上では「オ”ヅ”の魔法使い」と書かれていたが。)もその一つ。少女ドロシーと道中を共にする顔触れが、ブリキの樵や弱虫ライオン、そして藁の案山子というのに何とも言えないファンタスティックさを感じた事も一要因だが、何と言ってもドロシーが巨大竜巻に巻き込まれてオズの国に飛ばされるという件が強く印象に残った最大要因だった。「人をも吹き飛ばしてしまうとは、竜巻って凄いパワーなんだなあ。」というのを子供心ながらに感じたものだった。
アメリカ南部を襲ったハリケーンのカトリーナ。被災面積は日本の本州に匹敵するとも言われ、死者数も数千人規模に上るのではないかとされ、未曾有の大災害の様相を呈している。被災者の方々の事を思うと心が痛むばかりだが、近年想像も出来なかった様な自然災害の続発が地球温暖化との因果関係を完全には否定出来ない事を考えると、自国のエゴから京都議定書を受け容れなかったアメリカを今回の大災害が襲った事に、何とも言えない皮肉を感じてしまう。又、巷間言われている様に、イラク戦争最優先の予算組みをした為に、自然災害への予算が蔑ろにされていたのだとしたら、あの戦争自体が今一つ大義名分に欠けるものと感じている自分には、これ又皮肉さを感じてしまう。
救援物資が満足に届かない地域では、略奪行為や自動車の襲撃が横行しているといい、映像を見る限りでは無法地帯化している感が在る。被災地の一つで在るミシシッピー州は、全米で2番目に貧しい州という事なのだが、多くの被災者達がスーパー等から物資を略奪しているシーンには何とも言えないものを感じた。飲食物が届かない以上、生きる為に略奪してしまうのは判らないでもない。しかし、宝石や貴金属といった物迄も略奪しているというのは、最早生存の為にどうこうというものではなく、人間としての煩悩の深さを感じるだけだ。阪神・淡路大震災や新潟県中越地震の際にも多くの不心得者が出没したという話を耳にしたが、人間として守らなければならない最低限のモラルは失いたくないものだ。
エゴの塊とも言えるアメリカには常々腹立たしさを感じてはいるが、被災者達に罪が在る訳ではない。大した事は出来ないが、今日からコンビニ等で復興支援の為の募金箱が置かれたという事なので、後で募金させて戴こうと思っている。
被災者達が心の安寧を取り戻せる日が早からん事を祈ると共に、一日も早い復興を望みたい。そして、多くの人々がエゴに走らずに、地球規模で物事を考える端緒に、今回の大災害がなってくれる事も願う。
アメリカ南部を襲ったハリケーンのカトリーナ。被災面積は日本の本州に匹敵するとも言われ、死者数も数千人規模に上るのではないかとされ、未曾有の大災害の様相を呈している。被災者の方々の事を思うと心が痛むばかりだが、近年想像も出来なかった様な自然災害の続発が地球温暖化との因果関係を完全には否定出来ない事を考えると、自国のエゴから京都議定書を受け容れなかったアメリカを今回の大災害が襲った事に、何とも言えない皮肉を感じてしまう。又、巷間言われている様に、イラク戦争最優先の予算組みをした為に、自然災害への予算が蔑ろにされていたのだとしたら、あの戦争自体が今一つ大義名分に欠けるものと感じている自分には、これ又皮肉さを感じてしまう。
救援物資が満足に届かない地域では、略奪行為や自動車の襲撃が横行しているといい、映像を見る限りでは無法地帯化している感が在る。被災地の一つで在るミシシッピー州は、全米で2番目に貧しい州という事なのだが、多くの被災者達がスーパー等から物資を略奪しているシーンには何とも言えないものを感じた。飲食物が届かない以上、生きる為に略奪してしまうのは判らないでもない。しかし、宝石や貴金属といった物迄も略奪しているというのは、最早生存の為にどうこうというものではなく、人間としての煩悩の深さを感じるだけだ。阪神・淡路大震災や新潟県中越地震の際にも多くの不心得者が出没したという話を耳にしたが、人間として守らなければならない最低限のモラルは失いたくないものだ。
エゴの塊とも言えるアメリカには常々腹立たしさを感じてはいるが、被災者達に罪が在る訳ではない。大した事は出来ないが、今日からコンビニ等で復興支援の為の募金箱が置かれたという事なので、後で募金させて戴こうと思っている。
被災者達が心の安寧を取り戻せる日が早からん事を祈ると共に、一日も早い復興を望みたい。そして、多くの人々がエゴに走らずに、地球規模で物事を考える端緒に、今回の大災害がなってくれる事も願う。
今回の天災によって米国における貧富の格差の深刻さが浮き彫りになり、遣り切れない気持ちです。
被災地の方々にお見舞いを申し上げると共に、一刻も早い復興を望みます。
日本でも被災地での不心得者がいたように、どうもモラルがなくなってきたように感じられますね。悲しいことです。以前の津波のときにも子供がさらわれて売買されたとか。被害を受けるのはいつも弱いものですよね。
被災地の方々に対して私たちができることは何かを考えて、早く復興できるように願っています。
貧困だから教育が無い、教育が無いから貧困、そして違うレベルの人達とは交わらない。日本人のレベルからは想像を絶するような人達がアメリカには多々いて、その人達を完全に直撃した感があります。略奪やら銃撃やらの話も、アメリカに居たことがある者として正直な感想は、当時周りに居た人達を見て「ああ、あのレベルの人達ならあの程度のことはやりかねない」と残念ながら思ってしまうのです。普段から仕事もちゃんとせずしたとしてもいいかげんで法律やルールなんかも全く守らないところを見てきたので、それが政府の対応にも影響しているのではないかと勘繰っています。ただ起きてしまったことはどうしようもないので、一刻も早くわだかまりを捨てて誰もが協力しあって救助援助復興を進めて欲しいと思います。
知り合いの御家族が罹災されたとの事、御無事だったのは不幸中の幸いですね。
ニュース報道で或るコメンテーターが、「あの地域の住民達は車を所有していない者も多いので、逃げたくても逃げられなかったという現実も在るのかもしれません。」と語っていましたが、そういう面も在るのでしょうね。
一頃、「デフレスパイラル」なる言葉が良く使われていましたが、しがないサラリーマン様の書かれている内容を拝読すると、さしずめ「貧困スパイラル」とでも言える状況が在るという事ですね。日本の常識だけで判断出来ない状況が厳然と存在しているというのは、何とも哀しい現実です。
アメリカでは近年、キリスト教原理主義が極度に幅を利かし始めていると耳にします。そんな中で、この様な無法地帯が表面化してしまったというのは、何とも皮肉な気がします。
台風14号の被害、九州・山口は甚大ですね。鳥取では梨が落ちてしまいました。私の親戚(鳥取ではないですが)も梨を作っていますが……。後継者不足の中懸命に頑張っておられる農家の方の気持ちを思うとやり切れません。
貧困層について、ですが。貧困層には新しい移民や貧しい黒人がいます。移民の中には母国語は話せても英語が話せない人も少なからずいるそうです。彼らの子供も学校へ行きますが公立校は英語中心で授業を行う為ついていけなくなる子もいるとのこと。
この為“バイリンガル教育”(2ヶ国語教育)をしてきましたがこれには莫大な予算がかかりカリフォルニアなど廃止した州もあります。
貧困層の中に存在する英語を話せない米国人。やはり教育は人の一生を左右してしまうのですね……。
日本でも外国人労働者の子供達が日本語が分からず未就学になる生徒・児童がかなりの数にのぼり大きな問題になっているそうです。
誰も望んで貧しくはならないのに……。日本もこのまま格差が拡大していけば米国のような社会になるのでしょうか。
それが21世紀の国境なき世界を生きる、生きざるを得ない人間、国家の払うべき代償なのでしょうか。
ニューオーリンズにはあまり新しい移民は居ないと思います。英語が話せる黒人です。だからなおさら問題なのです。そういった状況を改善しようとしない、改善できるということ自体を知らない、改善された別の世界を知らない、そういった問題なのです。だからなおさら根本的解決の難しさを感じてしまいます。
コメンテーターの言葉に「成る程。」と合点していましたが、そういう自分も未だ日本的な感覚で今回の一件を捉えていた事になりますね(^o^;;;。貧困、そしてそれが生み出す無知が、全てに於いて先の見えない悪循環をしている状況が在るとしたら、本当に根の深い問題です。
貧困に喘ぐ国々に対して、日本は多くの金銭や食料を援助しています。確かに、明日の命をもしれない人々にとって食料は直ぐにでも必要な物でしょうし、金銭によって様々な施設類が作られる事も重要だとは思います。でも、やはり大事なのは”教育”の部分だと思うんです。食糧事情を改善する為にも、国の根幹産業を発展させる為にも、そして(エイズ蔓延や食糧不足改善の意味でも)単に「産めよ増やせよ」では済まない事を認識させる意味でも教育は重要かと。金銭の使い道をもう少し教育に注ぐ方が、即効薬ではないにしても長期的にはその国の為になると思います。まあ、これはジャイアンツのチーム作りにも言えるのですが(笑)。
内容は、乞食に対しては冷たい人たちが、落ちぶれた王子様(貴種)に対してはやさしく接するという話です。カテリーナ規模の災害はアジアやアフリカでちょこちょこ起きてますが、発生直後にこれほどの支援がされることはあまり無いと思い、コメントしました。
まぁ、バングラディッシュあたりで同じような災害が起きてk路絵ほど注目されただろうかってことです。