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「空港直行バス 信号スイスイ 交差点近付けば青延長」(1月20日付け東京新聞【夕刊】)
10月に羽田空港の新滑走路が完成し、国際定期便が就航するのに合わせ、東京都が、羽田や成田空港と結ぶ直行バスを一般車両に優先して走らせるシステム構築に乗り出す。10月には実用化する。バスが交差点に近付くと青信号を延長する等して時間を短縮し、観光客誘致等への弾みにする。
都によると、システムは、渋滞情報収集やカーナビゲーションへの情報送信に使われている光ビーコン(赤外線送受信機)を活用。識別用車載器を搭載したバスが交差点に近付くと交通管制センターが青信号の時間を制御して、バスの通過を優先させる仕組みだ。
2010年度に導入するのは「新宿駅周辺」、「臨海副都心・竹芝周辺」、「亀有・小岩・葛西駅周辺」の3地域。都内で羽田、成田空港への直行バスの利用者が多く、新宿周辺では年間155万人、3地域で計209万人が同バスを利用している。事業には東京空港交通(中央区)のバス170台が参加し、2011年度以降も順次地域を拡大する。
システムの効果は、新宿駅周辺の場合で、最も混雑する時間帯の移動時間と比べて10~20分の短縮になる。
既存のビーコンは都内1,400ヶ所に配置されているが、より細かな制御が出来る様、新たに3年間で100ヶ所程度を整備。総事業費は5億円を見込む。
東京消防庁の全救急車237台と、警視庁のパトカーの約9割に当たる1,173台にも3年間で5億円掛けて車載器を搭載する。緊急走行時でも青信号なら速度を落とさずに済む為で移動時間の短縮になる。
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国土交通省道路局が「1km当たり渋滞損失額都道府県順位表」を発表しているが、ワーストの東京都の場合は1km当たり4億3千5百万円/年もが渋滞によって損失している計算とか。配送時間の遅延等、渋滞による経済的な損失が莫大なのは我が国に限った事では無く、タイを始めとした海外でも見られる事。このシステム構築によって駅と空港間の直行バスがスムーズに移動出来、その結果として観光客誘致等に大きな成果を残せれば、これは良い話。
又、人の生き死にに関わる車両が、このシステムによってより迅速に移動出来る様になれば、これも嬉しい事。救急車が現場に到達する迄、1分が10分にも20分にも感じられる辛さ、そして心細さは、実際に経験した者で無いとなかなか判らないもの。
「空港直行バス 信号スイスイ 交差点近付けば青延長」(1月20日付け東京新聞【夕刊】)
10月に羽田空港の新滑走路が完成し、国際定期便が就航するのに合わせ、東京都が、羽田や成田空港と結ぶ直行バスを一般車両に優先して走らせるシステム構築に乗り出す。10月には実用化する。バスが交差点に近付くと青信号を延長する等して時間を短縮し、観光客誘致等への弾みにする。
都によると、システムは、渋滞情報収集やカーナビゲーションへの情報送信に使われている光ビーコン(赤外線送受信機)を活用。識別用車載器を搭載したバスが交差点に近付くと交通管制センターが青信号の時間を制御して、バスの通過を優先させる仕組みだ。
2010年度に導入するのは「新宿駅周辺」、「臨海副都心・竹芝周辺」、「亀有・小岩・葛西駅周辺」の3地域。都内で羽田、成田空港への直行バスの利用者が多く、新宿周辺では年間155万人、3地域で計209万人が同バスを利用している。事業には東京空港交通(中央区)のバス170台が参加し、2011年度以降も順次地域を拡大する。
システムの効果は、新宿駅周辺の場合で、最も混雑する時間帯の移動時間と比べて10~20分の短縮になる。
既存のビーコンは都内1,400ヶ所に配置されているが、より細かな制御が出来る様、新たに3年間で100ヶ所程度を整備。総事業費は5億円を見込む。
東京消防庁の全救急車237台と、警視庁のパトカーの約9割に当たる1,173台にも3年間で5億円掛けて車載器を搭載する。緊急走行時でも青信号なら速度を落とさずに済む為で移動時間の短縮になる。
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国土交通省道路局が「1km当たり渋滞損失額都道府県順位表」を発表しているが、ワーストの東京都の場合は1km当たり4億3千5百万円/年もが渋滞によって損失している計算とか。配送時間の遅延等、渋滞による経済的な損失が莫大なのは我が国に限った事では無く、タイを始めとした海外でも見られる事。このシステム構築によって駅と空港間の直行バスがスムーズに移動出来、その結果として観光客誘致等に大きな成果を残せれば、これは良い話。
又、人の生き死にに関わる車両が、このシステムによってより迅速に移動出来る様になれば、これも嬉しい事。救急車が現場に到達する迄、1分が10分にも20分にも感じられる辛さ、そして心細さは、実際に経験した者で無いとなかなか判らないもの。
自分自身が怪我人として、救急車に乗った事が在ります。自損事故を起こした際ですが、ハッキリ言って救急車に乗せられる程の怪我では無く、何度も救急隊にその旨を伝えたものの、「頭を強打している可能性も在るし、救急車で搬送します。」との事。仕方無しに乗ったのですが、初めて救急車に乗ったという妙な高揚感が在ったのを覚えています。
良いことだと思います。
しかしこのことが有名になると
救急車の後ろにカルガモのごとく
便乗車が続いたりして・・
>空港
都心からについてはいいのですが
(たしかに羽田は伊丹や関空に比べ
空港リムジンバスが
あまりポピュラーでなさそう)
羽田と成田については
お互いを短時間で結ぶシステムを
一から構築するのがいいと思います。
予算面での問題があるのはわかりますが
今持つ問題が解決することになるので
効果は非常に大きいと思います。
様々な面で言えるのですが、我が国は「実力者」と称される一部の政治家が己が力を誇示する為、遮二無二地元への利益誘導を図って来ました。交通機関もそうで、狭い空間に幾つもの橋や駅が作られ、その事で国民は莫大な借金を抱える事に。道路にもそれは言え、長期的なヴィジョンも無しに無闇矢鱈と作られた事で、利便性が無視された感も。その意味では一から構築し直す事も必要なのでしょうが、「予算」と「将来的なメリット」とのバランスをどう考えるかに掛っているのでしょうね。