ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「あたしゃ許さないよ!」

2010年07月18日 | 時事ネタ関連
浅香光代さんの決め台詞「あたしゃ許さないよ!」に因んで、今日は「あたしゃ許さないよ!」というニュースを3つ取り上げてみる。

先ずは右打ち職人様のブログ田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)」の「ペルー人誤認逮捕で思う嫌なこと」を読んで戴きたい。この件で右打ち職人様が述べておられる事、全く同感だ。理詰めでの批判は別だが、盲目的な弱者虐め得意満面になっている」や「仮想敵を無理無理に作り上げ、それをバッシングする事でしか自分自身の存在意義を見出せない様な輩」にはウンザリさせられるばかり。*1

2つ目。鳩山由紀夫首相が17日、地元の苫小牧市で開かれた後援会拡大役員会にて「国益資する形で、自分自身の身の振り方を考えて行きたい。」等と述べ、首相辞任時に不出馬明言した次期総選挙への出馬に含みを残したとか。後援会からの強い慰留を受けての事らしいが、もし出馬となったら大顰蹙物だろう。(「首相を辞めた後、政界を引退すべきかか?」に付いては人それぞれ考え方は異なるだろうが、個人的には「引退するに越した事は無い。」と考えている。首相経験者がキングメーカーを気取って院政敷くのは、政界を硬直化させるだけ。院政を敷かないにしても、首相の座を途中で放り出した様な輩が偉そうに「ああだこうだ。」言った所で何の説得力を持ち得ないし、「百害在って一利無し」と思うし。)首相就任以前より「首相を務めた者は、辞職したら政界から引退すべき。」と主張していた鳩山前首相。辞職直後に「次の総選挙には出馬しない。」と表明したので非常に高く評価したのだが、もし“約束”を破る様ならば「ブレる鳩山」のイメージを強めるだけだし、晩節を汚すだけで在る。

3つ目。先日の参議院議員選挙で落選した千葉景子法務大臣が引き続き大臣職に留まった事に対し、「民意によって落選させられた人物を、引き続き大臣職に留めるのはおかしい。」という声が在る。この批判に関して言えば、自分は「大臣職に留める事自体は、別に問題無し。」と考えている。そもそも「国務大臣」は「その過半数を国会議員にて構成しなければならない。」と憲法で定められている訳で、逆に言えば「過半数未満は国会議員でなくても良い。」事になる。「落選したから大臣職に留まらせてはいけない。」とはならないし、落選したとはいえ“他選挙区ならば”余裕で当選する票を獲得していた事を考え併せると、必ずしも不適切な事だとは思わない。

、「彼女が『法務大臣』という職をを務めるのに相応しいか?」となると、自分は「NO」で在る。巨大掲示板等で「唯一無二的な決め付け&押し付け」をしている人達が嬉々として取り上げている問題は別にして、(以前にも書いた様に)「法律で厳然と定められた『死刑執行』を就任以来全く行っていないのは、職務放棄としか思えない。」と自分は考えるので。死刑に関しては人それぞれ考え方が異なって然る可きと思ってはいるが、少なくとも法務大臣の職を受ける以上は、法に則っ粛々と死刑執行を行うべきではないか?「死刑は、自身の主義&主張に合わない。」というので在れば、法務大臣の職を受けるべきでは無いと思うのだが・・・。

*1 以前の記事「分けて考えないと」の最後に記した例も、又、同様だ。

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