ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

配置転換

2014年07月14日 | スポーツ関連

昨日の「ジャイアンツvs.タイガース戦」、5回裏が終了するTV観戦し、其れから外出した。「3対1」とジャイアンツが2点リードしていたので、「今日は、ジャイアンツの勝ちだな。」と思ったのだが、外出先で試合結果を確認したら、「4対6」で逆転負けしていた。

 

勝てると思っていただけに、ジャイアンツの負けには悔しさが募る。でも、破竹の勢いで今回の3連戦に突入したタイガースが相手だけに、「ジャイアンツが、3連敗を喫しなければ良いが。」という不安が在り、其れを考えるとジャイアンツの「1勝2敗」は御の字とも言える。ジャイアンツとしては昨日の敗戦を引き摺らずに、今日からの3連戦を闘って欲しい。

 

一昨日の記事「」の中で、「タイガースの勢いを抑えられ、ジャイアンツ・ファンとしては取り敢えずホッとしたが、問題は今日の第3戦だろう。」と記した。「今日の第3戦」、即ち「13日の試合」が問題としたのは、「ジャイアンツというチームにとって」というのも在るが、一番は「或る選手にとって」重要な試合と考えていたからだ。

 

1年間で「20勝25敗という成績の投手」と「10勝2敗という成績の投手」ならば、何方がチームにとって貢献度が高いと言えるだろうか?「20勝も出来る投手は滅多ないし、『20勝25敗という成績の投手』の方が、断然チームへの貢献度は高い。」とする人も居るだろうが、私見としては「『10勝2敗という成績の投手』の方が、結果としてはチームへの貢献度は高い。」と考える。20勝した所で、25敗もしているのでは、トータルで“5つの借金”を作ってしまっている訳で、1人で“8つの貯金”を作った「10勝2敗という成績の投手」の方が、優勝を目指すチームに、より大きな貢献をしていると思うから。

 

で、話を元に戻すが、昨日の試合はジャイアンツの先発澤村拓一投手にとって、非常に重要と考えていた。と言うのも、「2011年:11勝11敗、2012年:10勝10敗、2013年:5勝10敗」と、澤村投手はプロ入りしてからの3年間で通算「26勝31敗」と、単年でも通算でも“貯金を作れない投手”で在る。詰まり、私見で言えば“チームにとっての貢献度が高くない投手”な訳だ。

 

痛の為、2月序盤から2軍調整していた澤村投手。今季登板となった7月6日の試合では、8回を投げて7安打を浴びるも、要所を締める投球で勝利投手となった。澤村投手と言えば、「好投をしていても、唐突に打ち込まれる。」が在り、其れがに“貯金を作れない投手”になっていたと思う。前回の様に「要所を締める投球」が出来るか否かが、昨日の試合で判断出来ると考えていた。

 

肝心な所でポカをしたり、力任せに行ったりし、負けを喫してしまう。結果として、“昨日の澤村投手”は“去年迄と同じ澤村投手”だった。

 

昨年11月、原辰徳監督に「先発再挑戦」を直訴した澤村投手。彼の気持ちに応え、原監督は澤村投手を先発に戻したのだが、彼の性格(むらっ気)を考えると、長い回を投げる先発よりも、短い回のリリーフの方が向いている様に思う。再びの配置転換が、必要ではないだろうか?

 

其れにしても、今のタイガースは本当に強い・・・。


コメント (4)    この記事についてブログを書く
«  | トップ | ヴァラエティ番組の演出 »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (悠々遊)
2014-07-14 10:34:44
どちらが貢献しているか・・・う~ん・・・見解が分かれるところですね。
私見で言えば私は20勝25敗投手のほうです。勝敗は投手の責任だけで決まるものではないので。
いくらいい投球をしても打線の援護が無ければ負け投手になることもあるし、強力打線がバックにあれば多少点を取られても勝ち星が転がり込むことも多いわけで。
そう考えれば、勝ち負けにかかわる試合だけでも45回も登板している投手は、それだけ信頼されているといえるのではないかと。

こんな風に考えるのは、かつての貧打阪神時代においても好成績を残した、村山、江夏を知っている阪神ファンだからかも(笑)。
返信する
>悠々遊様 (giants-55)
2014-07-15 01:23:28
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

「チームの優勝」というのを最優先にした場合、どうしても「貯金」というのが重んじられる面が在り、そうなると“貯金をより多く作れた投手”が、チームに対する貢献度が高いと自分は考えています。

でも、好きな投手の1人だったスワローズの松岡弘氏は、「191勝190敗41セーヴ」と通算では1つしか貯金が出来ていない。強くなかった時代のスワローズで投げていたというのは大きく、そういう意味では村山実氏や江夏豊氏も、より強いチームに在籍していたなら、もっともっと凄い成績を残していた事でしょうね。
返信する
ツバメも強い (村長)
2014-07-15 11:07:43
 好調なのは阪神、広島だけではありません。ヤクルト、DeNAの攻撃も絶好調ですね。いや、巨人の打線が下降気味なだけかな??
 またまた坂本選手についてですが、一番打者としては3割16盗塁はまあまあだとは思います。ただ、ファンの多くが期待するのはチャンスに強かった坂本、ではないでしょうか。
返信する
>村長様 (giants-55)
2014-07-15 12:01:34
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

「投手陣はそんなに良くないし、打撃陣も安定感に欠ける。」というのが、今季のジャイアンツ。「其れで良くもまあ、首位に居られるものだ。」とジャイアンツ・ファンの自分ですら思ってしまいます。

連敗地獄から脱したスワローズ。最下位に沈んでいるとはいえ、チーム打率は「.285」(7月14日時点)とリーグ最高。チーム防御率が「4.96」とリーグ最低なのが響いており、「優勝する為には、何よりも守りを固めないといけない。」という現代野球を表している訳ですが、兎に角良く打ちますね。

長野選手の打撃が良くなって来ましたが、全体的にはジャイアンツの打撃陣は不振ですね。特に4番の村田選手の球の見極めの悪さが気になります。代打で凄い成績を残して来た矢野選手も、今季はパッとしない。坂本選手も、仰る様に「チャンスに強い。」というのが売りだったのに、今季は不満が残る内容。色々不安を感じるジャイアンツです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。