ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「教室の亡霊」

2010年04月29日 | 書籍関連
前から気になってはいたのだが、小沢一郎幹事長落合博満監督は共通点が多い様に思う。「幼少期を東北地方で過ごしている。」、「愛妻家で知られている。」、「言葉数が少ない上に説明下手で、敵を作り易い。」、「『勝利』を最優先として行動し、きちんと『結果』を残している。」、「良くも悪くも、金銭に纏る話題が少なくない。」、「側近仲違いを起こす事が、何度か在った。」等々。両者共に「生き方が非常に下手」という面が在り、それがに必要以上にバッシングされてしまう様な所も。こうなると小沢&落合両氏が、互いをどう感じているのか興味が在る。自身と似通っているという事で、親近感覚えているのか?それとも余りに似すぎているが故に、近親憎悪の様な感覚が在るのか?

閑話休題

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中学校の教室で、一人の男が死体で発見された。嘗てその中学で教鞭を執っていた彼は、教師生活に懊悩し続けた挙句ノイローゼ状態となって退職していた。深夜に校舎に忍び込み、黒板の前で横たわって死んでいた彼のポケットには、新人女性教師の写真が。彼は自死したのか?それとも他殺なのか?
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浅見光彦シリーズで有名な作家・内田康夫氏。彼は1980年に「死者の木霊」で文壇に登場したので、今年でデビュー30周年を迎えた。それを記念して2月から連続3ヶ月、新作を刊行したのだが、その第一弾が「教室の亡霊」だ。教育現場が抱える問題を取り上げたこの作品、「モンスターペアレント」や2年前に露見した「大分県教員採用汚職事件」等が盛り込まれている。知り合いで教職に就いている者が何人か居り、教育現場の実状をしばしば聞いているのでそれ程の驚きは無いけれど、全く知らない人間がこの作品を読んだら「こんなに酷いのか・・・。」と驚くかも。遣る気の全く無い不適格な教師は論外だけれど、そうで無い真面目な教師達が理不尽な苦しみを背負わされているとしたら、同情の思いしか湧かない。

内田作品の魅力の一つに「歴史&観光情報が盛り込まれている。」というのが在るのだけれど、今回の作品は残念乍らその要素が薄い。それだけ教育現場の問題点を深く描いているとも言えるのだが、歴史好きな自分としては物足りなさを感じる。又、犯人及びその動機という面でも、早い段階で大凡見当が付き、それも物足りなさを助長総合評価は星3つとしたい。

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理想の上司 (はし れんたろう)
2010-05-28 21:02:04
よく、「理想の上司は?」といったアンケートで球界の著名人の名前が並びますが、僕は落合博満さんの名前を挙げたいと思います。

西本聖さんが巨人から移籍し、落合さんが四番を打っていた頃のドラゴンズが好きだった、ということも関係しているかもしれませんが、僕は落合さんのことはそんなに嫌いな人ではありません。少なくとも、「ぼやき節」の人よりはよほど好感を持っています。「理想の上司」の条件といえば。なんといっても、
「仕事が出来る。」
ということが一番の条件ではないかと思います。それにこの人、どんなに負けても選手個人の名前を挙げて批判することがありません。

このてのアンケートの結果を読んでいつも思うのは、俳優さんの演じる役柄と、その人個人のキャラクターを混同する人がいまだに多い、ということですね。
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>はしれんたろう様 (giants-55)
2010-05-29 01:42:58
書き込み有難う御座いました。今回はこちらにレスを付けさせて貰います。

西村晃氏が話していたと記憶しているのですが、水戸黄門役で地方のロケに行った際、「水戸黄門様がこんな所迄来て下さった。」と、土下座して涙乍らに拝む御老人が居たとか。「役」と「その人自身」がごっちゃになってしまっている典型でしょうが、此処迄極端では無いにせよ、悪役をメインに演じている役者の場合、街中を普通に歩いていると「ほら、悪い人が来たわよ。」と白い目で見られる事が在ったりするのだとか。
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