学生時代から今に到る迄、しばしば手に取って読み返す辞書「あなたの英語診断辞書 -英語における日本人共通の誤り-」。副題からも御判りの様に、一般的に日本人が誤用してしまう英語の実例を豊富に取り上げた辞書だ。興味深い記述が多い中、強く印象に残っている物の一つに「蒟蒻」の英語表現が在った。「日本の和英辞書では『the devil’s tongue paste』、即ち『悪魔の舌の練り物』となっているケースが多いが、これは誤り。正しくは『a gelatin-like substance made from potatoes』(じゃが芋乃至は薩摩芋から作られたゼラチン状の物質。)と表現する。」という趣旨の説明。蒟蒻は蒟蒻芋から作られるので、じゃが芋や薩摩芋を意味する「potato」を用いるのは正確さに欠く訳だが、蒟蒻芋その物を表す英単語が無い以上は仕方無いだろう。それにしても「悪魔の舌の練り物」とは、見た目からそういった英語表現に置き換えられたに違いない。この辞書は1976年に初版が発行されているが、goo辞書で「蒟蒻」を調べてみると今でも「devil’s tongue jelly」(悪魔の舌のゼリー。)という表現“も”載っているのは御愛嬌か。
先日、「これを英語で言えますか?デラックス」という本を購入した。御存知の方も居られるだろうが、10年前に発行された「これを英語で言えますか?」という本の大増補改訂版。時代と共に「古さを感じる言葉」や「日本語として定着した英語」が散見される様になった為、その辺を見直した内容となっている。なかなか面白い本だが、「第13章 タイトルわかりますか?」から一部を、クイズ形式で紹介させて貰う。有名な日本の文学作品や映画、アニメ、TV番組を英語化してあるが、各々日本語では何というタイトルなのか当てて欲しい。
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① 「Only Yesterday」
② 「Newlyweds」
③ 「And Then」
④ 「Love and Honor」
⑤ 「The Magic Badgerkettle」
⑥ 「Spirited Away」
⑦ 「It’s Tough Being a Man」
⑧ 「Star Blazers」
⑨ 「Comedy Hour」
⑩ 「The Grateful Crane」
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②や③は、感覚的にパッと思い浮かんだかもしれない。又、その作品のファンで在れば、「簡単!」と思われる物も在ったろう。それでは、答えを下記する。
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① 「おもひでぽろぽろ」
② 「新婚さんいらっしゃい!」
③ 「それから」
④ 「武士の一分」
⑤ 「分福茶釜」
⑥ 「千と千尋の神隠し」
⑦ 「男はつらいよ」
⑧ 「宇宙戦艦ヤマト」
⑨ 「笑点」
⑩ 「鶴の恩返し」
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先日、「これを英語で言えますか?デラックス」という本を購入した。御存知の方も居られるだろうが、10年前に発行された「これを英語で言えますか?」という本の大増補改訂版。時代と共に「古さを感じる言葉」や「日本語として定着した英語」が散見される様になった為、その辺を見直した内容となっている。なかなか面白い本だが、「第13章 タイトルわかりますか?」から一部を、クイズ形式で紹介させて貰う。有名な日本の文学作品や映画、アニメ、TV番組を英語化してあるが、各々日本語では何というタイトルなのか当てて欲しい。
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① 「Only Yesterday」
② 「Newlyweds」
③ 「And Then」
④ 「Love and Honor」
⑤ 「The Magic Badgerkettle」
⑥ 「Spirited Away」
⑦ 「It’s Tough Being a Man」
⑧ 「Star Blazers」
⑨ 「Comedy Hour」
⑩ 「The Grateful Crane」
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②や③は、感覚的にパッと思い浮かんだかもしれない。又、その作品のファンで在れば、「簡単!」と思われる物も在ったろう。それでは、答えを下記する。
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① 「おもひでぽろぽろ」
② 「新婚さんいらっしゃい!」
③ 「それから」
④ 「武士の一分」
⑤ 「分福茶釜」
⑥ 「千と千尋の神隠し」
⑦ 「男はつらいよ」
⑧ 「宇宙戦艦ヤマト」
⑨ 「笑点」
⑩ 「鶴の恩返し」
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「宇宙戦艦ヤマト」も。「Star Blazers」だと「戦艦大和」が蘇るという最大のロマンが抜けちゃってますから、なんだかニュアンスが随分合理化されちゃって味が出ないなぁ
「武士の一分」もそうですが、「笑点」が「Comedy Hour」となってしまうというのも、日本人の感覚からすると「何か違うなあ。」という感じがしますよね。
英題「From Russia with Love」を「007/危機一発」と意図して誤字を用いた邦題にした水野晴郎氏の逸話は有名ですが、日本人からすると「なかなか上手いかも。」と思うこの訳も、外国人からすると「何だこれ?」と思うのかもしれません。
映画の字幕の文字って、独特な形状してますよね。映画の字幕で言えば、映画を見始めた頃に最初に覚えたのが「戸田奈津子」さんの名前でした。
「愛と青春の旅立ち」の原題は「Gentleman&Lady」ですか。それだと名作「男と女」みたいな感じですね。邦題の方が味わい深い感じは確かに在ります。