プロ野球順位予想（２００９年度）

今年で５回目になる「プロ野球順位予想」。一昨年はまあまあの的中率も、残りの年は芳しくない。特に昨年はセ＆パで当たっていたのがゴールデンイーグルスの５位だけと、井崎脩五郎氏の予想と同様の惨憺たる結果。改めて順位予想の難しさを思い知らされた次第。参考迄に、昨年の最終順位は下記の通り。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
【パ・リーグ】
１位：　ライオンズ
２位：　バファローズ
３位：　ファイターズ
４位：　マリーンズ
５位：　ゴールデンイーグルス
６位：　ホークス

【セ・リーグ】
１位：　ジャイアンツ
２位：　タイガース
３位：　ドラゴンズ
４位：　カープ
５位：　スワローズ
６位：　ベイスターズ
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

それでは今季の予想をしたい。昨年の日本一はライオンズという事で、敬意を表してパ・リーグから。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
＝２００９年度順位予想＝

【パ・リーグ】
１位：　ライオンズ
２位：　ファイターズ
３位：　マリーンズ
４位：　ホークス
５位：　バファローズ
６位：　ゴールデンイーグルス
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

投打のバランスを考えると、やはりライオンズが頭抜けている。「渡辺久信監督が奇を衒った采配をしない。」、「主力選手が怪我等で長期離脱しない。」といった事が無い限り、２連覇してしまうのではないだろうか。

ここ数年のファイターズは打撃力が課題だったが、オープン戦を見る限りでは改善の兆しが。そうなるとダルビッシュ有投手以外の投手がどれだけ勝ち星を上積み出来るかに、このチームの浮沈が懸っていると言えよう。

マリーンズとホークスに関しては、優勝争いに絡むのは厳しい様に思う。先ずは世代交代を上手く図る事。その結果としてＡクラス入りし、クライマックスシリーズで日本シリーズへの進出を狙うというスタンスがベターではなかろうか。

昨年は２位だったバファローズだが、タフィー・ローズ選手やアレックス・カブレラ選手等、打撃陣の高齢化が不安要素。又、ゴールデンイーグルスは岩隈久志＆田中将大両投手が昨年より成績を下げそうな気がするし（ＷＢＣでの調子は良かったが、彼等を徹底分析しているで在ろうパ・リーグの打者達を相手にした場合、同じ様に好投出来るかどうか疑問が。）、彼等以外の投手に不安を感じる。それ故にファンの方には申し訳無いが、それぞれ５位＆６位とさせて貰った。

次にセ・リーグの予想。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
＝２００９年度順位予想＝

【セ・リーグ】
１位：　タイガース
２位：　ジャイアンツ
３位：　カープ
４位：　ドラゴンズ
５位：　スワローズ
６位：　ベイスターズ
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

藤川球児投手と新井貴浩選手が１年を通して活躍出来れば、今季はタイガースが優勝すると思う。昨年の悔しさは、選手達の糧になっている筈。そして最大の対抗馬はジャイアンツという事になるのだろうが、打撃力が昨年より劣りそうな感じがしており、投手陣が昨年以上に頑張らないと３位になる可能性も在るだろう。着実にチーム力を上げて来ているカープは、希望も込めて３位とさせて貰った。

試合巧者のドラゴンズ。毎年、優勝候補の筆頭に挙げていたが、川上憲伸投手＆タイロン・ウッズ選手という投打の軸が消えた影響は大きく、今季はＢクラス落ちを予想。“名将”として評価している落合博満監督だが、今季はこれ迄で一番苦しい年になるだろう。

スワローズとベイスターズに関しては、申し訳無いが団栗の背比べといった感じがしている。これはスワローズのチーム力が下がると言うよりも、ベイスターズのチーム力が昨年よりも上がるだろうという読みから、戦力の拮抗を予想。