ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

“48年振りの最下位”になって欲しい

2023年05月07日 | スポーツ関連

ジャイアンツ不振喘いでいる。昨日の試合を終えた時点で「13勝17敗(勝率:.433)」と“借金”は「4つ」。5位では在るが、最下位のドラゴンズとは僅か「1ゲーム差」だ。

「打てない、抑えられない、凡ミスが多い。」というのが今季のジャイアンツで在り、チーム打率は「.246」とリーグ3位では在るものの、兎に角チャンスで打てない。チーム防御率は「4.33」とリーグで断トツの最下位。先発投手陣も然る事乍ら中継ぎ陣が“火付け役”となっている。又、少年野球でも考えられない様な凡ミスが続出しては勝てるも無く、1975年以来48年振りの最下位も在り得そうだ。

昨年10月の記事「然らばジャイアンツ!」で宣言した様に、自分は子供の頃からずっと応援し続けて来たジャイアンツを、“一旦見限る事にした。だから、今季はジャイアンツを応援していない。ずっと応援して来たジャイアンツの選手達が苦しんでいる姿を見るのは忍びないけれど、ジャイアンツというチームが不振に喘いでいる事は、正直「良かった。」と思っている。

「然らばジャイアンツ!」の中で詳しく書いたけれど、自分がジャイアンツを見限った“唯一の理由”は原辰徳監督の存在に在る。だ何だと、事在る毎に身綺麗さ”や“潔さ”を声高に叫んで来た御仁なのに、『不倫問題に端を発した反社会的勢力への金銭支払い』も然る事乍ら、『3年連続で無様な結果を残したのに、平然と監督の座に居座っ厚顔無恥さが、どうしても許せなかった。のだ。(「昨年オフ、原監督は進退伺を出していた。」と報じられたが、どうにも信じ難い。仮に出したとしても、受理されないのが判っていた上でのパフォーマンスだろう。)

「原辰徳氏がジャイアンツの監督に就いている限り、ジャイアンツ・ファンを止める!」という思いは揺るがず、だからこそ「今季、ジャイアンツが最下位になれば、流石に原氏も辞任するだろう。」と期待しているのだ。

16年前の記事「安倍首相と原監督」で触れた様に、此の2人は共通点が多い。必要以上に“御友達”で身内を固めたがる。というのも其の1つで、嘗て後藤孝志氏が不自然な程にジャイアンツで重用されたのも、『“原組”の番頭格で在り、原氏が彼の仲人務める寵愛している人物だから。』。」と囁かれて来た。「人間誰しも、擦り寄って来る人間には甘くなり、逆に異を唱える人物は遠ざける。」という所が在ったりする物だけれど、安倍晋三首相同様に原監督も其のが過ぎている。

一昨年、一言居士桑田真澄氏をジャイアンツの1軍投手チーフ・コーチ補佐として招聘し、翌年は1軍投手チーフ・コーチに昇格させた事から、「原監督も、少しはが大きくなったのかな?」と思ったけれど、昨年オフには桑田氏を配置転換という名前で“左遷”させた。確かに1軍投手陣は不振だったし、其の責任を取らせたのかも知れないが、だったら「3年連続で無様な結果を残したのに、平然と監督の座に居座っている無責任さは何なんだ?」と言いたくなる。

で、昨年オフにジャイアンツのコーチ陣が発表されたのだけれど、1軍に関して言えば新しいコーチは“御友達”か“イエスマン許り。特に「大久保博元氏が、1軍打撃チーフ・コーチに招聘された。」事には、「冗談だろ!?」と思ってしまった。

大久保氏と言えば、長嶋茂雄氏や星野仙一氏、三木谷浩史氏等、権力者媚び諂う事で伸し上がって来たが、『アーリー・ワーク』等の“マスコミ受けするパフォーマンス”は上手いものの、指導者としての実績皆無に等しい。其の一方で、“弱者”に対するパワハラが目立ち菊池雄星投手が其の被害者だった事は有名。という印象しか無く、「原監督に媚び諂う言動が多かった事から、招聘されるに到ったのだろうな。」としか思えなかったのだ。

一軍打撃チーフ・コーチに就任して以降、“案の定しゃしゃり出て来る事が多かった大久保氏。ジャイアンツのキャンプでは「打撃ゲージ裏に設置される、高さ約3の“原タワー”に原監督が座り、打撃練習を見守る。」というのがだけれど、「原タワーで原監督の横に座り、バットを持ち乍ら、キャンプの視察に来たOBを相手に、延々おちゃらけていた大久保氏の姿。」を見て、「少しは打撃練習を見ろよ。御前は“茶坊主”、又は“幇間”か!」と突っ込んでしまった。「アーリー・ワークの効果は全く無く、不振に喘ぐ打撃陣に付いて問われると「打撃は上向いて来てますから大丈夫!」みたいな“何の根拠も示さない(示せない?)希望的観測”しか口に出来ない彼の姿は、とても指導者と呼べる物では無い。

今季、原辰徳氏がジャイアンツの監督を退いたら、華々しい離任式”が行われるだろう。“4年前”に彼がジャイアンツで残した功績を考えれば、其れは「在り。」だろう。でも、“終身名誉監督”みたいな意味不明な肩書を与えるのは反対。そして、彼をGM据えるというのは絶対に駄目!「能力も無いのに、原氏の“御友達”というだけでコーチが招聘される。」なんていう“現場介入”は真っ平御免なので。


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2 コメント

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>他にも監督候補はいるはず様 (giants-55)
2023-05-07 13:22:39
初めまして。書き込み有難う御座いました。

原監督が大好きだったとの事、不快な記述も在ったでしょうし、本当に申し訳在りません。

“現役時代の原辰徳”、自分は好きでした。「チャンスに弱い。」という所は在ったけれど、彼には爽やかさと明るさが在った。でも、監督になって以降、特に“第二次政権”以降の彼からは、権力へのしがみ付きが露骨に感じられ、嫌いな存在になってしまいました。

其れだけなら未だしも、彼の野望によって壊されて行く選手達、そして延いてはチームを見続けるのはとても堪え難く、昨季を以てジャイアンツ・ファンを“一旦”止めた次第です。

「がたがたになったチームを放り出し、本人は現役続行を強く望んでいた高橋由伸選手を引退させ、強引にジャイアンツの監督に据えた。」、今のジャイアンツには同じ前兆を感じています。結局、高橋監督は“勝利”という結果を残せず、屈辱の内に監督を辞めさせられた。そんな姿を見ているからこそ、松井秀喜氏が監督を引き受けるとは到底思えない。

チームの勝利という意味では結果を残せなかった高橋監督だけれど、我慢強く岡本和真選手を4番で起用し続け、立派な四番打者へと育て上げた。此れは、ジャイアンツに対する大きな功績と言って良いでしょう。一方、残念乍ら原監督の場合は、“其の場凌ぎの使い捨て起用”という感じが目立ち、少なくとも長期的な展望からすると、「ジャイアンツを芯から強くした。」とは言い難い気がします。

此処数年、ジャイアンツの選手達のプレーからは“溌溂さ”や“楽しさ”というのが中々感じられない。「きちんと勝てていないから。」というだけでは無い、“不満”の様な物を感じます。「あんなに奇麗事許り言ってる癖に、無様な結果を残しても、自分は一切責任を取らず、“部下”に全部押し付けるんだな。」という思いが在るのではないか?

原監督の後に監督を引き受ける人物は、相当苦労すると思います。其れだけ、チームはガタガタになってしまったので。ジャイアンツ・ファンは其れを踏まえた上で、“新監督”を支えて行かなければいけないでしょうね。

後、原監督に対する批判を書きましたが、辞めさせて然るべき彼を辞めさせず、続投させたフロントにも大きな責任が。フロントの一掃も臨みます。

今後とも、何卒宜しく御願い致します。
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Unknown (他にも監督候補はいるはず)
2023-05-07 11:16:36
大好きだった原監督やけど、長くて飽きたましたわ。上原、松井、このあたりに監督やって欲しいんですが、候補にもあげないし、彼らもしないんだろな。とは言うもののジャイアンツが好きで、野球が好きでテレビ見てしまうんですが、去年から酷い試合が多い、東京ドーム本拠地だから仕方ないんでしょうか?博打まがいのホームラン狙いの打線、盗塁ほぼ無し、先発が早い回に降りて中継ぎ酷使、将来が見えません。秋広と大勢と戸郷だけ期待して見てます。
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