アメリカの環境保護団体、オーシャン・コンサーバンシー等が発表した所によると、昨年9月から10月にかけて日本やアメリカ、ニュージーランド等世界68ヶ国の海岸等で実施した清掃キャンペーンでは約800万個(約3千トン)のゴミが回収されたそうだ。回収されたゴミの数のワースト5は次の通り。
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1位 煙草の吸い殻(フィルターを含む) 190万個
2位 食品の包装 77万個
3位 蓋・キャップ 70万個
4位 プラスチック等の袋類 69万個
5位 プラスチック製飲料瓶 57万個
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日本国内では約200ヶ所の海岸で計約21万個のゴミが回収されたが、やはり煙草の吸い殻が一番多かったという。又、清掃の際、各国で計約1,100の生き物が釣り具に絡まる等した状態で見付かり、その殆どは死んでいたそうだ。
「煙草の吸い殻や食品の包装、キャップ等は、『こんな小さな物を自分一人が捨てた所で、地球全体からすれば大した事では無い。』という思いが個々人に在るのだろうな。」という気はする。しかし「塵も積もれば山となる」という諺が在る様に、66億人を超えた世界の人々がそんな軽い思いでゴミのポイ捨てを繰り返したら、トータルでどれ程凄いゴミの量になるかは明らかだし、何よりも生態系への影響が懸念される。その生態系の中には当然我々人間も含まれる訳で、結局の所、人間は自らの首を少しづつ絞めて行っている事になる。
他国から海流に乗って、少なからずの量のゴミが我が国に漂着している。海岸に大量の注射針が漂着したというニュースも過去に何度か在り、その危険性を考えると廃棄先の国家に対して怒りを覚える。だからこそ、我が国はそんな後ろ指を指される様な真似は避けなければならない。
因に、日本のゴミがハワイやアメリカ西海岸に迄漂着する事が在るのだとか・・・。
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1位 煙草の吸い殻(フィルターを含む) 190万個
2位 食品の包装 77万個
3位 蓋・キャップ 70万個
4位 プラスチック等の袋類 69万個
5位 プラスチック製飲料瓶 57万個
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日本国内では約200ヶ所の海岸で計約21万個のゴミが回収されたが、やはり煙草の吸い殻が一番多かったという。又、清掃の際、各国で計約1,100の生き物が釣り具に絡まる等した状態で見付かり、その殆どは死んでいたそうだ。
「煙草の吸い殻や食品の包装、キャップ等は、『こんな小さな物を自分一人が捨てた所で、地球全体からすれば大した事では無い。』という思いが個々人に在るのだろうな。」という気はする。しかし「塵も積もれば山となる」という諺が在る様に、66億人を超えた世界の人々がそんな軽い思いでゴミのポイ捨てを繰り返したら、トータルでどれ程凄いゴミの量になるかは明らかだし、何よりも生態系への影響が懸念される。その生態系の中には当然我々人間も含まれる訳で、結局の所、人間は自らの首を少しづつ絞めて行っている事になる。
他国から海流に乗って、少なからずの量のゴミが我が国に漂着している。海岸に大量の注射針が漂着したというニュースも過去に何度か在り、その危険性を考えると廃棄先の国家に対して怒りを覚える。だからこそ、我が国はそんな後ろ指を指される様な真似は避けなければならない。
因に、日本のゴミがハワイやアメリカ西海岸に迄漂着する事が在るのだとか・・・。
海流によって運ばれた先進国のゴミが南極や北極の氷の下にまであるのには驚きました。 サメのお腹を裂いたら自動車のナンバープレートや空き缶が出てきたという話がピーターベンチリーという海洋冒険作家の作品にありました。 今ではゴミの処理に困った先進国がよその国にゴミを輸出するという行為まで起こっていますよね。 自分の目の届くところになければ、とりあえずOKでも結局は増え続けて無くならないゴミをどこかに押し付けているだけ。
海岸の漂流物収集家という人たちが結構いらっしゃるようで、流木やハングル文字の入った清涼飲料のボトルなどに混じって、北朝鮮の軍服?、注射器?など、なぜだろうというモノも結構あるとか。 日本海側と太平洋側での違いの比較とかもされているようですが、興味深いです。
今更ながら、ゴミ、タバコのポイ捨てはマナーに反する行為です。 新人研修で海岸清掃をやらせたことがあるのですが、半日がんばって、最後の休憩で一服した若いのがついつい砂浜にポイッとやっちゃったり、飲み干した空き缶をそのまま置いてきたりと、無意識にやってしまうところがあるんですね。 シンガポールのように鞭打ちの刑なんかがあった方がいいのかなあ・・・
初めてシンガポールを訪れた時、街の美しさに圧倒されました。路上に噛んだガムを吐き出し、汚される事が無い様に、チューインガムの国内持ち込み禁止が取られている等、本当に美観保持に関して厳しい姿勢を打ち出している国です。唯、現地人のスタッフが言っていたのですが、「余りにも法律が厳しい為、逆に法律で定められていない事に関しては、非常にルーズな国でも在る。」と。バス停で並んでいた際、平然と横は入りして来る輩が居たりと、彼女の言っていた事が「なるほど。」と思える一面も在りましたね。
人間が何の気無しに捨てたゴミによって、他の生物達が死んでしまう。生態系が崩れてしまう事で、延いては人間社会にも影響を及ぼしかねないというのに・・・全く人間は身勝手な動物です。
そんな記録映画が在るのですか。権利ばかりを過剰に主張し、義務を全く負おうとしない人間が目立つ我が国では、もう少し法規制しても良い様に思いますが、とは言え行き過ぎてしまうと”物言えぬ国家”になってしまう懸念も在り、その辺のバランス感覚が難しいですね。
ほんと、吸殻の無い交差点は無いというくらいだったのが、よく見るとあるなぐらいになりましたね。
先日も、電車に乗っていると、ホームでタバコを吸っている人が居て、禁煙エリアで吸っていた上に、線路に吸殻をポイ捨て。目の前から無くなれば自分と関係なくなると考えている人が多すぎです。