ドラえもんに「ハリーのしっぽ」という話が在る。3千本安打のおっちゃんが登場する話では無い。1910年、地球に接近したハレー彗星(ハリー彗星)を巡り、大騒ぎする人々の姿を描いた作品だ。当時、ハレー彗星の“尾”に含まれた有毒成分(シアン化合物)の影響で、地球に接近した際には一時的に空気が無くなり、その結果全ての生物が窒息死するという噂が広まったとか。「空気が無くなる間をどうするか?」で頭を悩ませ、水の張った洗面器に顔を突っ込んで息を止める練習をしたり、空気を溜め置く為にタイヤチューブを買い占めたりする人々の姿は滑稽以外の何物でも無いのだが、それもこれもハレー彗星に付いて充分な知識を有している現代人だからこその考えで在って、知識がそれ程無かった時代の人ならば真剣に恐怖心を持つのも仕方無かったのかもしれない。
ここ数日、マスメディアでは「月の陰に太陽が完全に隠れてしまう現象。」、即ち「皆既日食」の話題を大きく取り上げ続けていた。その過剰な報道振りに、自分の様な捻くれ者は「大騒ぎし過ぎだよ。」と冷めた目で見聞していたのだが・・・。
「我が国で観測出来るのは46年振り。」という皆既日食が、今日見られた。と言っても、自分の場合はニュース番組を通してその瞬間を目にした訳だが、冷めた思いでいた自分ですら感激してしまう映像。月の裏側に太陽が完全に隠れた際、昼間にも拘わらず真っ暗闇に。その瞬間、体感温度では10度程下がったという事で、自然の神秘を感じずには居られなかった。
手塚治虫氏の「火の鳥 黎明編」だったと記憶しているが、古代人が日食という現象に恐れ戦いているシーンが登場する。ハレー彗星もそうだが、日食に付いて充分な知識を有している我々ですら神秘さを感じてしまうのだから、昔の人が恐怖も含めた様々な思いを持ってしまうのも当然と言えよう。言い古された表現だが、「大自然の中に於いては、人間なぞちっぽけな存在。」というのを改めて認識させられた一日だった。
ここ数日、マスメディアでは「月の陰に太陽が完全に隠れてしまう現象。」、即ち「皆既日食」の話題を大きく取り上げ続けていた。その過剰な報道振りに、自分の様な捻くれ者は「大騒ぎし過ぎだよ。」と冷めた目で見聞していたのだが・・・。
「我が国で観測出来るのは46年振り。」という皆既日食が、今日見られた。と言っても、自分の場合はニュース番組を通してその瞬間を目にした訳だが、冷めた思いでいた自分ですら感激してしまう映像。月の裏側に太陽が完全に隠れた際、昼間にも拘わらず真っ暗闇に。その瞬間、体感温度では10度程下がったという事で、自然の神秘を感じずには居られなかった。
手塚治虫氏の「火の鳥 黎明編」だったと記憶しているが、古代人が日食という現象に恐れ戦いているシーンが登場する。ハレー彗星もそうだが、日食に付いて充分な知識を有している我々ですら神秘さを感じてしまうのだから、昔の人が恐怖も含めた様々な思いを持ってしまうのも当然と言えよう。言い古された表現だが、「大自然の中に於いては、人間なぞちっぽけな存在。」というのを改めて認識させられた一日だった。
独身貴族の彼は、お金の遣い方は、大変派手のようです。
価値観は、人それぞれで、お金の使い方に文句はないのだけれど、彼が帰ってきて、自慢話を聞かされるのを、想像すると、今からとても苦痛であります。
「今日、世界中で皆既日食を見る為に空を見上げていた人がどれだけ居たのだろうか?」と想像すると、それだけで壮大な感じがしますね。普段は空を見上げる事なんか殆ど無いで在ろう現代人達が、揃って空を見上げているというのは、本当に非日常的なシーンと言えましょう。
壮大な宇宙空間に於いては、人知の及ばない事象が数限り無く在る事でしょうね。「木星に地球大の物体が衝突した痕跡が見付かった。」というのも、「嘗て生物が住んでいたが、巨大隕石等の衝突で滅んでしまったのだろうか?」等と色々夢想してしまいます。
曇天で皆既日食が見られませんでした。
もっと暗くなるのかと思いきや、夕方程度の明るさでしたね。
これが不思議でした。^±^
しかし次は果たして見られるか。この世にいる年でなくなりそうなので見たかったです。