今日(1月18日)は、御年玉付き郵便葉書の“御年玉籤”の抽選日だ。御年玉付き郵便葉書が初めて発行されたのは1949年で、第1回の御年玉籤の商品は「特等:高級ミシン、1等:純毛洋服生地、2等:学童用本皮グローヴ、3等:学童用洋傘、4等:葉書入れ手箱、5等:便箋封筒組み合わせ、6等:記念切手」というラインナップ。純毛洋服生地や学童用洋傘なんぞは、「終戦から4年しか経っていない、未だ未だ物資不足だった日本。」を感じさせる。
因みに今年(2014年度発行)の御年玉籤の商品は「1等:御年玉1万円、2等:ふるさと小包等、3等:御年玉切手シート」というラインナップ。2年前から1等商品が「現金で1万円」となったのは知っていたが、3年前は「4等迄存在し、商品も色々種類が在った。」のに、こんなにもシンプルになっていたのは、今回初めて気付いた。又、第1回も今年分も、“末等”が同じ記念切手というのも興味深い。
御年玉籤では一度だけ、“ブービー賞”を引き当てた事が在る。商品はレター・セット(便箋と封筒のい組み合わせ)だったが、後は当たっていても、末等の御年玉切手シート許り。其の末等ですら、此処2年当たっていない。
そんな自分とは異なり、親戚で1等を引き当てた者が居る。もう大分前の話だが、商品は幾つか選択肢が在り、記憶違いで無ければ「旅行券10万円分」という事だった。「良くもまあ、引き当てたものだ。」と当時驚いたが、もっと驚いたのは「其の親戚に、“当選番号の御年玉付き郵便葉書を送った人物”から『1等当たったでしょ?』という電話が、発表日の翌日に掛かって来た。」という事。「誰に、何番を送ったか。」をメモっていたとしか思えず、其の親戚はゾッとしたと言っていた。