ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

「おめでとう!」、そして「有難う!」

2009年10月07日 | スポーツ関連
ファイターズリーグ優勝を決めた。2年振り、通算5度目のリーグ優勝となる。一時期は「9月の早い段階に、リーグ優勝を決めるのではないだろうか。」と思っていたファイターズも、新型インフルエンザ罹患による選手の離脱等、夏場以降は不測の事態が相次ぎ、終盤はかなり苦戦を強いられた感も。唯、いざリーグ優勝が決まってしまえば、それも「歓喜を歓喜を増させる為のスパイス」だった言えるかもしれない。何はともあれファイターズの選手達、そしてファイターズ・ファンに心から祝福を申し上げる。おめでとう!!

胴上げシーンを見たくて、昨日は「ファイターズvs.ライオンズ」戦の生中継を見守っていた。と同時にザッピングして、「マリーンズvs.ゴールデンイーグルス」戦も。優勝マジック対象チームがゴールデンイーグルスという事も在るが、マリーンズにとって本拠地で今季最後となる昨日の試合後には、小宮山悟投手の引退セレモニー及びボビー・バレンタイン監督の退任セレモニーが行われるから。

「4対4」と同点のまま延長戦に突入したファイターズだが、最終決着が付く前にゴールデンイーグルスが敗れた為、その時点でファイターズの優勝は確定。後は勝利を収めた上での胴上げとなるか否かが注目点だったが、ファイターズ・ファンには申し訳無いけれど、この時点で自分の関心はマリーンズのセレモニーに移ってしまった。*1

同世代の小宮山投手が最後の最後に抑えとして登場し、「最年長セーブ記録(44歳)をマークした。」のは我が身の事の様に嬉しい出来事。そして引退セレモニーでの朴訥なスピーチも良かったが、一番グッと来たのは彼の御子さん3人が花束を持ってグラウンドに登場した場面。自分の元に歩み寄る子供達に対して、何事か話し掛ける小宮山投手。そして子供達は父親に花束を渡さないまま、ベンチに向かって歩み寄り、バレンタイン監督にその花束を渡したのだ。「自分はボビーに育てられ、ボビーに拾われた、」と常日頃から口にして憚らなかった小宮山投手だけに、最大限の感謝をああいう形で見せたのだろう。

そして、その後に行われたバレンタイン監督のスピーチも良かった。日本語で感謝の意を表し、それを通訳が英語に置き換えるという不思議な展開では在ったけれど、涙を浮かべて話すバレンタイン監督と、それに大声援で応えるファンの姿が、他チームのファンの自分にも涙を流させた。我が球界に於いてこれ迄に外国人が監督を務めたケースは決して多くは無いけれど、その中でも最もファンに愛された外国人監督ではなかったろうか?選手の起用法等では色々物議を醸しもしたが、あの天性の陽気さが自分は好きだった。来季から、あの姿が見られないのは残念でならない。

小宮山投手とバレンタイン監督、本当に有難う!

*1 マリーンズのセレモニーをメインに見つつ、ファイターズの胴上げシーンをしっかり見たのは言う迄も無い。

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2 コメント

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Unknown (マヌケ)
2009-10-07 21:26:13
バレンタイン監督にばったり会ったことがあります。 「こんにちは、元気ですね」と言われました。 とても陽気で気さくな典型的なアメリカ人の雰囲気でした。 チームが明るい理由の一つでしょうね。

駐車場から出てくる車に、その前に路上駐車と言いますか、歩道に駐車していた車の陰になって全く見通しがきかず、自転車ごと突き飛ばされまして、左腕を変な形でアスファルトに突いてしまい、小指とひじと肩がおかしいです。 しかも突き飛ばした車は知らん顔で行ってしまいナンバーを見る暇もありませんでした。 マウスを使うには問題ありませんが、キーボードを叩くと響きますね。 では。 
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>マヌケ様 (giants-55)
2009-10-08 00:10:44
書き込み有難う御座いました。

「チームの外と内では、見せる顔が違った。」とも言われているバレンタイン監督ですが、少なくとも一般の野球ファンに見せる顔は「陽気なアメリカ人」そのものたったし、だからこそ多くのファンが彼を好きになったのでしょうね。

左腕の負傷、そういった状況でしたか。全く災難でしたね。明らかに人にぶつかったと判ったで在ろうに、知らん顔で逃げてしまう運転手には憤りを覚えます。天網恢恢疎にして漏らさずで、そういった輩には天罰が下る事でしょう。早く回復される事を祈念しております。
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