以前の記事でも書いたけれど、「偉大な身内の七光できらびやかなデビューが果たせたとしても、本人に実力が無ければ早晩消えて行ってしまう。」という厳しさが芸能界には在る。其の一方で「犯罪、特に薬物犯罪に手を染めた者が、一般社会では考えられない程容易く復帰出来てしまう甘い環境が在る。」のも、又、芸能界。そういった芸能界の甘さを語る時、其の例として一番に名前が挙がるで在ろう人物が「清水健太郎」。昨日、「覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕」というニュースが飛び込んで来たけれど、合計で6度目の逮捕(薬物関連容疑での逮捕は5度目)という事で、「又か。」という呆れる思いしか無い。
清水容疑者と言えば「失恋レストラン」(動画)で華々しく芸能界にデビューした直後に、歌番組「NTV紅白歌のベストテン」(動画)だったと記憶しているが、其の1コーナーで「デビュー前に女性を車で撥ね、死なせてしまった。」という過去を涙乍らに告白していた姿が印象に残っている。「封印していた過去」が週刊誌か何かに素っ破抜かれた為、止むを得ずに同番組で告白するに到ったのかもしれないが、今考えると「其の後の彼の度重なる犯罪歴を暗示する。」かの様な暗い過去だった。
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【清水健太郎容疑者の逮捕歴】
1回目の逮捕(1983年): 大麻取締法違反容疑。→起訴猶予。
2回目の逮捕(1986年): 大麻取締法違反容疑。→執行猶予4年。
3回目の逮捕(1994年): 大麻取締法違反及び覚醒剤取締法違反容疑。→懲役1年6ヶ月。
4回目の逮捕(2004年): 覚醒剤取締法違反容疑。→懲役2年4ヶ月。
5回目の逮捕(2008年): 轢き逃げ容疑。→懲役7ヶ月。
6回目の逮捕(2010年): 覚醒剤取締法違反容疑。
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3回目の逮捕で実刑を食らい、初めての(?)刑務所暮らしを送った清水容疑者。出所後のインタヴューでは「薬物使用で歯がボロボロになり、全て入れ歯になってしまった。」事を明らかにし、薬物使用の恐ろしさを訴えていた。しかし其の後に繰り返し薬物に手を染めたのだから、あの反省の弁は一体何だったのだろうか?
「海外では大麻使用を合法としている所も在るのだから、日本も大麻使用位で大騒ぎする事は無い。」といった様に、「大麻使用」を擁護する声が在る。此の手の「海外で認められているのだから、日本でも認めるべき。」みたいな論調、自分は非常に危うさを感じる。「海外で認められている事は全て正しい。」となってしまうと、極論すれば「為政者にとって不都合な人物は殺害しても構わない。」といった“北の国”の論理すらも正しい事になってしまうからだ。法律で厳然と禁じられた行為は、決して為してはならない。「ならぬ事はならぬものです」のスタンスで無いと、法治国家は其の根底から崩れ去ってしまうだろう。
軽い気持ちで大麻を使用し、やがてどんどん強い薬物に手を染めて行く。其の結果、朦朧状態となって他者を死傷させる事件を起こしたりもする。そういった事件を起こさない場合でも、違法薬物の売買で肥え太るのは暴力団という事を認識しなければいけない。
「人を撥ねて逃げてしまう。」のも、又、「薬物に何度も手を染めてしまう。」のも、結局は「清水容疑者の心が余りに弱過ぎる。」という点に尽きるのだと思う。そして、其の余りにも弱過ぎる心を強化出来ないのには、彼の復帰を容易く認めてしまう芸能界の甘さも大きく影響しているのではなかろうか。今回の逮捕で、再び刑務所暮らしを送る事になるで在ろう清水容疑者。出所後に、又、芸能界へ復帰出来てしまうのだろうか?もしそうならば、芸能界の甘さは相当な物だ。
清水容疑者と言えば「失恋レストラン」(動画)で華々しく芸能界にデビューした直後に、歌番組「NTV紅白歌のベストテン」(動画)だったと記憶しているが、其の1コーナーで「デビュー前に女性を車で撥ね、死なせてしまった。」という過去を涙乍らに告白していた姿が印象に残っている。「封印していた過去」が週刊誌か何かに素っ破抜かれた為、止むを得ずに同番組で告白するに到ったのかもしれないが、今考えると「其の後の彼の度重なる犯罪歴を暗示する。」かの様な暗い過去だった。
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【清水健太郎容疑者の逮捕歴】
1回目の逮捕(1983年): 大麻取締法違反容疑。→起訴猶予。
2回目の逮捕(1986年): 大麻取締法違反容疑。→執行猶予4年。
3回目の逮捕(1994年): 大麻取締法違反及び覚醒剤取締法違反容疑。→懲役1年6ヶ月。
4回目の逮捕(2004年): 覚醒剤取締法違反容疑。→懲役2年4ヶ月。
5回目の逮捕(2008年): 轢き逃げ容疑。→懲役7ヶ月。
6回目の逮捕(2010年): 覚醒剤取締法違反容疑。
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3回目の逮捕で実刑を食らい、初めての(?)刑務所暮らしを送った清水容疑者。出所後のインタヴューでは「薬物使用で歯がボロボロになり、全て入れ歯になってしまった。」事を明らかにし、薬物使用の恐ろしさを訴えていた。しかし其の後に繰り返し薬物に手を染めたのだから、あの反省の弁は一体何だったのだろうか?
「海外では大麻使用を合法としている所も在るのだから、日本も大麻使用位で大騒ぎする事は無い。」といった様に、「大麻使用」を擁護する声が在る。此の手の「海外で認められているのだから、日本でも認めるべき。」みたいな論調、自分は非常に危うさを感じる。「海外で認められている事は全て正しい。」となってしまうと、極論すれば「為政者にとって不都合な人物は殺害しても構わない。」といった“北の国”の論理すらも正しい事になってしまうからだ。法律で厳然と禁じられた行為は、決して為してはならない。「ならぬ事はならぬものです」のスタンスで無いと、法治国家は其の根底から崩れ去ってしまうだろう。
軽い気持ちで大麻を使用し、やがてどんどん強い薬物に手を染めて行く。其の結果、朦朧状態となって他者を死傷させる事件を起こしたりもする。そういった事件を起こさない場合でも、違法薬物の売買で肥え太るのは暴力団という事を認識しなければいけない。
「人を撥ねて逃げてしまう。」のも、又、「薬物に何度も手を染めてしまう。」のも、結局は「清水容疑者の心が余りに弱過ぎる。」という点に尽きるのだと思う。そして、其の余りにも弱過ぎる心を強化出来ないのには、彼の復帰を容易く認めてしまう芸能界の甘さも大きく影響しているのではなかろうか。今回の逮捕で、再び刑務所暮らしを送る事になるで在ろう清水容疑者。出所後に、又、芸能界へ復帰出来てしまうのだろうか?もしそうならば、芸能界の甘さは相当な物だ。
自身が犯した罪とはいえ、芸能人が薬物事件で逮捕されると、過去に矢張り薬物で逮捕された有名人の名前が一覧で出てしまうのは少々気の毒な気が。数回逮捕された様なケースには、同情の余地が無いけれど。
薬物関係では5度目の逮捕となる清水健太郎容疑者。嘗て新体操で人気を博した岡崎聡子元選手も矢張り5度逮捕されており、薬物関係で逮捕された有名人としては両者が並んで最多回数を記録しているとか。嬉しくない記録ですが。
これを見たとき
「甲子園出場かいな」と
ツッコんだ人多数?