３１年振りの快挙

昨夜行われた「バファローズｖｓ．マリーンズ」戦は「６対２」でバファローズが勝利し、３連覇を達成した。バファローズの選手達及びファンの方々、本当におめでとう！！！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊「１リーグ時代及びセ・パ両リーグで３連覇以上を達成したケース」

［１リーグ時代一覧］
①　１９３９年～１９４３年（５連覇）：ジャイアンツ

［セ・リーグ一覧］
①　１９５１年～１９５３年（３連覇）：ジャイアンツ
②　１９５５年～１９５９年（５連覇）：ジャイアンツ
③　１９６５年～１９７３年（９連覇）：ジャイアンツ
④　２００７年～２００９年（３連覇）：ジャイアンツ
⑤　２０１２年～２０１４年（３連覇）：ジャイアンツ
⑥　２０１６年～２０１８年（３連覇）：カープ

［パ・リーグ一覧］
①　１９５１年～１９５３年（３連覇）：ホークス
②　１９５６年～１９５８年（３連覇）：ライオンズ
③　１９６４年～１９６６年（３連覇）：ホークス
④　１９６７年～１９６９年（３連覇）：ブレーブス
⑤　１９７５年～１９７８年（４連覇）：ブレーブス
⑥　１９８５年～１９８８年（４連覇）：ライオンズ
⑦　１９９０年～１９９４年（５連覇）：ライオンズ
⑧　２０２１年～２０２３年（３連覇）：バファローズ
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パ・リーグに関して言えば、３連覇達成は１９９２年以来３１年振りの快挙。此処３年間の闘い振りを考えると、「来季、バファローズが４連覇を達成する可能性は高い。」という気がする。

一方、セ・リーグの場合だが、今季優勝したタイガースは圧倒的な強さを有していた。其れは間違い無い事だが、「他の５チームが弱かった、特にジャイアンツが弱過ぎた。」という面も在ったと思う。他の５チームの状況が“大幅に改善”されない限り、「来季以降、暫くはタイガースの天下が続く。」という可能性は結構在りそうだ。

ジャイアンツの場合、“チーム状況の大幅の改善”は「原辰徳監督の辞任、ジャイアンツＯＢ以外の人物の監督就任。そして、原氏が“終身名誉監督”等の形でチーム内に影響力を残さない。」事が必須だ。詰まり、「“原野球”を完全に捨て去り、一から新しくチーム作りをしないと駄目。」だと思う。

「２０２０年のジャイアンツはリーグ優勝を果たしたものの、日本シリーズでホークスに１つも勝てず、４連敗した。」、「２０２１年のジャイアンツは『借金１』の３位に終わり、ＣＳのファイナル・ステージではスワローズに１つも勝てなかった。」、「２０２２年のジャイアンツは『借金４』の４位、Ｂクラスに沈んだ。」、そして「２０２３年のジャイアンツは昨夜の試合終了時点で『貯金零』の４位で、３位のベイスターズとのゲーム差（３．５ゲーム差）を考えると、２年連続でＢクラスに沈む事が濃厚。」というのが、今季を含んだ４年間のジャイアンツの状況。（過去の記事では「２０２０年＆２０２１年共に、ＣＳのファイナル・ステージで全敗。」と記して来たが、“最後の闘いで全敗”なのは間違い無いものの、正確では無かった。申し訳無い！）要するに、４年間連続で“不様な結果”を残した訳だ。“真面な監督”なら、今季限りで辞任する状況。

況してや原監督の場合は他者に対し、「侍だ何だと“潔さ”、そして“個人を捨ててチームを最優先する事”を強い続けて来た御仁。」なのだから、４年間の不様な結果を考えると、恥ずかしくて留任するなんて決断は出来ない筈。でも、漏れ伝わって来る報道では、「原監督自身辞任する気なんか全く無く、来季に向けて動いている。」とか。事実ならば、過去３年間同様、“部下”を人身御供にする事で監督の座に居座るという事なのだろうか？

昨年オフ、原監督の留任が発表された際、フロントから「原監督の『此の儘じゃあ悔しくて終われない。』という強い思いを尊重した。」みたいな説明が在ったと記憶している。「３年連続で不様な結果を残したのに、“個人の感情”を最優先させて留任って、ファンの事を全く無視しているんだな。と言うか、原監督を辞任させたら、フロントも責任を取らなければいけなくなるので、留任という選択をしたのだろう。此れじゃあジャイアンツはファンの物では無く、原監督及びフロントの“私利私欲を満たす為だけの道具”に過ぎないではないか！」と強い怒りを覚え、「原辰徳氏がジャイアンツの監督を続けている限り、ジャイアンツ・ファンを辞める。」という決断をした経緯が在る。なので、若し原監督が留任したら、来季もカープを応援する。そして、原監督の留任によって、タイガースの連覇の可能性は非常に高まる事だろう。