懐メロ番組を見ていたら、菅原都々子さんが出ておられた。今年で94歳になられる彼女の事を、若い人達は恐らく知らないだろう。「月がとっても青いから」【動画】等で知られる大歌手だが、ヴィブラートを強烈に効かせた歌い方は、大昔、良く物真似された物。一声聞けば、「菅原さんだ!」と判る歌声だった。
歌手で言えば、「男と女のお話」【動画】等で知られる日吉ミミさんや、「有楽町で逢いましょう」【動画】等で知られるフランク永井氏も、唯一無二的な歌声。日吉さんは“歯を食い縛った様な歌声”が強烈だったし、フランク氏の“心に沁み渡る低音の歌声”は今でも忘れられない。
歌手以外では、15年前の記事「脇役」の中で触れた女優&声優の曽我町子さん【動画】、8年前の記事「“個性的な声”の持ち主が又1人・・・」の中で触れた声優の内海賢二氏【動画】や俳優&声優の納谷悟朗氏【動画】、俳優の細川俊之氏【声】といった人々が“非常に個性的な声”の持ち主。他にも俳優&声優の小池朝雄氏【声】や森山周一郎氏【動画】等、今でも忘れられない“非常に個性的な声”は在る。
今でも“非常に個性的な声”というのが、有名人の中に存在しない訳では無い。女優の賀来千香子さん【動画】や俳優&声優の石丸謙二郎氏【動画】なんぞは、“非常に個性的な声”だと思う。でも、上記した人達と比べると、正直インパクトが薄い気も・・・。