銀幕大帝α

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ブルーノ

2010年09月05日 02時24分51秒 | 洋画コメディ
BRUNO/09年/米/80分/劇場公開
監督:ラリー・チャールズ
出演:サシャ・バロン・コーエン、グスタフ・ハマーステン

<ストーリー>
“ボラット”と並ぶコーエンの人気キャラクターであるゲイのオーストリア人ファッションレポーター“ブルーノ”が、ハリウッドでセレブになるため大暴走する。
<感想>
いかにしてゲイがハリウッドで大物になれるか。

ドキュメンタリーなんや、これ。
そんな風に感じさせない作り。
見せ方が上手いのかグイグイと引き込まれた。

でもやっている事は無茶苦茶やけどね(笑)。

ゲイの交尾から始まり、

ゲイのポコチン回転PV

ゲイの仮想尺八、ぶっかけザーメン、目がイテテ・・・

を挟んで

ゲイのディープキスで終わる。

どんな映画やねん!
そんな映画なんです。

この笑いに付いてこられるか。
途中で観るのを止めるか止めないかは人によりけり。
ぶっちゃけ、私は・・・

ハマッちまったコンチクショウ。

“ブルーノ”というゲイ能人キャラも笑えるが、社会をとことん風刺したブラックなユーモア大全集が実に可笑しい。
これは“ブルーノ”という変キャラが真面目に皮肉った事に面白味があるのであって、普通の男が普通に皮肉ってもちっとも面白くないんだよ。

変人が真面目に不真面目を実行する

良い意味でイッちゃってるから私的には全てが許容範囲に収まっている。
人によっては“ブルーノ”は愛すべきキャラとして目に映る。
だから幾ら下品でバカで最低でも笑って許せちゃうんだよな。

ラストでのチャリティーソングシーンでの面子の凄さが全て。
サシャ・バロン・コーエンという男を理解していなかったらこれだけの大物アーティストは集まらんって。

以上が私の解釈であるが、殆どの人が観たら親指下に向けるであろうから、興味本位で借りない方が良いと思うので、後は自己責任でお願いします(爆)。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★
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ザ・リグ ~深海からの覚醒~

2010年09月05日 01時34分10秒 | 洋画ホラー
THE RIG/10年/米/90分/劇場未公開
監督:ピーター・アテンチオ
出演:ウィリアム・フォーサイス、ステイシー・ヒネン、セーラ・ディレイン

<ストーリー>
謎の生命体に襲撃された海底油田採掘基地に、急激に発展したハリケーンが襲いかかる。
<感想>
や、これは中々の拾い物かも。

B級感しっかりと滲み出ている割には、スプラッターな描写も程良く、未知なる生命体による神出鬼没な襲撃シーンにはビクッとさせられる事多々あり。

誰が生き残るかなんて端から分かってはいたが、まぁそこはB級ですから。
しかし流石にあの男は死んだと思ってたのに、まさかの生存でビックリしたけれど、それ以上に殆ど話に絡んでいなかった2人の男が、最後で美味しい所総取りにはもっとビックリしたわ^^;

結局あの生命体は何だったのかね。
知りたいけれど敢えてそこはノータッチ。
とりあえず作業員は容赦なく殺しとけ、みたいないい加減さが逆に話を面白くしてはいるけれど、ちょこちょこと気になる部分があるんだよなぁ。
何で生命体の血液は発火するって直ぐに分かったんやろ?

どうでもよくないけれど、何故かその内どうでもよくしてしまう強引さが微妙に好きだったり。

オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★☆
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処刑人II

2010年09月05日 01時01分20秒 | 洋画アクション
THE BOONDOCK SAINTS II: ALL SAINTS DAY/09年/米/117分/劇場公開
監督:トロイ・ダフィー
出演:ショーン・パトリック・フラナリー、ノーマン・リーダス、クリフトン・コリンズ・Jr、ジュリー・ベンツ

<ストーリー>
知人の神父が殺されたと知ったマクマナス兄弟が、悪党退治のためボストンへと舞い戻る。
<感想>
もうねこれは『処刑人』を愛した者のみに作られた続編ですよ。

10年前のキャストがそのまま年取って再度総出演してますから。

1作目観てねぇと分かんねぇよネタぎっしり。
だから逆に1作目をこよなく愛した人にはたまんねぇ作品なんだわ。

10年前の内容を忘れているようで忘れていなかった私。
だから至る所でニヤニヤしちゃった。

ラストでのある大物俳優サプライズ登場には自然と口元緩むっしょ。
てか、生きてたのかよ!みたいな(笑)

1作目と変わらず、真面目なようで実はかなりふざけたドンパチ映画。

女特別捜査官が男の尻を引っ叩く所は面白過ぎて噴き出してしまったし、その女特別捜査官がでっち上げのプロファイリングでマフィア同士撃ちを再現する所ではちょっと彼女が色っぽく見えたり何かりして、色々と細かい部分でツボつくよね~。

終盤でのノアを交えたマクマナス親子による壮絶な撃ち合いの果てなんてちょっと泣けたもん、俺。

終わり方からして勿論あるでしょ、3作目。
さて何時出来る?
10年後に遭いましょうは勘弁やぞ。

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:『処刑人』(第1作)

評価:★★★
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