銀幕大帝α

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べルベット・アサシン

2010年09月19日 17時18分50秒 | 洋画アクション
KIROT/09年/イスラエル・仏・米/104分/劇場未公開
監督:ダニー・ラーナー
出演:オルガ・キュリレンコ、ニネット・タイブ、ゾハール・シュトラウス

<ストーリー>
闇の組織から抜けたい女ヒットマンが、夫のDVに苦しむ女性と出会い、彼女を連れて逃亡する。
<感想>
娼婦が殺し屋になる過程や、何故にそんなに隣人女性を助けたがるのか、その辺の描写が薄いよね。

彼女なんかほっといて飛行機乗ってれば・・・て思っちゃう程、2人の女性の結び付きが良く分かんない。

それでも常にしかめっ面のオルガ・キュリレンコに可愛さを感じてしまったのですが。
何気にヌードシーンがあったり(一瞬だけなのが残念)、2人の女性がベッドで寄り添うシーンがあったりと、違う所でドキドキしましたけれど、終盤のバス内での銃撃戦では迫力と緊張感があり中々のものでした。

只、無駄なシーンが多くて、もう少し簡潔に描いていれば少しは良くなったかも。
電話のシーンとか正直いらんもん。

キャラ作りにも一工夫欲しかったですね。

感情的なものとか心の痛みなんかが余り伝わってこなかったので、2人の女性に魅力を感じなかったです。
あくまでもキャラクターとしてですけどね。

でもまぁ、何気に借りた作品だっただけに、普通には楽しめたかな。

評価:★★☆
10/09/19DVD鑑賞
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レンタル開始日:2010-08-20

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パリより愛をこめて

2010年09月19日 16時46分37秒 | 洋画アクション
FROM PARIS WITH LOVE/10年/仏/95分/劇場公開
監督:ピエール・モレル
出演:ジョン・トラヴォルタ、ジョナサン・リス・マイヤーズ、カシア・スムートニアック

<ストーリー>
CIAエージェントの見習いと問答無用で銃をぶっ放すベテランが組み、暗殺テロ計画に加担する裏切り者を捜す。
<感想>
ベッソンらしい安っぽいストーリーながらもかなり面白かったです!!

『96時間』のベッソン&モレル監督コンビによる痛快なアクション映画ですね。
あっちは宣伝効果もあり知名度は高かったように思いますが、こっちは地味に公開されたのかな?
事実、レンタル開始されるまで私、知らなかったですし^^;

なりふり構わず銃をぶっ放すハゲ・・・失礼、トラヴォルタが無茶苦茶カッコ良かった。
一見、後先考えずに行動しているように見えるが、実はそうではない。
全て計算済みというのが何ともイカス。
一切被弾しない無敵のハゲ・・・失礼トラヴォルタの半端無い強さにかなり胸躍らされました。

シーンでは、螺旋階段上からハゲ・・・失礼トラちゃんが片付けた悪党がドッスンドッスンと落ちてくるのが演出的に面白くて印象に残りましたね。

ド派手な銃撃戦あり、フルスピードでのカー・チェイスありと、アクションシーンがこれでもかと矢継ぎ早にやってくるので凄く堪能出来ました。

フィアンセを失ったのに全く悲壮感がないエンディングはなんともベッソンらしい(笑)。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★☆
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コメント (14)
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フェーズ6

2010年09月19日 16時09分41秒 | 洋画サスペンス
CARRIERS/09年/米/85分/劇場公開
監督:アレックス・パストール、ダビ・パストール
出演:クリス・パイン、ルー・テイラー・プッチ、パイパー・ペラーボ、エミリー・ヴァンキャンプ

<感想>
感染者との接触を避けるため海岸を目指す生存者の男女4人。だが仲間の一人が感染してしまい、苦渋の選択を迫られる。
<感想>
冒頭、ロードウォリアーの車がサーフボードを乗せて疾走している。
車内では若い男女4人がはしゃいでいる。

まるで何処かに旅行しているかの様な呑気な風景なんだが・・・。

実はもう感染パンデミックは始まっているという現実が進行中だった!!

という前振りも何も無い驚きのオープニングからグイグイ引き込まれていきました。

感染したら“何か”に変わるという映画ではないです。
感染者と同じ車に乗っている事で常に恐怖さらされる人たちの苦悩と決断、そして愛する者との別れと悲劇を描いた作品となっています。

憐みを持たず、感染者は見捨てる

ルールに従い、何人もの人たちが無情にも車外に放り出され、置き去りにされていく。
例えそれが恋人だとしても。

見捨てられし者がその後全く出て来ないというのは、後味の悪さを大きくしていて、後々尾を引くような嫌な感じを抱かせる効果を齎している。
私的には好きな演出方法ですね。
下手に再登場させるより、バサッと切り捨てられた方が色んな事を考えさせられますから。
その後あの親子や、女性はどうなったんだろうという思いが物語が進んでいても頭をよぎっていきますしね。

旅の果てにあるのは希望か絶望か。

「ひとりぼっちになってしまった」

というセリフにある様に、この映画の終わりには希望の光は射し込んでこなかった。
絶望を確信させられる切ないエンディングに重なるが如く、旅先で起きた負の出来事を再び思い浮かべ、なんとも心が痛くなりました。

重度の感染者であった幼き少女と、発病直後の恋人女性の見捨てられた時のあの表情が忘れられないです。
2人ともキュートだっただけに尚更。。。

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★☆
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コメント (12)
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