FEAR ITSELF/08年/米/各話約40分/ホラー/TVM
監督:
◆メアリー・ハロン
過去監督作:『アメリカン・サイコ』
◆ラリー・フェセンデン
◆エドゥアルド・・ロドリゲス
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出演:
◆ブランドン・ラウス
◆シリ・アップルビー
◆ダグ・ジョーンズ
◆ゴードン・トゥートゥーシス
<ストーリー>
郊外に引っ越して来た若夫婦が体験する恐怖を描く「コミュニティ」、山で遭難し行方不明だった牧場主が突然帰って来る「生還」、小説が現実になる恐怖を描く「サークル」を収録。
<感想>
著名なホラー監督が集った1話完結のホラー作品。
第6弾であり最終巻。
第1話目『コミュニティ』
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監督は『アメリカン・サイコ』のメアリー・ハロン。
どうしても子供が欲しい妻の提案で、今住んでいるアパートよりも広い一軒家を格安ローンで購入した夫婦。
初めこそはご近所さんと仲良くなりながら楽しく暮らしていたが、ある日、自分達の生活姿がTVに映っている事を観てしまい、また入居してから6ヶ月以内に妻が妊娠しないと全財産が没収されてしまうという契約内容を知らされる。
集落全体に決められたルールみたいなものがあり、常に全入居者は監視カメラで生活態度を監視されています。
この異様な事態にいち早く気付いた夫は、何とかこの集落から逃げ出そうと策を練るのですが・・・。
やたらと子供を欲しがる妻の我がまま、勝手気ままな性格にはかなりイラッとさせられます。
入居に関してのとんでもない契約内容を後で知っても
「ここからは出たなくない!」
と駄々をこねる有様。
普通嫌だろ、そんな所。
最後も話が唐突過ぎて意味が分かりません。
妻と友人は何故にいきなり性格が変わっちゃってたの?
誰かに洗脳された?
そういった描写なんて何もありませんでしたが。
強引にバッドエンドに持ち込んだラストだけが超不満な作品でした。
夫役の俳優さんがイケメン。
第2話目『生還』
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監督は『ステイク・ランド 戦いの旅路』等で製作を担当しているラリー・フェセンデン。
雪山で遭難し、10日ぶりに自力で下山し生還した男。
だが、彼はそれまでの面影はなく、容態を心配する家族達に突然襲い掛かる。
原住民の話によると、男が遭難した山には悪霊が棲んでおり、彼はそれに取り憑かれたという事らしい。
人肉に異様な程の執着を持ち、何時か家族の誰かの肉を食う事を狙っています。
そして遂には男は弟を殺し、その死体を使って妻に料理するよう命令するのでした。
それなりに不気味なモンスター系ホラーになっています。
生還後の男の容姿がいかにも化け物っぽく、この辺は上手く作っているなと思いました。
男を油断される為に、自ら人肉スープを口に入れる奥さんの強気な姿勢に拍手。
第3話目『サークル』
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監督はエドゥアルド・・ロドリゲス。
呪いの書籍を受け取ってしまった事で、別荘に集まった作家と仲間達が漆黒の闇に襲われ、次々とモンスターと化していく。
ヴァンパイアものです。
特殊効果が良い感じに効いていて、しっかりとホラー映画になっている所は評価してあげたい。
呪いによって永遠に抜け出せないサークル地獄をこの後も味わうというオチも面白い。
長くリリースされ続けてきた「フィアー・イットセルフ」シリーズもようやく終わりました。
短編ってやっぱり作るのが難しいのでしょうか。
どうにもパッとしない中途半端な出来の作品が多かったように思います。
担当した監督は皆、ホラー界では有名な方ばかりなのに。
それと全作を吹き替えで観ていて分かったのですが、これ、同じ声優さんばかり使っていますよね^^;
作品が低予算なら、吹き替えも低予算で済まそうという魂胆でしょうか(笑)。
関連作:
『フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF :二人の男/Xデイ』
『フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF :マンイーター/疑惑』
『フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF :交霊/メモリー』
『フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF :サクリファイス/獣医』
『フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF :声/ドッペルゲンガー』
『フィアー・イットセルフ :コミュニティ/生還/サークル』
評価:
『コミュニティ』★★
『生還』★★☆
『サークル』★★☆
12/01/07DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2012-01-07
メーカー:エクリプス
監督:
◆メアリー・ハロン
過去監督作:『アメリカン・サイコ』
◆ラリー・フェセンデン
◆エドゥアルド・・ロドリゲス
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出演:
◆ブランドン・ラウス
◆シリ・アップルビー
◆ダグ・ジョーンズ
◆ゴードン・トゥートゥーシス
<ストーリー>
郊外に引っ越して来た若夫婦が体験する恐怖を描く「コミュニティ」、山で遭難し行方不明だった牧場主が突然帰って来る「生還」、小説が現実になる恐怖を描く「サークル」を収録。
<感想>
著名なホラー監督が集った1話完結のホラー作品。
第6弾であり最終巻。
第1話目『コミュニティ』
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監督は『アメリカン・サイコ』のメアリー・ハロン。
どうしても子供が欲しい妻の提案で、今住んでいるアパートよりも広い一軒家を格安ローンで購入した夫婦。
初めこそはご近所さんと仲良くなりながら楽しく暮らしていたが、ある日、自分達の生活姿がTVに映っている事を観てしまい、また入居してから6ヶ月以内に妻が妊娠しないと全財産が没収されてしまうという契約内容を知らされる。
集落全体に決められたルールみたいなものがあり、常に全入居者は監視カメラで生活態度を監視されています。
この異様な事態にいち早く気付いた夫は、何とかこの集落から逃げ出そうと策を練るのですが・・・。
やたらと子供を欲しがる妻の我がまま、勝手気ままな性格にはかなりイラッとさせられます。
入居に関してのとんでもない契約内容を後で知っても
「ここからは出たなくない!」
と駄々をこねる有様。
普通嫌だろ、そんな所。
最後も話が唐突過ぎて意味が分かりません。
妻と友人は何故にいきなり性格が変わっちゃってたの?
誰かに洗脳された?
そういった描写なんて何もありませんでしたが。
強引にバッドエンドに持ち込んだラストだけが超不満な作品でした。
夫役の俳優さんがイケメン。
第2話目『生還』
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監督は『ステイク・ランド 戦いの旅路』等で製作を担当しているラリー・フェセンデン。
雪山で遭難し、10日ぶりに自力で下山し生還した男。
だが、彼はそれまでの面影はなく、容態を心配する家族達に突然襲い掛かる。
原住民の話によると、男が遭難した山には悪霊が棲んでおり、彼はそれに取り憑かれたという事らしい。
人肉に異様な程の執着を持ち、何時か家族の誰かの肉を食う事を狙っています。
そして遂には男は弟を殺し、その死体を使って妻に料理するよう命令するのでした。
それなりに不気味なモンスター系ホラーになっています。
生還後の男の容姿がいかにも化け物っぽく、この辺は上手く作っているなと思いました。
男を油断される為に、自ら人肉スープを口に入れる奥さんの強気な姿勢に拍手。
第3話目『サークル』
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監督はエドゥアルド・・ロドリゲス。
呪いの書籍を受け取ってしまった事で、別荘に集まった作家と仲間達が漆黒の闇に襲われ、次々とモンスターと化していく。
ヴァンパイアものです。
特殊効果が良い感じに効いていて、しっかりとホラー映画になっている所は評価してあげたい。
呪いによって永遠に抜け出せないサークル地獄をこの後も味わうというオチも面白い。
長くリリースされ続けてきた「フィアー・イットセルフ」シリーズもようやく終わりました。
短編ってやっぱり作るのが難しいのでしょうか。
どうにもパッとしない中途半端な出来の作品が多かったように思います。
担当した監督は皆、ホラー界では有名な方ばかりなのに。
それと全作を吹き替えで観ていて分かったのですが、これ、同じ声優さんばかり使っていますよね^^;
作品が低予算なら、吹き替えも低予算で済まそうという魂胆でしょうか(笑)。
関連作:
『フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF :二人の男/Xデイ』
『フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF :マンイーター/疑惑』
『フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF :交霊/メモリー』
『フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF :サクリファイス/獣医』
『フィアー・イットセルフ FEAR ITSELF :声/ドッペルゲンガー』
『フィアー・イットセルフ :コミュニティ/生還/サークル』
評価:
『コミュニティ』★★
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『生還』★★☆
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『サークル』★★☆
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12/01/07DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2012-01-07
メーカー:エクリプス