銀幕大帝α

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ブラッディ・スクール

2013年02月06日 22時12分17秒 | 洋画ホラー
-感想-

ジョセフ・カーン監督が作った作品と云えば過去には『トルク』しかない。
確かバイクアクションだったような気がする。
全く覚えてないわ。

日本での一般的な認知度は低い監督だが、実はAKBファンにとってはそこそこに認知されている。
それは何故かと言うと『ギンガムチェック』のPVを作った人だから。

で、この監督の2作目となる本作は一体どんなものなんだろうってちょっと興味本位で借りて観てみたのだが・・・。
『ギンガムチェック』のPVも訳が分からない内容だったが、こちらも訳が分からなかった^^;

邦題やジャケ写、及びあらすじを読んだ限りではティーンホラー(例えば『スクリーム』とか『ラストサマー』辺り)を連想させるが、中身はかなりぶっ飛んだコメディホラー。
一見ポップな感じの作り(オープニングでのスタッフ紹介はお洒落仕様)ではあるが、まぁ展開は奇抜というかグダグダというか、半ば不真面目に作ったとしか思えない無茶苦茶加減。

突然、俺はハエの遺伝子を持っていると言い放ち、口から真っ白な胃液を撒き散らす悪ガキが暴れまくったり、熊の置物がタイムマシンになり急にタイムワープな話になったりと随所に現れる「なんじゃこりゃ」な展開が目白押し。

もう全くついていけません。

話の軸は「殺人鬼は誰なのか」というオーソドックスなものなのに、周りを訳の分からない描写で固めている為にどう解釈すれば良いのかチンプンカンプン。

正に呆気に取られるとはこの事。
90分間、苦笑いしか出てこなかった。

けったいな作品ではあるが、人が殺されるシーン、即ちグロ描写は中々の出来。
首が吹っ飛んだり、人体が爆発したり、下半身が切断されたりとグログロてんこ盛り。
スラッシャーとしての面白さは成り立っているが、学園ホラーとしては丸で面白くないというかなり困った作品。
因みに本編中、出演者が口から汚物を吐き出すシーン、俗に言うゲロ吐きシーンがかなり多いので嫌悪感も生まれてきます。

相当なキワモノ映画を好む人にしか受け入れられないグロゲロアワー。

評価:★☆
13/02/05DVD鑑賞(準新作)

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レンタル開始日:2012-09-05
メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

DETENTION
2011年
アメリカ
93分
ホラー
劇場未公開





監督:ジョセフ・カーン
脚本:ジョセフ・カーン
出演:
ジョシュ・ハッチャーソン『ハンガー・ゲーム』
シャンリー・キャズウェル
スペンサー・ロック『バイオハザード IV アフターライフ』
デイン・クック『噂のアゲメンに恋をした!』

<ストーリー>
高校最後のプロムで沸き立つグリズリー高校で突如連続殺人事件が発生。ホラー映画から飛び出した“シンデレラ”が高校生の肉体を次々と餌食にし、学園を血の海に染めていく。



オフィシャル・サイト(日本語)

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