INSIDIOUS: CHAPTER 2
2013年
アメリカ
106分
ホラー
劇場公開(2014/01/10)
監督:
ジェームズ・ワン
『死霊館』
製作:
オーレン・ペリ
キャラクター創造:
リー・ワネル
原案:
ジェームズ・ワン
リー・ワネル
脚本:
リー・ワネル
出演:
パトリック・ウィルソン:ジョシュ・ランバート
ローズ・バーン:ルネ・ランバート
タイ・シンプキンス:ダルトン・ランバート
リン・シェイ:エリーズ・レイニア
リー・ワネル:スペックス
アンガス・サンプソン:タッカー
バーバラ・ハーシー:ロレイン・ランバート
<ストーリー>
前作で危機を脱したかに見えたランバート一家。しかし、息子を救うために霊界へ向かった父親・ジョシュは、そこから招かざる“何か”を連れ帰ってしまう。
-感想-
2013年
アメリカ
106分
ホラー
劇場公開(2014/01/10)
監督:
ジェームズ・ワン
『死霊館』
製作:
オーレン・ペリ
キャラクター創造:
リー・ワネル
原案:
ジェームズ・ワン
リー・ワネル
脚本:
リー・ワネル
出演:
パトリック・ウィルソン:ジョシュ・ランバート
ローズ・バーン:ルネ・ランバート
タイ・シンプキンス:ダルトン・ランバート
リン・シェイ:エリーズ・レイニア
リー・ワネル:スペックス
アンガス・サンプソン:タッカー
バーバラ・ハーシー:ロレイン・ランバート
<ストーリー>
前作で危機を脱したかに見えたランバート一家。しかし、息子を救うために霊界へ向かった父親・ジョシュは、そこから招かざる“何か”を連れ帰ってしまう。
-感想-
1作目のレヴューでは思い切り酷評しまくった私だが、この2作目はすこぶる面白かった。
全然期待していなかっただけに、恐怖の悲鳴は上げなかったが、嬉しい悲鳴は上げてしまった。
相変わらず全く怖くもなんともない映像が続くのだが、やけにストーリーが良い。
これは同監督が作った『死霊館』の物語の面白さに相通じるものがある。
前作は霊界から息子を連れ戻す話だったが、今回は親父を霊界から連れ戻そうとする話。
現実世界と霊界、更に過去の世界と、目まぐるしく時空を交差させ、何故に親父に悪魔が取り憑いてしまったのかを、上手く視聴者にも謎解きをさせるかのように見せる演出の工夫さが出ていた故に本作がこれ程までに面白くなったんじゃないかと、そう私は結論に達した。
また本作に出てくる男女の霊媒師が物凄く好感が持てる人達で、この二人ならどうにかして家族を窮地から脱してくれるのではないかという安心感も与えてくれる。
これは先に書いた『死霊館』でも感じた気持ちと同じだ。
頼りなさげなアシスタントである男2人の頓珍漢な行動も一時の安らぎと笑いを提供してくれて良い。
今回は前作に登場したヘンテコな幽霊も現れず、その辺のビジュアル面に対しても数段良くなっている点は高く評価したい。
一見すると複雑に成りがちな展開の構成だが、話が進むにつれてきちんと整理され、誰でも理解と納得のいく纏められたラストへと落ち着く所も脚本の完成度の高さを伺わされた。
勝手に鳴り出すピアノも伏線としてきちんと成り立っている部分も見事。
あっと書き忘れそうになったが、父ちゃんが元に戻るも、母ちゃんがまだ疑いの心を捨てきれず、怯えた目をしたまま中々抱きつこうとしないあの間の取り方も良い。
視聴者も同様に疑心暗鬼な気持ちにさせる、本当に元に戻ったのか?と思わせる意味では上手い演出だと思う。
当然、前作を観ていないと面白さ半減のこの2作目だが、作品としての出来の良し悪しは(個人的にだが)天と地との差があり、家族の愛を確かめるという意味での父親救出劇とその顛末、及び温かい形で家族が再会し全てが終わるというあらすじに私は大きな感動を抱きました。
うん、好みな作品になっていて満足だ。
エンディングでは霊現象に悩む別の一家に臨む場面で終わるのだが
「なんてことなの・・・」
の一言で終幕しちゃって、そこからが観たいやんけ!と思わせる演出が憎い(笑)
評価:★★★☆
14/06/12DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2014-06-04
メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)
関連作:
『インシディアス(2010)』(第1作)
『インシディアス 第2章(2013)』(第2作)
『インシディアス 序章(2015)』(第3作)
『インシディアス 最後の鍵』(第4作)