Bloody Muscle Builde To Hell
2009年
日本
62分
ホラー
劇場未公開
監督:
深沢真一
脚本:
深沢真一
出演:
深沢真一
野坂麻子
甲斐雅啓
あき
Tama
マイ
<ストーリー>
古い写真に写り込んだ不気味な顔。調査のため廃屋を訪れた一行を襲う怪現象の数々! やがて霊能力者の秘められたパワーが忌まわしい過去の怨念を呼び覚まし、血みどろの地獄と化した屋敷で、ゾンビバトルが繰り広げられる。
-感想-
2009年
日本
62分
ホラー
劇場未公開
監督:
深沢真一
脚本:
深沢真一
出演:
深沢真一
野坂麻子
甲斐雅啓
あき
Tama
マイ
<ストーリー>
古い写真に写り込んだ不気味な顔。調査のため廃屋を訪れた一行を襲う怪現象の数々! やがて霊能力者の秘められたパワーが忌まわしい過去の怨念を呼び覚まし、血みどろの地獄と化した屋敷で、ゾンビバトルが繰り広げられる。
-感想-
やっぱり男はマッスルだな!
凄く観たかったんですよ、これ。
というのも、監督さんのブログを「にほんブログ村」を通じてちょこちょこ拝見してまして、企画から完成まで15年掛かったとか、販売までに2年も掛かったとか、そういう苦労話を目にしてたので、私も専門学校で映画を作っていたという過去を持つ者としては何か相通じるものを(勝手に笑)感じてましたし、先に購入された方の評判をコメント欄等で読むと評価上々の様で、観たいなぁ、観たいなぁとずっと思っておりました。
だったら買えよ!
いや、ほんまその通りなんですが、何処で購入しようかなぁと迷ってたら今頃になっちゃいまして^^;
そしたら、なんと、ツタヤさんでレンタルされてるじゃないですかっ!
私、宅配レンタル利用しているんですが、直ぐに予約ボタンをポチッと押しましたよ。
んで、昨日家に届き、夜に早速鑑賞致しました。
一言で感想を表すと「映画愛に包まれた作品」ですかね。
ベースにされたのは『死霊のはらわた』なんだろうと思うのですが、流石にあれ程のグチャドロホラーでは無いですけど、かなりの血糊を使われていて、良い塩梅のスプラッターぶりになっていたのではないでしょうか。
低予算故に霊媒師が首チョンされた後のダミーバレバレな所とか微笑ましい部分も多々ありましたけれど、一つの作品として観る分には何ら違和感ありません。
監督の演出に力強さを感じるので、悪い感想を持つ事も無く、すんなりと物語の世界に引き込まれてしまいます。
これ、決してお世辞で言っている訳ではありませんよ。
本当に一つ一つ愛を込めて(クレイアニメを使用した場面もそうですけど)丁寧に作ってらっしゃるなぁと私は度々感心させながら最後まで夢中に観てしまいました。
60分の尺ながらも起承転結は守ってらっしゃるし、ゴアホラーでありながらもちょっぴりユーモアが入っている所も好き。
まさか、あのヘアスプレーが後半で役立つとは思いもしませんでしたわw
単なるナルシスト&筋肉バカ主人公ではなかったんですね(笑)
マッスルビルダーという題名に偽りなく、きちんとマッスル道具を使ってゾンビと戦うシーンになるのは面白かったんだけど、落ち着く所はやっぱりショットガンなんだなぁと、その辺は変にニヤニヤしちゃいましたけども(笑)
飛び道具に勝るものはないんでしょうかねw
今時の高性能な機材ではなく、90年代当時の機材を使って撮影されてるので、画質は荒く古いですけど、面白ければそんなの関係ないと思います。
少人数、低予算、自主制作、そして自主販売。
本作が世に出るまでどれだけ長い道のりだった事でしょう。
でもこうして、最終的には大手DVDレンタル店ツタヤにも置いて頂けたのですから、監督さんも嬉しさで一杯でしょうね。
羨ましいですよ。
ホラー好きな方はもし、店頭で目にしたら手に取って借りられてみてはいかがでしょうか。
完成度はかなり高いです。
そして、作品には監督さんの映画制作に対する情熱と愛の結晶がぎっしり詰まっていて、映像からは何処か古き良きスプラッターホラーとしての懐かしい匂いを感じさせてくれます。
特典映像にあった監督さんのインタヴューも必聴ですよ。
色んな裏話が聴けた事により作品に対する好感度も更に上がりましたし、監督さんに対しても大きな好感が持てました。
次回作も思案中との事なので、楽しみにしたいと思います。
監督さん、資金面など色々大変な部分もあるでしょうけども頑張って下さい!
応援してます!
後、またこっそりブログ拝見させて貰います(笑)
↓監督さんのブログです
「地獄のゾンビ劇場」
評価:★★★☆
14/06/04DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2014-05-23
メーカー:WHDジャパン